こちらの続きです。安室ちゃんの動態より自分の感情メインなので、ライブレポとは到底言えない。ご了承ください。
<以下ネタバレ>
続きを読む
英語できない、チャイ語できない、旅先でいつも何かやらかす(※ロンドンで財布をスられる、FinAir機内にスマホを忘れてくるなど)、そんな私が初めて一人で海外に行ってしまった。
というのも、一人で海外行く機会なんて引退後はおそらくないと思ったし、チケットに3万円!を出すガチ勢に囲まれてライブを観てみたかったからである。
ていうか香港コロシアムすごい形なんですけど…
この張り出した斜面の部分、客席だよ?そして多分中国製だよ?不安がすごい
でも、会場が狭い!!近い!!!
キャパ6100人、私スタンド4列目ドセンター。座って感動。アリーナがAブロしかない。え?3万円でいいの??
なお入場前には香港のファンのみなさんがこんなのを配布してくれてました。
私が行ったのは香港公演2日目だったけど、1日目は安室ちゃんも号泣、ファンも素直に感情をぶつけまくる凄い盛り上がりだったそうで。。そうそう、そういうのを海外公演には求めてるんだよなとニヤニヤしてたら奈美恵コールが元気に!始まり、
<以下ネタバレ>
続きを読む
スタッフクレジットをぼーっと読んでいたら、結局誰が何やってるのかよくわからなすぎて気になってきたので調べて想像してみた。
※内容は全て素人の妄想
※今回参考にするのは安室奈美恵LIVEGENIC2015-2016のブルーレイとします。
上から順番に見ていきます。まず
tour staffの冒頭に
tour producer SHIGEHIRO NISHI(ON THE LINE)
tour director MOTOYUKI ENDO (ON THE LINE)
の表記があるけど、まず私はプロデューサー・ディレクターの違いからわからない、、、
まず挙げられるのは、番組の予算管理・出演者キャスティングやギャランティの交渉、制作スタッフの割り振りなど、番組の大きな枠組みを決めるのがプロデューサーです。
一方で、プロデューサーが決定したその枠組みのなかで、ロケ・編集などを現場でおこなうのがディレクターの仕事になります。デスクワークが主な仕事内容なのがプロデューサーで、現場で演出するのがディレクターということです。
http://careergarden.jp/tv-producer/producer-director-chigai/
これもわかりやすかった↓
一般的な「ディレクター」と「プロデューサー」の違い | Coの世界
過去報道されてる西氏の役割から察するに、対外的な部分で仕事をし、金銭面・ビジネス面でツアーを開催可能にする役割か??チケボとかスポンサーとか。追加公演するしないとかも決めてそう。
となるとディレクターは実行する人だから…各会場を選んだり交渉したりするんだろうか
ツアーディレクターの下でもっと細かいことをやる人たち?
IZUMIさんがクレジットされてることからして、安室さん本人と対等レベルの決定権あり?
ただ、IZUMIさんの経歴および「ステージング」の一般的な語義も鑑みると、メイン業務は安室さん本人やダンサー陣の動き方について考えることなのかも。
※IZUMIさんの経歴
※ステージングとは
ステージ創りを側面から支援するものがステージングです。
ただしこの定義には多少の私見が含まれています。
ステージングとは、ステージ上での身体の動きをいかに美しく見せるかということだ、というご意見もありましょうし、照明や音響効果までがからんでの、総合的なステージ演出のことである、という人もいるでしょう。
ひとつのステージが、そういった様々なスタッフの叡智と努力とが複雑に連係して出来上がっていることは事実ですが、ここでは、次のようにステージングを定義します。
『ステージングとは、演奏者本人の責に帰するべき、(主として音楽的要素以外の)ステージ上での全ての行動と言動のことである』
ですから言いかえれば、それは演奏者自身の自覚如何によって矯正可能なものであり、私がこれから書こうとしている本意もそこにあります。
すなわち、ステージングというのは、PAをはじめとする周囲のせいにして安易に逃れることの出来ない、演奏者本人の問題として解決されるべきものであり、これが、ジャンルを問わず、日本のアマチュアバンドにおいて欠けている最も大きな要素であると私は思っているからです。
(↑人によって解釈が分かれるっぽい)
例えば「chase the chanceではダンサーは全員出る」「奈美恵はここから出てくる」などはSTAGINGの人が考えるけど「ここでこういう特効が欲しい」「映像をこう映したい」などは、下記STAGE DIRECTORのような役職が具体的に考えるのかな~と予想。
このへんはおそらく名前のまんま。ダンス表現実行部隊って感じ?
