20代OLがラブライブの声優ユニットにハマる理由
安室及び宇多田ファンのみなさまはすみません。
先日発売されたラブライブ!μ'sファイナルラブライブでめちゃくちゃ感情的になって書いた。今が最高・・・っ!
ラブライブ!は、元々オタク系雑誌の読者公募型企画から生まれた作品。
9人の女子高生がスクールアイドルをする、というだけの1枚絵から、CD・PVリリース→テレビアニメ・・・・とどんどん有名になりました。この9人のアイドルグループがμ's(ミューズ)です。
その9人の女子高生キャラクターを演じる声優さん9人もμ'sを冠して活動しています。
声優が実際にアニメキャラと同じ振り付けでライブをするというのがラブライブ!というコンテンツの特徴。
特に劇場版が公開された2015年の人気っぷりはすさまじく、声優にも関わらずMステ出演、そして紅白出場まで果たしました。
個人的には、真姫ちゃん・えりちが安室奈美恵性が高いなどの理由で非常に好み
というように、ラブライブ!というコンテンツ、いわゆるキャラ萌えが非常に大きな要素になっているのはごもっともなんですが、20代女の私がなんで中の人にまでこんなにハマったか?という理由を考えてみた。
■そもそも女子ウケがよい
オタの半数は女子と言われているラブライブ、まず女子受けがよい。
その理由でぱっと思いつくのは
・AKB的王道アイドルポップから、ベビメタ系、果ては昭和歌謡まで楽曲が多彩
・男受けを狙ったあからさまなサービスシーンがない(男性キャラもほぼいない)
(けいおん!にも同様のことが言える)
・作画がきれい
・感情移入できるキャラが1人はいる
私が好きなのもこんな理由が主。
なんですけど、特にぐっと来るのは、芸能人よりはだいぶパンピ寄り20代女性9人が、「アニメのような現実」を本当に見せてくれたところなのです。
■20代OLとしては働く女・μ'sにぐっと来る
・キャスト9人のプロ根性がかっこいい
声優ユニットを謳っていますが、本職声優でない人もちらほらいるのがμ's。
元々歌手だったり天才てれびくんの子役だったりグラドルだったり。
そしてタレントや歌手を目指してた20代半ば女子が、アニメキャラのコスプレ着て、得意でもないダンス踊るって、ぶっちゃけ本人たちも相当しんどかったんじゃないかなって思うんですよ。勝手な予想ですが・・・私だったら結構いやだ(笑)
おそらく本意ではなかった、世間からの評価未知数な仕事でも、それでも自分の仕事だから、プロとしてきちんと努力する!キャラを演じきる!という意気込みが感じられるステージなんですよね。かっけぇ・・・・
・アラサー(?)女性が体現する「成長」に励まされる
→パシフィコ横浜→さいたまスーパーアリーナ(アリーナモード)
→さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)
→東京ドーム
と順調にキャパが上がっていく過程もまさに「成長」って感じだけど、それだけでなく本人たちのパフォーマンスも向上していくのが目に見える。
ローティーンのアイドルなら「成長」ってよくあるトピックだと思うけど、自分と同じ年頃orちょい上の同性が目に見えて成長していく姿って、けっこう励まされるものです
・アラサー(?)女性が口にする「夢」「奇跡」の説得力
ラブライブ!アニメ内ではけっこう軽々しく夢とか奇跡とかいう単語が飛び交いますが、それが絵空事にならないのがμ'sのすごいところ。
アニメのμ'sがどんどん有名グループになっていったように、数人、数十人の観客→東京ドーム、紅白出場までやってのけた声優μ's。ライブのMC中に繰り返しファンやスタッフへの感謝を口にする9人ですが、そりゃこんなところまで来れたら夢や奇跡も信じたくなるよな・・・・という説得力がすごい。
鳴り物入りのデビューじゃなくても、元々やりたかった仕事とは違っても、責任感を持って周りのくれたチャンスをモノにすれば、大きな成果に繋がっていくのかもしれない、、私も仕事がんばろう・・・
駆け出しの社会人にそう思わせてくれるのが、μ'sの18人なのでした。
ありがとう!涙