わりとこうアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった    「宇多田ファンによるアムログ」と同じ

2022年ステージログ(8月〜10月) 

2022年のステージログ。多いので簡単にメモを書いておく。

8/20 アナと雪の女王

母と妹を地元から召喚して観劇。岡本・町島姉妹。

8/31 NiziU Light it Up @代々木第一体育館

初のNiziUちゃんライブツアー。自分的初日。 テレビなどで見てはいたけど、メンバーたちのスキルの高さを改めて生で浴びることができて楽しかった。個人的にはうちわやペンラを振るタイプのアイドルライブに行くこと自体が初めてだったので、そういう独特な雰囲気も含めて楽しかった。

9/1 Perfume PLASMA@日本ガイシホール

手作り感のあるライブ?とはいいつつ、十分ハイテクでした。特にこのツアーならではの新しさというのは個人的には感じられなかったのだが、作り込まれた世界観・没入感はさすがのPerfume先輩。前日見たNiziUちゃんにもちょっと見習ってほしい(笑)などと思いつつ楽しかったです。

ちなみに8/31NiziUちゃんと9/1 Perfumeさんのライブの感想については併せてPodcastでまとめてます!お時間あればどうぞ。

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9/27 劇団四季バケモノの子 @ 四季劇場 秋

初バケモノ!美術・衣装・舞台装置が、さすがの四季スタッフさんたちのお仕事という感じでクオリティ高かった。

笠松さんの一郎丸、ちび二郎丸がよかったなあ。

9/29 宝塚 グレートギャツビー @ 東京宝塚劇場

月城さん美しい…

ついつい四季と比べちゃう四季オタクが初ヅカの感想を語るPodcastもつくりました 

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10/22 アナ雪

さすがに通いすぎてコメントもネタ切れです。岡本エルサは何度見てもいいです。

10/27 Bruno Mars @ 東京ドーム

本人はもちろんだけど、バックダンサーズたちが素敵だった。セットや演出はあくまでシンプルだったけど、やっぱり演者と音が充分すぎるくらいにパワフルだったので満腹です

2022ステージログ6月~7月+魔女を巡るミュージカルについて

6/14 アナと雪の女王

三井エルサ×町島アナの日。

町島アナの演技のトーンが変わったとTLで好評だったので楽しみに観に行ったけど、たしかに良い意味で変わっていた!

6/18 ノートルダムの鐘@KAAT

この作品、他の四季作品のような明るさがほぼなく深く心に楔を打ち込んでくるような凄まじさがあります。 まあだいたいの元凶はフロローなんだが笑、この人と同じような歪みは人間だれしも持ち得るものなのかもしれないね。
悪い魔女扱いされるという点ではアナ雪だって実は鐘のような結末を迎えるポテンシャルはあるわけだし、人間と怪物・どこに違いがあるのか?というのはハッピーエンドバッドエンドの紙一重さとも通ずるところがあるのかも。

音楽としてもかなり大人向き。クワイア隊を引っ提げているだけあり、コーラスの重厚さが最高である。

5月に立ち見観賞してきたときの感想もついでに貼っておきます。

TLでよくお名前を見かけて気になっていた岡村美南さん、たしかに艶やかで歌も誠実さと色気に溢れててステキでした。

6/24 アナと雪の女王

祝・日本開演1周年!ということで観に行ってしまった。ガチ勢が多い日に行ってみたかったのだ。

1階センブロ後方と、悪くない席にも関わらず、喉を傷めてしまいたびたび咳込む(not コロナ)というド迷惑な爆弾を抱えての舞台観賞となった…のど飴・龍角散等々かなり対策はしていたんだけど周囲の方には申し訳なかった。

三井さんといえばMonsterだったんだけどレリゴもたいへんよかった!

7/17昼 アナと雪の女王

開幕姉妹ことみずぺー姉妹!!見たい! という衝動で気づいたら追いチケしていた。こういうときってモチベが最高潮の状態で観劇できるので満足度とても高い。

7/17夜 ミュージカル・GALA コンサート@東急シアターオーブ

人生初のマチソワ! 岡本瑞恵エルサをマチネ鑑賞した後にブロードウェイのエルサを聴きに行くというとんでもなく贅沢な1日…

こちらのガラコン、世界レベルのミュージカルスター(ブロードウェイのエルサ役/エルファバ役、男性歌手もレジェンドたち)が集合したとんでもない布陣なのだが、キャリア的にいちばんエ?!となったのがウィレマインさん。