直訳すると「舞台監督」だがどうもこのへんの区分は曖昧なよう。
近代日本では直接的に舞台表現に関与する〈ステージ・ディレクター(演出家)stage director〉と主として実務面に関与する〈ステージ・マネージャーstage manager〉の区別があいまいで,明治末期から大正期にかけて演出家を舞台監督と称したこともあった。そして大正末期の築地小劇場以降,演出家と舞台監督との職能が明確に区別され,築地小劇場からは水品春樹(みずしなはるき)のような専門家も生まれている。
舞台の世界だと「演出家」「舞台監督」がいて、クリエイティブ面担当が演出家、それを実現させるのが舞台監督、ということらしい。ここでいう「STAGE DIRECTOR」がどれに当たるのかは不明だが、、、メイキングなどを見ているとなんとなくこんなイメージ。
※※素人の妄想※※
その下に記載されてる
はSTAGE DIRECTOR直下の実働部隊だろうか。映像を発注したりとかそんなん?
ライブ全般に関わる上位スタッフはおそらくこんなもんかと思われる。
ざざっと調べて妄想してみた感じ、全体的には
こんな感じだろうか。そして偉い人たちは、奈美恵さん本人とわりとこうフラットに意見出し合いながら作り上げてるんですかね?
ライブやコンサートはある一時期しか開催されないし、音楽業界のイメージ的にもそこまでガチガチの役割分担はないのでは?という気もする。(物品購入や雇用を伴う場合はきっちり決まっているだろうけど…)
そして、普通に考えたら「STAGE DIRECTOR」が上位にクレジットされそうだけど、「Staging」「Choreographer」の方が上位に位置しているというのは、ダンス・身体表現メインな安室ちゃんライブならではかもしれない。
・ちなみに以下も気になる役職なので時間あったら調べたい。
STAGE SET COODINATOR
FORMATIVE DESIGNER
MECHANIC COODINATOR
LIGHTING DESIGNER
ILLUMINATION COODINATOR
LED COODINATOR
Finallyって素晴らしいよね、の続き。
セザワ~ラブストです。
なおDisc2収録曲に関しては、思い出補正によりオリジナル版がかなり有利です。
本人作詞&セルフプロデュース1作目ということで、安室さんにしては珍しくメタなストーリー性を大きく含んでいる楽曲。安室史を語る上で絶対に外せない。Disc2の頭に持ってきたのはもちろん意図的だろうね。。
オリジナル版はセルフプロデュースの始まり、Finally版は引退後の人生の始まりの曲、という位置づけになる。どちらも尊いし重い。そういった意味でFinally(曲)も尊く重いのだけど、セザワは曲調の明るさに助けられてまだ爽やかな気分で聴ける笑
個人的に、セザワを「今の安室ちゃん」の声で聴きたいという気持ちが以前からあったので、Finally版推し。
こちらも本人作詞で、ファンへのラブレターとも言える楽曲。言葉より行動で語る女・安室奈美恵がこんなストレートに気持ちを吐露するなんて、この時期いろいろ思うところがあったんだろうか。
オリジナル版は…なんだか縋るようなボーカルで、安室ちゃんが弱い一面をさらけ出そうとしている…?当時のファン羨ましすぎるでしょ、、、(実際はヒヤヒヤしちゃいそうだけど)
Finally版はむしろこちらが守られてる感ある。オリジナル版「言葉にできないこの~~~もいを~~」から→Finally版「この~想いを~~」(単語が区切られてる)になってるのが未だに慣れない。
オリジナル版をリアタイで聴いていたファンが正直勝ち組だと思うが、Finally版だったらラブレターの宛先に私も含まれてるんだよね?じゃあFinally版推すしかないじゃない。てかこの曲を収録してくれてほんとにありがとう。
個人的に、ファンになったきっかけの楽曲の一つなので思い出深い。
