わりとこうアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった    「宇多田ファンによるアムログ」と同じ

fan space会員数を憶測で計算してみる

現在、安室さんファンクラブ会員って何人いるんだろう。

 

2017年末あたりで会員番号は30万弱までいっているという噂を聞いたけど、「会員番号=有効な会員の人数」とはならないはず。期限切れで更新していない、もともと空番を設定している、複数名義、等々。

 

30万番のうち実際何人?というのはライブ申し込みのたびに気になっていたんだけど、最近思い出したことがある。

 

いつぞやのLIVEGENIC名古屋公演にて、2階の1列目という良席を譲っていただいた時、私(ファンクラブ席)のすぐ後ろの席から一般枠だった。(たしかピクチャーチケットを持っていなかった気がする)

ふむ。

ということは、FC会員数を割り出せる?

 

■ファンクラブの座席数

ガイシホールの座席表、FEELツアーのものなら見つかったので参考にさせていただきます。↓

 

 (ググったらたまたまフォロワーさんのツイート見つけたのでお借りします)

 

 

まず、アリーナ席の人数を考えてみる。A~Cブロックだけ分けて考えると

A1~A7

B1~B7

C1~C7

21ブロックだが、花道で2ブロック分程度潰れるので19ブロック。

 

Dブロックがやや変則的な形をしているので考えづらいが、画像見た感じだいたい6ブロック分か?6ブロックだとすると、アリーナ席の実質的なブロック数は25。

 

そして座席表見た感じでは1ブロック15列のよう。LIVE STYLE2014のとき、ブロックの横一列が12人だった記憶があるので、

 

<1ブロックの人数>12人×15列 = 180人

 

 

1階席で合計4,500席 (180人×25ブロック)

 

そして私のいた2階1列目が全部FC席だとするなら、、、100席くらい?

 

ファンクラブ席合計:4600席

 

ガイシホールの収容人数が10000人と言われているので、

座席全体の46%がファンクラブ席

ということになる。

 

LIVEGENICツアーの総動員数が43万人なので、ツアー全体だと

43万人×46% = 19万7800席

がファンクラブ席。

 

ふむ、なんか妥当っぽい。確かに、ここまでは結構確実そうな数字を使ってるので大きく間違ってはいないと思われる。

問題はここから!

 

実際の会員数

ファンクラブ席全体は19万7800席だが、

・大半のFC会員が複数人で来ていて、

・複数回参戦している

となると「実際の会員の人数」を計算するのはほぼ不可能に…

 

 

しゃーないので

①FC会員1人につき、非会員0~1人(平均0.5人)が同伴

②会場にいるFC会員は、平均2回参戦している

と仮定(妄想)する。

 

①より、FC会員本人は19万7800席のうち3分の2

13万1900席

 

②より、LIVEGENICツアーに参加したFC会員の人数は

13万1900席÷2 = 66000人…?

 

2015年当時、会員番号は15万~20万弱だったような気がするけど、それに比べると意外と少ない。

 

ただ、この66000人、座席数から割り出してるので、

・複数名義持ってる人も1人としてカウントされている

・名義はあるけど2015年たまたま参戦しなかった人は考慮に入ってない

から、生きてる名義の数としてはもう少し増えて、70000名義以上あるのかも。

 

 

そしたら、当時のマックス会員番号が18万番だったとして、そのうち11万番号が空番or期限切れということ?か?

5万も10万も期限切れになるのかな。

空番けっこう多いんじゃないかな…という感想。

 

2018年はもっとわからない

引退発表以降めちゃくちゃFC会員数が伸びたらしいけど、会員番号20万ちょい→29万くらいに増えたんだっけ?

会員番号が7万程度増えたのであれば、7万のうち

・空番

・複数名義の人

・完全新規の人

があるわけだけど…

 

ま、しらんけどだいたい10万名義くらいはfan spaceに籍あるんじゃないですかね?(笑)

 

 

Finally収録版・オリジナル版聴き比べ大会(Disc1)

Finallyって素晴らしくないですか。

過去の音源は使えないのに、プロが耳コピまでしてわざわざ録り直してくれた楽曲。全身全霊でありがたく拝聴しなければバチが当たる。

 

ということでオリジナル/Finally版聴き比べプレイリストを作ったので感想を述べてみる。

 

どちらが良いとか悪いとかもちろんないのだけど、比較してみるためにあえてどちらが好みか、無理やり判定してみた。

 

 

1.ミスターU.S.A. / SUPER MONKEY'S

歌詞、よくフェンスという言葉が出てくるけど、これを沖縄の少女(14)に歌わせてるの踏まえるとこれアメリカ軍基地?の少年×その外の少女の話?