ウィレマイン・フェルカイック  オランダ出身。世界で唯一『ウィキッド』エルファバ役を3言語4か国で計2000回以上も演じたインターナショナルなミュージカル女優。ディズニー映画『アナと雪の女王』とその続編ではオランダ語とドイツ語でエルサ役のヴォイス・キャストを務め、2020年アカデミー賞授賞式にてイディナ・メンゼルらと共に「Into the Unknown」を歌唱披露し、世界の注目を集めた。

ミュージカル・ガラ・コンサート ~10th Anniversary~ | Bunkamura

え?なんて?
と聞き返してしまうくらい多才すぎるお方。日本で置き換えてみると2ヵ国語話せるようになった松たか子氏と3ヵ国語で演じるようになった濱田めぐみ氏を合わせたって感じ?(???)どういうことなの…

とにかくそんなやばすぎる方々が終結したアベンジャーズみたいな舞台でした。推し・岡本エルサを見た後ですらヤベェ…と言葉を失うほどの歌唱力の嵐。これ以上のレベルの生歌を聴けることはたぶん死ぬまでない!と言い切れるレベル。

当時の私のやかましいツイートの一連がこちら。↓

これだけ興奮しておいて言うのも何だけど、Defying GravityとLet It Goは普通に1曲ずつ分けて聞きたかったナ…笑 あまりにも有名な曲はアレンジされがちというあるある。

7/30 アラジン

初見さんに四季を布教するときの御用達・アラジン。
アナ雪と比べても曲の有名さが劣らないし派手で明るくてジーニーの名人芸で誰もが感動する!ということで重宝させていただいている。今回は私は3回目の観劇、会社の同僚を連れて行ったんですが狙い通り楽しんでくれてハッピー

メインキャストは全員わたしとしては初。小林アル、平田ジャス、阿久津ジーニー。小林さんは完全に初見。がんばらさんや一和さんなどわりと背の低め(?)の俳優さんが多かったので長身で新鮮。高身長なあずジャスと並んでも映える~
阿久津さんはアグナル役や各所のトーク映像などで知的で真面目な方という印象があったので、ジーニー姿を想像できなかったのですが、さすがプロすぎた。オフマでのアドリブもちょっと瀧山さんと違うし間の取り方も微妙に違うし、複数キャストのおいしいとこをたくさん味わえました。
平田愛咲ちゃんは日比谷フェスでのお姿がかわいすぎてずっと気になっていた存在(故に馴れ馴れしくもちゃん付け) 愛嬌たっぷりだった姿とは裏腹に案外つよめなジャスミンでした。ツンデレだしお顔もアイドル級にかわいいのでアルにデレるところで普通にときめいちゃう…///(三十路女の感想)


魔女を巡るミュージカル作品について

個々の観劇の感想メモはこんなところなんですが、各作品について思い出しながらふと考えた件について。

この3キャラクター、

「人並外れた魅力or能力を持つが故に恐れられて悪い魔女扱いされる」という共通点がありますよね。

こういうミュージカルヒロインが多い背景に、孤高な女性は歌姫のイメージと相性がよい、とかあったりするのかしら。「独白」に適したキャラクターであれば歌姫の歌唱力を活かす楽曲が作りやすそう。レリゴーがまさにそれだし。

あと、「理解できない女=悪・魔女」みたいなジェンダー観が昔(中世)は強く、おとぎ話のモチーフとして扱われやすい、みたいなのはあったりするんだろうか。

アナ雪のウェーゼルトン侯爵の
「魔法なんてろくなもんじゃない、特に女の手から放たれる魔法は」
「女2人でひっそり暮らしているなんて絶対に怪しい」

みたいな台詞はまさにその魔女狩り的価値観からきているものだと思うけど。

そして上でも書いたけど、

  • 死刑を宣告されてしかも受け入れたもののハッピーエンドを一応迎えられたエルサ
  • 処刑で命を落としたエスメラルダ

の運命って経緯をよくよく考えると紙一重

この2人の運命を隔てたものって何だったんだろう。
やはりエルサにはアナがいたことが最重要尊いポイントだけど、エスメラルダにだってフィーバスやカジモドがいたんだよな。