SUITE CHICを経て国産?ブラックミュージックを完全にモノにした安室ちゃんさん。ボーカルもこなれているし、トワエモアからのラップの上達具合がすごい。これ、当時の音楽ファンはざわついたんだろうな。胸熱。
2003~2004年、安室奈美恵さんキャリアの中でそれはもうドチャクソに熱い時期だったとは思うが、私としてはFinally版ソクレのエロさから目が離せない。オリジナル版の尖ったスタイリッシュなセクシーさとはまた違う、湿度の高いエロさ・生々しさ。yabai
日本で「ガールズトーク」という単語が普通に使われる原因となった曲だと思ってるんだけど、ファンの欲目かな? まあ、路線変更後最大級に大衆に受け入れられた楽曲ではあるよね。落ち目とか言われることもこの時期にはきっとほとんどなかったはず。
コーラスの重ね方がオリジナル版Finally版で微妙に違うよね。歌詞の世界観的にはオリジナル版の方が合ってるかな~
あ、スピスタのことも好きだからね!
これもFinally版ソクレと同等の理由でFinally版推し推し。あのシャイな奈美恵がoh~ boy~とかどうやってこんな18禁ボイス出すの?アラフォーの奈美恵今までたくさん見てきたけどこんなにエロかったことないじゃん。何かあった??家族のドライブ中にうっかりこのヲンメがかかっちゃったらどうするの?車内静まり返る。教育に悪い。私は成人済みだからいいけど…
当時ソクレ、ガルト、ヲンメでじわじわ気になっていた安室ちゃん、キャンスリを聴いたときにこの人すごいぞ!って確信した。これをJ-POPの土俵でやるなんて。そしてシンプルな衣装がこんなにかっこいい。
コーラスを重ねるクラミチ楽曲全般について言えるけど、年齢によるボーカルの差がよく出てる。どちらが好きかと言われると…オリジナル版??
キャリア中期の代表曲としてよく取り上げられるが、ガルトやヲンメの功績あってのベビドン大ヒットなのでちゃんとそのへん言及していただきたい。>マスコミ
励まし系ミッドなのにのっぺりした曲調にならず、このスタイリッシュさを出してるのが見事だと思う。この時期のJ-POPじゃあまりなかったんじゃなかろうか。そして安室ちゃんが歌うならストレートな言葉がいちばん響くよねっていうところをちゃんと突いてるNao'ymt先生…
Finally版を聴くと、一人になんてしないって言ったじゃん…嘘つき…というメンヘラ彼女な気持ちにさせられるので減点。
このPVの安室ちゃん超好き。ドール。そして安室ちゃん本人が「この曲きっかけでPLAYのコンセプト思いついた」と言ってたので超偉大な楽曲。
パリピな楽曲なのでオリジナル版の方がしっくり来るよね(笑)各所に散りばめられてるギミックがなんかもう若い!w
若いときの声の方が合ってるかな!笑
でも安室奈美恵さんじゅうきゅうさいがガーリーになりきって歌ってるのは激萌。
疲れてコメント適当になってきた。
バンジージャンプ感はオリジナル版の方があるかも。(若いので)
引き分け。
ちなみに当時周りの子の間ではニュル>ロクステ>ワラフィの順で人気だった気がする。ワラフィは今でこそいちばんクールだと思うしダンシングクイーン安室奈美恵に即してる面もめっちゃエモいけど、田舎のJKには洗練され過ぎていたかもしれない。
Finally版はハモリ方でアレ?ってなる部分がある(サビ前の「What a …」× 3あたりなど)。あとフゥ↑でちょっと笑っちゃってごめんね。
でもこの曲は少し毒気の増した40才ボイスが案外合っているような気がする。
切なくメロディアスな部分、ボレロを取り入れた部分、エレクトロ的な部分とごった煮過ぎてもはや本質が分からなくなってくるけど実はめちゃくちゃライブでかっこいいドクター様。(LIVEGENIC演出は神)
Finally版はボレロ部分がより華やかになってるのと、トラックがオリジナルの魅力を損なわずに大胆に変えられてて◎。Naoさんの手が直接入ってるんだっけ?