ということを踏まえると、魔女が主役(ヒロイン)になるドラマにおいては

という構図が感動を呼び起こしやすい…みたいなのがあるのかもしれない。オペラ座も魔女は出てこないけど後者にあたるよね。
※この説で言うと映画「マレフィセント」をミュージカル化しても名作になる可能性高いのでは?と思った 偉い人よろしく

このへん考えるにあたりウィキッドも重要サンプルになるのだけど、高校生のときに見たきりで、「自由を求めて」に大大大感動したことは覚えているのだけどストーリーの詳細を全然覚えていない笑
でもエルファバは「オズの魔法使い」で悪い魔女としてドロシーにやられるのだからあんまりハッピーエンドではなかった…ハズ?
エルファバ・グリンダの友情は作中で貫かれたんだっけどうだっけ?てのも忘れてしまった()ので、再演の際に改めてこの辺考えてみたい。(祝!ウィキッド2023年再演決定)

最近キてるSexyZoneさんについて

思わぬ収穫「ザ・ハイライト」

SexyZoneの新アルバム「ザ・ハイライト」、今までジャニーズにほぼ関心のなかった私の心をつかむ良作だったので布教しておきたい。
80'sなリードトラックをはじめ、豪華(私が好む)制作陣ばかりだったのでざっとまとめておきます。

No. 曲名 好き コメント 作曲 編曲 備考
1 Forever Gold 80’s。よい Ricardo Burgrust、Christofer Erixon Ricardo Burgrust Ricardo Burgrust(オランダ)… キンプリ・SixTONESなど R&B系P
2 Desideria 出色!ライネク寄り。 久保田真悟(Jazzin'park)、栗原暁(Jazzin'park) 久保田真悟(Jazzin'park) 久保田真悟… ジャニーズ、家入レオ Flyにギター参加
3 THE FINEST(本作のリード曲) ザNulbarich Jeremy Quartus Jeremy Quartus、Ethan Augustin JQ=Nulbarichボーカル
4 夏のハイドレンジア     秦基博 トオミヨウ  
5 Iris     Erik Lidbom、RIKE、Funk Uchino GRP Erik Lidbom… 安室THC,Scream
6 SUMMER FEVER   Geek Boy Al Swettenham、Ronnie Icon Geek Boy Al Swettenham Geek Boy Al Swettenham(英)… 嵐、EXOなどKPOP勢
7 Story     youth case、Tomoki Ishizuka Tomoki Ishizuka  
8 Eliminator   ちょっと前のEDM P3AK、Andreas Ohrn P3AK  
9 Freak your body   結構前のEDM(江南スタイル風) Tommy Clint Tommy Clint  
10 休みの日くらい休ませて   いかにも体育。 コメディのいけるアイドル感が出てて良。 岡崎体育 生田真心  
11 LET'S MUSIC   Andy Love、Joacim Persson、Johan Alkenas Joacim Persson、Johan Alkenas、CHOKKAKU Andy Love(英)… 安室奈美恵GoldenTouch
12 Summer Ride   STUTS、butaji STUTS STUTS… 大豆田とわ子と三人の元夫
13 Dream ボーカリゼーションが気持ちiriっぽいかも? iri TAAR  
14 Ringa Ringa Ring     Mans Ek、youth case Mans Ek、Tomoki Ishizuka  

1,2,3,6は特に最高です。
Co-Write中心の制作スタイルが今っぽくて、ジャニーズにもとうとう世界的トレンドが…と胸熱になります。

セクゾに手を出したきっかけ:ライネク

安室ちゃんや三浦大知好きの私がなんでセクゾを聴いたかというきっかけがこちらになります。
安室三浦K-POP等・日韓ダンスボーカル好きの多い我がTLで強烈なレコメンドとともにふと流れてきたこの動画

RIGHT NEXT TO YOU

かっこよ!!! w-inds.やBE:FIRSTの新曲と言われても疑わなさそうなかっこよさ。K-POPR&B好き界隈でも当時ざわついてたんですよね。
これをきっかけに私もセクゾに注目するようになり、ザ・ハイライトを聴いてみたに至る。