過去を変えて、時を戻してという歌詞を引退発表後のタイミングで歌うっていうのが粋なのか皮肉なのかわからないけど、そういうメタ的な視点でも味わい深いのでFinally坂に軍配を上げたい。
Dr.、WILDという攻め攻めな楽曲を出した直後にしてはわりと月並みな曲だな?と思った記憶がありますすみません。でもライブでめっちゃかっこいいんですよね。
反抗期的楽曲なので若い方が合ってる気はする。んだけど、増えてるんじゃないの不満が募る頻度?となじるような歌詞は、40才の方が攻撃力高い。Dr.同様トラックはFinally版も良い感じ。
引き分け。
思えばブレキ/ゲマバを最後に歌番組に出なくなったね…
安室ちゃんにしてはのっぺりした曲なので歌いやすいかと思いきや、譜割りが斬新でカラオケで最初苦労した。
こちらもFinally版はブレキ以上にトラックが変わった印象。エレクトロ色が強くなったかな。もはや別の楽曲?ということで引き分け。
NAKEDじゃなくてこっち? って思っちゃってごめんね。おそらく東日本大震災を鑑みてのFT収録かな?(でもNAKED入れてほしかった)
シングル楽曲にミディアムやバラードが多くなってきて、安室奈美恵まさかの路線変更を危惧していた頃だ…(笑)
こちらも大胆アレンジされてるけど、なんとなくオリジナル版の方が好み。
NAKEDじゃなくてこっち?(5分ぶり2回目)
とはいえじっくり聴くと安室ちゃんのボーカルの素晴らしさを堪能できる良曲。
ファンタジー性と包容力マシマシなFinally版に1票。特に泥濘に足を取られ~~あたりが大変良い。
歌詞の遊び心、トラック、安室奈美恵性の高さ全て完璧、ミチクラ様SSWD様。初めて聴いたときはガッツポーズをかましたものだ。
ほどよい気だるさが出ているオリジナル版の方が好みかも。ボーカルディレクションの差もあるのかな?
これはオリジナル版とFinally版の差が少ない…製作陣がんばったんだね。頑張りに免じてFinally版を推す。
後半明らかに文章が適当になった。疲れた。
こうやって聞き比べてみると、ミチクラ先生は常にその時その時の安室ちゃんの年齢に最適化した曲を作っていた気がする。「〇才前後の女性としてのかっこよさ」の表現というか。
一方Nao'ymt先生作品はどちらかという普遍的。女性である以前に人間・安室奈美恵のかっこよさを意識した感じ。歌い手が男性だとしても成り立つ歌詞ではあると思うんだよね。口調や一人称は置いといて。(ミチクラ・Nao'ymt両先生をセットで考える癖をそろそろ治したい)
例えばラブストの作詞はTIGERさん(女性)だったりするけど、作詞の男女差という側面で歴代楽曲を捉えてみると面白いのかも。
「理想の女性像を表現したい」と言ってきた安室奈美恵を男女のクリエイターたちがどう表現してきたのか、なかなか興味深いテーマだと思うんですけどどうですか?
現在、安室さんファンクラブ会員って何人いるんだろう。
2017年末あたりで会員番号は30万弱までいっているという噂を聞いたけど、「会員番号=有効な会員の人数」とはならないはず。期限切れで更新していない、もともと空番を設定している、複数名義、等々。
30万番のうち実際何人?というのはライブ申し込みのたびに気になっていたんだけど、最近思い出したことがある。
いつぞやのLIVEGENIC名古屋公演にて、2階の1列目という良席を譲っていただいた時、私(ファンクラブ席)のすぐ後ろの席から一般枠だった。(たしかピクチャーチケットを持っていなかった気がする)
ふむ。
ということは、FC会員数を割り出せる?