ジャニーズ全般に抱いていた(いる)偏見

ライネク以前は以下のような偏見を抱いていました。
※大した知識はないままのド偏見ですが、外部から見るとこんなイメージですということ

  • どのグループもわりと似たようなキラキラアイドルソング
    もちろんKAT-TUN(カッコイイ系)となにわ男子(かわいい系)のコンセプトが違うのはわかるけど、ロックを突き詰めてるグループ、R&Bをこだわっているユニット、とか音楽性が明確に違うイメージは(一部除いて)ない。コンセプトに引っ張られてなんとなくロック風味が強め~みたいなのがあるのはわかる
  • 基本ユニゾン
    ハモった方が絶対にかっこいいのになぜ頑なにユニゾン??と思ってしまう
  • ヲタ側も特に音楽性を求めていなさそう
    「IZANAIZUKIいい曲~」とかはあっても、先進的なサウンドが云々…みたいなJオタはあまりいないイメージ。
  • 赤西仁氏とか、好きな音楽をやりたい人は退所している
  • 演技、トーク、、、みんな何でもできて器用なイメージ

音楽性とアイドル性、別に相反するものではないのになぜ両立を目指さないんだろう?と不思議でした。
ジャニーズも歌って踊るのでダンスボーカルっちゃダンスボーカルなのですが、自分の好みではないな~と思っていたところです。

なお、SexyZoneへのイメージ

  • ケンティーのセクシーサンキュー
  • 佐藤勝利君のお顔立ち
  • 関ジャムでやっていたトンチキソング特集

以外の印象がない…(笑)
ライネクが流れてきた時点で、私にとって完全なダークホースだったと言えます。

セクゾの歴史を調べてみた

ということでセクゾが我々ダンスボーカル好きたちに響く曲をやってたイメージは全くなく、彼らの他の曲が気になって調べてみた。

衝撃のデビュー曲

あまりに完全なる子供でびっくりした。幼すぎて観ているこちらが罪悪感感じるレベル。

コテコテの王子コンセプトがもはやギャグっぽいしサビの振付も学芸会みたいだし、子供故のほほえましいダサさ?みたいなのを狙っていたんだろうか…????

怒涛のトンチキソングたち

Sexy Summerに雪が降る

Sexy Summerに雪が降る?!(混乱)
10月発売なので一応クリスマスソング…なんですかね…??

バイバイDuバイ

タイトルのトンチキさもさることながら、いかにも合成な背景のチープさが気になる。予算ないの…?
でもクセにはなるねドゥッバ~イ
メンバー格差ひどいな。

Cha Cha Cha チャンピオン

出てくるメンバーも衝撃ですが、「れっつごーがんばれ」のノリとCGのダサさで全て吹っ飛ぶ

  1. わざとやってる
  2. 予算ない
  3. 本気でやった結果こう

たのむ1だと言ってくれ

当時、メンバーたちはどんな気持ちで…???

風磨君とか歌い方などから察するにかっこつけたい盛りたろうに、このようにトンチキソングばかり歌わされて内心忸怩たる思いなどもなかったのか余計なお世話ながら心配になります。 (プロだし全力でやってらっしゃったとは思うが)
あと、傍目から見てもメンバー間の扱いの格差ひどいな…これ当人たちもつらくなかったんだろうか

当時のファンもこういった路線は普通に楽しんでいたのだろうか?
もっと普通にかっこいい曲やらせてあげてよ!と思っていたファンはいないのだろうか、とっても気になる。

いや、トンチキはトンチキでいいんだけどね

あからさまな子ども扱いが終わったポイント

初期のトンチキソングを見てしまうと、何をどうやってライネクやらザ・ハイライトやらの正統派スタイリッシュになっていったのかとても気になる。どのような経緯をたどっていたのか気になりシングルを時系列で整理してみた。

# リリース日 タイトル 初動推移
トンチキ少年アイドル 1 2011年11月16日 Sexy Zone 17.3万枚
2 2012年4月11日 Lady ダイヤモンド 11.6万枚
3 2012年10月3日 Sexy Summerに雪が降る 9.5万枚
4 2013年5月1日 Real Sexy!/BAD BOYS 13.9万枚
5 2013年10月9日 バィバィDuバィ〜See you again〜/A MY GIRL FRIEND 14.5万枚
6 2014年5月14日 King & Queen & Joker 15.1万枚
7 2014年10月1日 男 never give up 12.5万枚
8 2014年11月19日 君にHITOMEBORE 33.6万枚
9 2015年7月1日 Cha-Cha-Cha チャンピオン 10.8万枚
10 2015年12月16日 カラフル Eyes 17.3万枚
11 2016年5月3日 勝利の日まで 9.4万枚
大人になった! 12 2016年10月19日 よびすて 11.5万枚
13 2017年3月29日 ROCK THA TOWN 12.0万枚
14 2017年10月4日 ぎゅっと 11.9万枚
15 2018年6月6日 イノセントデイズ 14.8万枚
16 2018年12月5日 ラクリだらけのテンダネス/すっぴんKISS 16.5万枚
17 2019年10月23日 麒麟の子/Honey Honey 16.0万枚
レーベル移籍 18 2020年8月5日 RUN 24.6万枚
19 2020年11月4日 NOT FOUND 24.4万枚
20 2021年3月24日 LET'S MUSIC 17.3万枚
21 2021年8月4日 夏のハイドレンジア 24.9万枚

その結果、「よびすて」で一段階大人になったように見受けられます。 2016年、メンバーが19歳前後のときですね。年齢的にそろそろシリアスな曲も歌いましょう、ということだったのかは謎。服がまとも!
ただ、「よびすて」時点ではまだ音楽トレンドに乗った楽曲、という傾向はまだ見られません。

音楽性の変化ポイント

移籍(RUN)以降から徐々に、という説もありますが、やはりLET’S MUSIC/ライネクからK-POPファン、ダンスボーカルファンの間でもリアクションが大きくなってきてた印象。 ジャニーズファン以外から徐々に株が上がり始め、ザ・ハイライトが決定打になったように思う。

セクゾに変化を促したのかも?近年のボーイズグループたち

セクゾはなぜこんなに進化できたんだろう?というのを考えてみると、非オタの憶測ですが他ボーイズグループの台頭があるんじゃないかと思います。

おそらく政治的なあれこれもありボーイズグループ=J事務所一強だった本邦ですが、BTSはじめK-POPグループが世界的に人気になってきたことで風向きが変わってきた感があります。

少女漫画に出てきそうなスタイルの良さ、顔も良し(好き嫌いはありそうだけど)、バラエティもいける、そして欧米でも王道Popsとして売れまくる音楽性、歌・ダンスパフォーマンスも世界レベル… 国内でもJO1、BE:FIRSTなどそんなハイレベルなボーイズグループが出てきて従来ジャニーズにハマっていた層が分散するようになってきたんではなかろうか。

そこでJ事務所も方向性を模索するようになり、今のセクゾがあるんではなかろうか…という気は勝手にしてます。
近年の嵐も海外を意識していそうな動きはちょくちょくあるし。
ということで

サブスク解禁しろ

運営に言いたいことはこれだけ↑です。たのむわ

2022ステージログ4月~5月

4/23夜 アナと雪の女王@四季劇場 春

普段は1階席前方から姉妹の芸の細かさをガン見するのを好むのだが、たまには引きで見てみるか~という感じで久々の2階席中央。
三井エルサ×三平アナ。
「愛の何がわかる」は初見時から曲調が好きではあったものの、レリゴーなどのキラーチューンでいつも記憶が吹っ飛んでしまっていたので改めてちゃんと見てみた。いい曲。おてんば感強めな三平アナ、橋でひっくり返ったりハチャメチャやるのがキャラに合ってるんですよね。ちょっとチャラい(?)北村クリストフがそんな三平アナに振り回されているのが微笑ましい。

そしてFixerUpperってとっても楽しいな。I Can't Lose You、Monsterなど2幕のシリアス曲の陰に隠れがちなのですが、アナやクリストフ、アンサンブルのバキバキダンスが楽しめて視覚的に非常に贅沢だなと。コーラスもサウンドも迫力があるし、個人的には楽しく手拍子しながら観たいくらいです。
そして三平さんは身体能力バツグンというイメージが(この曲のダンスブレークや本人の経歴を拝見するに)あるので、ぺーちゃんのフィジカル全開の本気ダンスをどこかで見てみたい。。。

そして個人的トピックとしては初男性オラフでした。山田さんのお写真を拝見した感じ、Josh Gad的おじさんオラフを想像してたのですが、意外とかわいらしいオラフでした。

4/30夜 リトルマーメイド@静岡市民文化会館

帰省ついでに初めてのリトマを見てみました。
静岡市民文化会館に行くのが初めてでしたが、結構大きいですね。体感的には春劇場より全然大きそう。フライングをゴリゴリ使用するこの演目なら大きい会場は向いているのかも。
幕開け直後のアリエルのフライングがよかったな。あそこでぐっと深海に引き込まれる。
腰でしかワイヤーを固定していないので、気を抜くとくるっと一回転してしまうのだそう。そんな状態で吊られながら歌うとは、難易度が想像つきません。
やはりPart of Your World、Kiss the Girl、Under the Seaなどの有名曲は期待通り楽しかったです。エリックが映画版より掘り下げられていて好青年度が増していた。
劇が進むにつれて客席のノリがよくなってきて、UTSで自然に手拍子が起きたりカーテンコールが6回くらい起こったのもなんだか良かった。