ガイシホールの座席表、FEELツアーのものなら見つかったので参考にさせていただきます。↓
(ググったらたまたまフォロワーさんのツイート見つけたのでお借りします)
まず、アリーナ席の人数を考えてみる。A~Cブロックだけ分けて考えると
A1~A7
B1~B7
C1~C7
21ブロックだが、花道で2ブロック分程度潰れるので19ブロック。
Dブロックがやや変則的な形をしているので考えづらいが、画像見た感じだいたい6ブロック分か?6ブロックだとすると、アリーナ席の実質的なブロック数は25。
そして座席表見た感じでは1ブロック15列のよう。LIVE STYLE2014のとき、ブロックの横一列が12人だった記憶があるので、
<1ブロックの人数>12人×15列 = 180人
→1階席で合計4,500席 (180人×25ブロック)
そして私のいた2階1列目が全部FC席だとするなら、、、100席くらい?
→ファンクラブ席合計:4600席
ガイシホールの収容人数が10000人と言われているので、
→座席全体の46%がファンクラブ席
ということになる。
LIVEGENICツアーの総動員数が43万人なので、ツアー全体だと
43万人×46% = 19万7800席
がファンクラブ席。
ふむ、なんか妥当っぽい。確かに、ここまでは結構確実そうな数字を使ってるので大きく間違ってはいないと思われる。
問題はここから!
ファンクラブ席全体は19万7800席だが、
・大半のFC会員が複数人で来ていて、
・複数回参戦している
となると「実際の会員の人数」を計算するのはほぼ不可能に…
しゃーないので
①FC会員1人につき、非会員0~1人(平均0.5人)が同伴
②会場にいるFC会員は、平均2回参戦している
と仮定(妄想)する。
①より、FC会員本人は19万7800席のうち3分の2
→13万1900席
②より、LIVEGENICツアーに参加したFC会員の人数は
13万1900席÷2 = 66000人…?
2015年当時、会員番号は15万~20万弱だったような気がするけど、それに比べると意外と少ない。
ただ、この66000人、座席数から割り出してるので、
・複数名義持ってる人も1人としてカウントされている
・名義はあるけど2015年たまたま参戦しなかった人は考慮に入ってない
から、生きてる名義の数としてはもう少し増えて、70000名義以上あるのかも。
そしたら、当時のマックス会員番号が18万番だったとして、そのうち11万番号が空番or期限切れということ?か?
5万も10万も期限切れになるのかな。
空番けっこう多いんじゃないかな…という感想。
引退発表以降めちゃくちゃFC会員数が伸びたらしいけど、会員番号20万ちょい→29万くらいに増えたんだっけ?
会員番号が7万程度増えたのであれば、7万のうち
・空番
・複数名義の人
・完全新規の人
があるわけだけど…
ま、しらんけどだいたい10万名義くらいはfan spaceに籍あるんじゃないですかね?(笑)
Finallyって素晴らしくないですか。
過去の音源は使えないのに、プロが耳コピまでしてわざわざ録り直してくれた楽曲。全身全霊でありがたく拝聴しなければバチが当たる。
ということでオリジナル/Finally版聴き比べプレイリストを作ったので感想を述べてみる。
どちらが良いとか悪いとかもちろんないのだけど、比較してみるためにあえてどちらが好みか、無理やり判定してみた。
歌詞、よくフェンスという言葉が出てくるけど、これを沖縄の少女(14)に歌わせてるの踏まえるとこれアメリカ軍基地?の少年×その外の少女の話?