アースラの設定、舞台版だと少し追加されているのですね。舞台版では7人姉妹の末っ子でトリトンの姉、末っ子故(?)父親に相手にされず、やっと自分の番が来たと思ったら男子であるトリトン家督をかっさらわれたという不遇さで性格が歪んでしまったというストーリー。アースラに同情できる余地が与えられていたのは個人的には嬉しい。(まあ姉たちを殺すのはナシですけど…
ヴィランが先天的性悪でなく、環境の悪さも一因になってる…という設定はアナ雪ハンスにも通じるところ。その辺りは21世紀向けにアップデートされていると感じる。
舞台版アースラ、ソロ曲が良いし足の演出も面白いしおそらくカンパニーの中でも相当歌うま俳優さん(今回は恒川さん)があてられているしで裏の主役と言っても過言ではない存在感なんだよな。かっこよかった。

↓なかなかの良席(13列目)でしたの図

その他感想ツイート↓

5/4夜 メリー・ポピンズ東急シアターオーブ

なかば濱田めぐみさん目当てで鑑賞。濱めぐさん、まさにツンとした完璧レディを体現されていてマジで最高だった。登場するときからワクワクがすごい。主には演技・技術がそう感じさせてくれるのだろうけど、ご本人の顔立ちや素の性格もあるかもしれない。 笹本さんメリーだとどんな感じなんだろうな。
そして(100000000回言われてるだろうけど)歌声の響きの豊かさよ…音楽知識0なのでうまく言い表せないのですが、単なる声量だけではない深さ?があってとても気持ちよく聞かせていただきました。倍音?ビブラート??何なんだろう…

そして小野田バート、ぶっちゃけタイプなので軽率に好きになりました笑 (体格のいい塩顔メンズが好き バート…天井歩きだけでなく、ずっと踊って跳ねて、ミュージカルの申し子感がある…あとメリーのこと大好きなのもかわいいね。。。

そして私的にやられたのがミセスコリー役のエリアンナさん!明らかに規格外・エキセントリックな演技と、そして歌唱力で存在感抜群だった。あのときばかりはメリーよりも視線持っていかれましたね。笑
そんなコリーさんたちと出会うシーンでは、スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!が登場するわけだけど、姉弟がアルファベット型ジンジャーブレッドを買い求めるところからの導入が最高にニクかったな。e, x, s,,,,,あっ、スパカリ来る?!みたいな。。メリーポピンズにはこれを聴きに来たのよ。理屈抜きに楽しすぎる~

あとセットの豪華さにも驚いた。何気に四季以外のミュージカルは初めてなのだが、四季のように年単位のロングランでなくてもこれだけ大きなセット(主にバンクス家)をまるっと吊るして場面転換できるとは…。

その他もろもろ端折りますが、ステージが魔法に溢れていて作品テーマのごとく子供のようにキラキラした気持ちにさせていただきました。

5/8 【中止】李香蘭自由劇場

コロナによる中止!非常に残念…

5/15昼 アナと雪の女王@四季劇場春

大好きみずぺー姉妹

劇団四季アナ雪公開稽古の記事まとめ

2021/5/29に行われたアナ雪公開稽古の記事、全て尊みが高かったので各種メディアでのURLをまとめておきます。
過去、各種エンタメサイトに載ってた安室ちゃんのライブレポはわりとあっさりしていた印象が強いので、演劇界隈では各ライターさんの色が出た濃厚な記事がたくさん出るのだな~と感動している。

シアターテインメントNEWS

theatertainment.jp

 会見コメント

https://theatertainment.jp/25dimensional/80721/
稽古後の会見も、上記URLで詳細に掲載してくれてありがたいです。 町島さん、瑞恵さんのこと大好きじゃん。ニッコリ

イープラス SPICE

画像が多くてTASUKARU
姉妹オタなので岡本さん町島さんがハグしてるのはニンマリするが、エイドリアン氏がまっちーとハグしてるとオイ近い(怒)となってしまう。

spice.eplus.jp

NEWSポストセブン

普通に稽古の様子もレポしてくれているが、なぜか宝珠や王しゃくの作成工程を詳細にレポしてくれてるのがこちら。(公開稽古のときに美術セクションも公開したのかな?)