オリジナル版、ややもすると少年にも聞こえる歌声愛おしいかよ。ノリにノッてる16ビートがハツラツさを出しててめっちゃかわいい。
でも40歳の熟女声、14歳の直後に聴くとももはやえっち。だってこれ息子さんよりも幼いときの曲歌ってるんでしょ。どんな気持ちで歌ってるの…///
Finallyもオリジナルも良い。引き分け。
そしてアンナ先生のツイート笑った。
hip the hop the shipshu
— 牧野アンナ annamakino (@lovejunx210) 2018年1月7日
hiphop shipshu boombastic
意味は特にない👍
まじかあ…
残酷な天使のテーゼで有名な及川眠子氏作品。初めて聴いたときのえ??何言ってるの??度はドロンパ!と並ぶけどこれはCM曲だったんだもんね。仕方ないね。
とか言ってたら40歳のマスカットより40歳のドロンパ聴きたくなってきちゃったな…
USAといいマスカットといいさっきからTUBEばりに南国感出してくるよね。やっぱり沖縄出身っていうのがセールスポイントだったのかな
「君だけの言葉さ」「~のさ」という中性的な語尾が今となってはたまらなくよいですね。最近、女性アーティストのショタみに萌えるっていう新たな性癖を獲得しているのですごく良い///
オリジナル版もいいんだけど、昔を懐かしんでいるノスタルジックさ切なさが素晴らしく表現されてるFinally版を推したい。パラトレって切なかったのかという新たな発見。40歳ボーカルはこういう曲でこそ輝くのかもしれない。もうあの夏は来ない という歌詞も深く突き刺さる
パラトレまでは「40歳が14歳の曲歌ってる」というギャップがすごかったけど、ユーロビートだとそこまででもないかも。オリジナル版でもけっこう大人びたボーカルだからか。
あなたを見てる私を信じて~がFinally版だと包容力すごい。親。恋をしてる若い男女を見守ってる第三者感ある。
うーーんオリジナル版かなあ
若いときの方が危なっかしい感じが出てるかな。オリジナル版で。
Finally版だと少し編曲が違うように聴こえるところがある??
ここまでどんな道を歩いて…を40歳の奈美恵さんがいうとすごく重みがあるね。
Finally版で。
チェイスのウキウキなイントロがとても好き。TK楽曲はぶっちゃけそこまで好みではないんだけど、この曲は初めて聴いたときから好き!!っ思った個人的に稀な楽曲。
オラオラ感はやっぱりオリジナル版かなあ。ライブでやってくれたら何歳の奈美恵さんでもぶち上がるけど。
この曲の何が好きって、「行動」の大切さを説いてるところ。内側に秘めた想いはあるものの、それを外に出していくことを躊躇っている人たち。その背中を押してくれる名曲だと思う。私自身、脳内で考えてることに対してアウトプットが足りないタイプの人間なのですごく胸に響く
あと、黒人コーラス隊を率いても違和感のない奈美恵さんのリズム感も好き。
これ沖縄で聴いたときえらい感動したんだよな。Finally版。
控えめな思春期と引き換えに夏をあげたい。名フレーズ過ぎる。
TK曲はやはり「若さ」を強調されてるし、40歳が歌うとあ、40歳だね~^^って感じるものが多い。だけどユアマイに関してはFinally版が多幸感があって好きですかね。
こうやってきくと、オリジナル版S19Bはハイティーンの心細さを素晴らしく表現しているなと思う。楽曲そのものもボーカルも。Finally版は語り部目線になるよね。
この曲しれっとヒットしてるけど、なかなかチャレンジングな構成の楽曲じゃない?!改めてTKや安室さんの影響力の大きさを思い知る。
うーん引き分け
この曲は音楽的にそこまで好みではないんだけど(笑)、当時の彼女自身の状況を思うとものすごく意義深い楽曲だなあと思います。という意味でオリジナル版が軍配なんだけど、もし自分の結婚式で流すならFinally版。
この曲も相当攻めてるよね?これも当時J-POP市場ではキャッチーな楽曲だと認識されていたのか?すげーな