https://www.news-postseven.com/archives/20210603_1665301.html?DETAIL


どのメディアでも異口同音に「本当の姉妹のよう」と書かれているのがかわいいなと思いました。

2022ステージログ(1~3月)

2/22 ライオンキング 劇団四季有明四季劇場

2022/2/22なのでライオンキング観てきた。(キャッツじゃないんかい)
シンバは島村さんでした、アラジン役のイメージが強いけどシンバもやってらっしゃるんですね。独創的な演出とサークルオブライフは何度見ても同じように感動する。LK鑑賞は年1の定例行事にしよう。

隣の席に座っていた幼稚園くらいの男児、あれ何?あれ何?ってお母さんに聞きまくっていて、たしかに抽象的っちゃ抽象的な表現だしびっくりするよね と思った。
幼い時はしっかり理解できなくても、大人になってからまた鑑賞して感動してハマることもできるし(私のように)、そんな経験もライオンキングという演目ならではだなあと彼のおかげで感慨にふけらせていただいた。 f:id:ricky_au:20220406214742j:plain

2/28 千と千尋の神隠し @帝国劇場

なんとプレビュー初日(=世界初披露!)のチケットを友人が余らせておりありがたくおこぼれにあずかりました。こんなレアチケットをいただけるなんて…。

帝国劇場自体が初めてなのでテンション上がった。 f:id:ricky_au:20220406214926j:plain しかも萌音ちゃん(わりと好き)回。 f:id:ricky_au:20220406214941j:plain

初っ端から原作の忠実再現っぷりに感動した。車の中の台詞はおそらく映画と一字一句同じなのでは?
どうやってあのファンタジーな世界観を出すのだろうと思っていたけれど、盆の使い方や意外とアナログな手法で八百万の神々(よきかなの神、ハクの竜、ススワタリ、春日様、etc.)を表現していて面白かった。あの緑おっさんはズルいでしょう。。(笑)
カオナシの動きのキモさ(ほめてる)も特筆すべきものだった。一流ダンサーを起用した理由がわかる。
あと湯婆婆役の朴璐美夏木マリとWキャストなのは相当プレッシャーだったのでは想像するが、めちゃくちゃ迫力満点の湯婆婆で最高だった。当たり前だけど声がいいのよ声が f:id:ricky_au:20220406214954j:plainf:id:ricky_au:20220406215030j:plain

3/23 アナと雪の女王劇団四季@四季劇場春

もう4回観ているけど、悲願の岡本エルサ×町島アナの組み合わせだったので急遽チケット購入。

f:id:ricky_au:20220406214724j:plain

岡本さん町島さん、それぞれ姉感と妹感が強いのか、包容力のある姉/お姉ちゃんに思いっきり甘えたい妹って感じですごくかわいいんだよな。(三井さん三平さんはわりと友達姉妹という感じがする) こういうのは演技から出ているのかご本人の素からにじみ出るものなのかわからないけれど、複数キャストならではの面白さでたいへんよい。

上手最前!だったので、エルサが私の方に走り込んできたり目の前で柱を凍らせたりで眼福だった。

近い席の方がお芝居がよく見えてやはり好き。 舞台のいいところは、カメラワークという概念がないので例えばエルサメインシーンでもアナの表情の移り変わりをしっかり見れること。戴冠式でエルサが褒められるとうれしくなっちゃうアナちゃん、なんてかわいいのでしょう。。。
アナ雪という演目はアナ役の百面相っぷりが目立つけど、エルサ役のお芝居もやっぱりすごいと思う。アナと違ってエルサは基本暗い表情ばかりしているけれど笑、その幅の中で不安・葛藤・焦り・切迫感etc.それぞれのチューニングが多彩・繊細で当たり前だけどさすがプロだな~と感心してしまう。岡本さんは特に「わからないでしょうね!」と爆発させてしまう演技があまりに切実でこちらもヒリヒリする。

あと姉妹でつかの間の談笑をしているシーン、2人でハートマーク作ってる!?と思ったらウェーゼルトンの前髪を描いてるだけだった。(笑 どちらにせよ尊い

その他の感想ツイ↓


アナ雪のところだけやたら饒舌になってしまい沼にハマっていることを実感した(照)
4月以降も観劇予定はあるけど別記事にする。