Finally版の方が音に乗りこなしている気がするんだけど、大人の階段昇りたい肉食系な奈美恵ちゃんということでやっぱ若い方がしっくりくるかな。オリジナル版。
あ~~好き。この曲の素晴らしさに最近気づいた。中学英語の例文みたいなタイトルだなって思ってて本当にすみませんでした。
これはもう問答無用でFinally版です。この声の深みよ。最高。
当時のことを思うと平常心で聴いていられない…
わからないけど、今の奈美恵さんの方が歌詞に気持ちが乗りそうということでFinally版かな。
沖縄以来、ネバエン聴くと涙腺に刺激が走る病にかかっている
宇多田・浜崎全盛期の中、ある意味日本を背負い、お子さんを背負い、お母様のこともあり、どんな未来を想像しながらこれを歌っていたんだろう。生きてかなきゃいけない涙の日でも… 小室さん残酷とすら思ってしまう。
華やかに25周年を迎えて、日本中に惜しまれながら勇退する40歳の自分の姿なんてイメージしてたんだろうか。2000年からは想像できなかった、「遠い未来」にたどり着いたFinally版、あまりにも尊すぎる。
この曲でDisc1が終わるってのは絶対狙ってるよね。
なお、「あなたとはずっと前からきっと 巡り会うために 愛を誓った」が輪廻転生っぽくて大変好き。
----------------------------
25年間、歌手として女性として人間として変化してきた安室奈美恵を感じられて素晴らしすぎる。
Disc2も後日やりたい。
Queen of Hip-Popがめちゃくちゃ好きです。
単純に好みというか、洋楽的要素とJ-POP要素、また英語と日本語、それらの混ざり具合がかっこいい。と少なくとも中学生の私は感じたし、今でもそう思う。
QOHPはJPOPの要素を薄くしてR&B HIPPOPを前面に出したアルバムを2005年にリリースして45万枚のヒットにさせたのは凄いよね。そういった意味では前例がなかったのかも https://t.co/5w0i6x6Aw4
— クロ (@kurouu119) 2018年1月12日
洋楽聞いてた層を取り込んだり、もしくは日本人が洋楽聴くきっかけを作って、音楽の幅を広げたんじゃないかなって思ってます。俺たちの推しは偉大すぎますね…
— ニスタ 祝ダブミリ (@ricky_a_u) 2018年1月12日
例えばこ◯ださんや他エイべ勢、もしQoHPが全く売れなかったらああいう路線(たぶーとかBUTとか)に行ってたかな?ってのは思うんですけどね。
— ニスタ 祝ダブミリ (@ricky_a_u) 2018年1月12日
というのをこないだから作文してるんだけどまとまんないよね
よく考えてみるとSUITE CHIC以上にターニングポイント的作品(安室奈美恵にとってもJ-POPにとっても)?と思って、当時のJ-POP、前作STYLEとの違いを考えてみた。
本当にこのアルバムは一般的に見て先進的だったのか?当時のJ-POP市場を思い出してみる。
2004年シングル売り上げランキング
2005年シングル売り上げランキング
ぱっとみブラックミュージック、ダンスミュージックが垣間見えるのはケツメイシ、Bennie K、クリケイ、AI、浜崎さん、EXILEくらいか?
とはいえWANT MEやGIRL TALKほど先進的なサウンドを持つ楽曲は見当たらない(※アムオタ目線での乱暴なまとめ)
そういえば……当時2ちゃんねる、ありとあらゆるアーティストのアンチが湧いていたけど、あそこでの安室ディスといえば「洋楽のパクリ」「猿」が定番じゃなかっただろうか。やはり他の歌手よりも(?)明らかに洋楽っぽい、というのが一般的な認識ってことで間違いなさそう。
皮肉にも安室サウンドの先進性を言い当ててしまっていたアンチのみなさん乙でござるwww
ついでにK-POPではこのときどのような曲が流行っていたのか。調べてみた。
情報源が適当なのでアレですが、冬ソナのイメージにわりと近い。
グローバル基準なダンスミュージックを取り入れることではJ-POPの一歩先を行くK-POP界 というイメージだが、当時はそこまでバキバキダンスミュージックばかりでもなかったよう?
観測範囲がめちゃ狭いですが、とりあえずそういう結論にしておきます。 (詳しい方教えてください)
ちなみに…韓国と安室ちゃんといえば以下のツイートが興味深かったので貼らせていただきます。(勝手にすみません)
作曲家かぶってるの知らなかった…ソクレツアーの前年くらいに日本文化に対しての規制が解除されて、その後最初に韓国で公演やったのがなみちゃんだったんだよね。でそれこそ90年代末とかはジャニーズが廃れたようなアイドル(失礼)の文化あったんだけど00年代初頭はやっぱり歌謡が強くて→
— さとにゃん (@Satonyaaan4) 2018年1月12日
BoAもその頃はあんまり踊らなかったんだよね〜Valentiとかの03年くらいからはダンスを取り入れるようになったけど、たぶんなみちゃんのコンサートの影響はあると思う。05年にトンが最初のオリアル出したあたりからKpop第2世代=いまの歌って踊るアイドルが確立されたように思う→
— さとにゃん (@Satonyaaan4) 2018年1月12日
そしてこれも初めて知りました。↓
ソクレツアーで初めて韓国行ってそのパフォーマンスを見た韓国の人達が安室さんのクオリティの高さにショックを受けた→安室ショック
— Koyuママ (@Koyu0920Mama) 2018年1月12日
韓国のアイドルを日本デビューさせようとしてたけど留まったと言うのも有名な話だったよね。
というのを踏まえてちょっと思ったこと↓
安室ちゃんは最近のK-POPにも影響受けてるんかなって気もしていたんだけど、その「最近のK-POP」の源流に05年前後の安室ちゃん自身が含まれる、としたら面白いかも
— ニスタ 祝ダブミリ (@ricky_a_u) 2018年1月12日
_genic制作陣をググってみたら驚きの北欧・K-POP率だった件 - 宇多田ファンによるアムログ(仮) https://t.co/SXeby5OYya
STYLEでも先進的な音楽をしようということが試みられていたけど、Queen of HipPopが完成形とするならばSTYLEはあくまで過渡期だと思っている。
STYLEの特徴としては、
・Namie's StyleやIndy Ladyがゴリゴリ
・SO CRAZY、Indy Lady、Fish、(他人の)ラップを含む作品が多い(QoHPにはなし)
・かと思えばWishing on the same starのようなベタなバラードも入っている(ビジネス的事情だろうが…)
・As Good Asのようなロックナンバーも入ってる
ヒップホップに振り切ってる印象が強いが、案外いろんなジャンルが収録されていて、振り幅の大きいアルバムだ。
そしてSTYLEには近年の安室ちゃんがよく言っているあの概念がない。
「楽曲制作(アルバム制作)をするときは、ライブでパフォーマンスしたいかを基準に選んでいる」
というアレ。
Namie’s Style、 Indy Lady、As good as、LOVEBITE、少なくとも映像化されているツアーではやったことがないはず。Namie's Style なんて明らかにSTYLEの中心楽曲なのにも関わらずだ。
上記で「STYLEは他人のラップパートが多い」というのを挙げたが、それもライブパフォーマンスを具体的イメージが薄いままアルバム制作をしていたからでは?(邪推かも)
さらにSTYLEを引っ提げたツアーを行っていない点も、ライブ第一主義がまだ固まっていなかった表れかも。(※LIVE STYLE 2006は「STYLE」のツアーではないという認識です)QoHPの収録曲は、Free以外全てSpace of HipPopツアーで披露している。それ以降何度も繰り返しパフォーマンスしてる楽曲も多い。
QoHP以降もPLAYツアーやBEST FICTIONツアーが世界観を大事にし、「アルバムとツアーは二つで一つ」という感覚を強めていったことを思うと、STYLEとQoHP以降の差はよりはっきりしてくる。
SUITE CHICがターニングポイントだったのは大大大前提として、QoHPというアルバム、遡ればGIRL TALKやWANT ME、Put'em upでのmichico氏との出会いが安室さんの歴史においてとても大きいものだったのではないか。ひょっとしたらNaoさん以上に。
理想の女性を表現…
「 女性としてのかっこよさを追求」っていうのも20thインタビューで言っていたし、女性作家のパートナーを得たってのが大きなポイントなのかもしれないなあと個人的に思いました。