オリジナル版、ややもすると少年にも聞こえる歌声愛おしいかよ。ノリにノッてる16ビートがハツラツさを出しててめっちゃかわいい。
でも40歳の熟女声、14歳の直後に聴くとももはやえっち。だってこれ息子さんよりも幼いときの曲歌ってるんでしょ。どんな気持ちで歌ってるの…///
Finallyもオリジナルも良い。引き分け。


そしてアンナ先生のツイート笑った。

 

まじかあ…

 

2.愛してマスカット / SUPER MONKEY'S 4 

残酷な天使のテーゼで有名な及川眠子氏作品。初めて聴いたときのえ??何言ってるの??度はドロンパ!と並ぶけどこれはCM曲だったんだもんね。仕方ないね。

 とか言ってたら40歳のマスカットより40歳のドロンパ聴きたくなってきちゃったな…

 

 

3.PARADISE TRAIN / 安室奈美恵with SUPER MONKEY'S

USAといいマスカットといいさっきからTUBEばりに南国感出してくるよね。やっぱり沖縄出身っていうのがセールスポイントだったのかな
「君だけの言葉さ」「~のさ」という中性的な語尾が今となってはたまらなくよいですね。最近、女性アーティストのショタみに萌えるっていう新たな性癖を獲得しているのですごく良い///
オリジナル版もいいんだけど、昔を懐かしんでいるノスタルジックさ切なさが素晴らしく表現されてるFinally版を推したい。パラトレって切なかったのかという新たな発見。40歳ボーカルはこういう曲でこそ輝くのかもしれない。もうあの夏は来ない という歌詞も深く突き刺さる

 

4.TRY ME / 安室奈美恵with SUPER MONKEY'S

パラトレまでは「40歳が14歳の曲歌ってる」というギャップがすごかったけど、ユーロビートだとそこまででもないかも。オリジナル版でもけっこう大人びたボーカルだからか。

あなたを見てる私を信じて~がFinally版だと包容力すごい。親。恋をしてる若い男女を見守ってる第三者感ある。

うーーんオリジナル版かなあ

 

5.太陽のシーズン /安室奈美恵名義 1995年

 

若いときの方が危なっかしい感じが出てるかな。オリジナル版で。

 

6.Body Feels Exit /1995年

Finally版だと少し編曲が違うように聴こえるところがある??

ここまでどんな道を歩いて…を40歳の奈美恵さんがいうとすごく重みがあるね。

Finally版で。

 

 7.Chace the Chance  /1995年

チェイスのウキウキなイントロがとても好き。TK楽曲はぶっちゃけそこまで好みではないんだけど、この曲は初めて聴いたときから好き!!っ思った個人的に稀な楽曲。

オラオラ感はやっぱりオリジナル版かなあ。ライブでやってくれたら何歳の奈美恵さんでもぶち上がるけど。

 

8.Don't wanna cry /1996年

この曲の何が好きって、「行動」の大切さを説いてるところ。内側に秘めた想いはあるものの、それを外に出していくことを躊躇っている人たち。その背中を押してくれる名曲だと思う。私自身、脳内で考えてることに対してアウトプットが足りないタイプの人間なのですごく胸に響く

あと、黒人コーラス隊を率いても違和感のない奈美恵さんのリズム感も好き。

これ沖縄で聴いたときえらい感動したんだよな。Finally版。

 

9.You're my sunshine /1996年

控えめな思春期と引き換えに夏をあげたい。名フレーズ過ぎる。

TK曲はやはり「若さ」を強調されてるし、40歳が歌うとあ、40歳だね~^^って感じるものが多い。だけどユアマイに関してはFinally版が多幸感があって好きですかね。

 

10.SWEET 19 BLUES /1996年

こうやってきくと、オリジナル版S19Bはハイティーンの心細さを素晴らしく表現しているなと思う。楽曲そのものもボーカルも。Finally版は語り部目線になるよね。

 

 11. a walk in the park     /1996年

この曲しれっとヒットしてるけど、なかなかチャレンジングな構成の楽曲じゃない?!改めてTKや安室さんの影響力の大きさを思い知る。

うーん引き分け

 

12. CAN YOU CELEBRATE?  /1997年

この曲は音楽的にそこまで好みではないんだけど(笑)、当時の彼女自身の状況を思うとものすごく意義深い楽曲だなあと思います。という意味でオリジナル版が軍配なんだけど、もし自分の結婚式で流すならFinally版。

 

13.how to be a girl    /1997年

この曲も相当攻めてるよね?これも当時J-POP市場ではキャッチーな楽曲だと認識されていたのか?すげーな

Finally版の方が音に乗りこなしている気がするんだけど、大人の階段昇りたい肉食系な奈美恵ちゃんということでやっぱ若い方がしっくりくるかな。オリジナル版。

 

14.I HAVE NEVER SEEN  /1998年

あ~~好き。この曲の素晴らしさに最近気づいた。中学英語の例文みたいなタイトルだなって思ってて本当にすみませんでした。

これはもう問答無用でFinally版です。この声の深みよ。最高。

 

15.RESPECT the POWER OF LOVE    /2000年

当時のことを思うと平常心で聴いていられない…

わからないけど、今の奈美恵さんの方が歌詞に気持ちが乗りそうということでFinally版かな。

 

16.NEVER END  /2000年

沖縄以来、ネバエン聴くと涙腺に刺激が走る病にかかっている

宇多田・浜崎全盛期の中、ある意味日本を背負い、お子さんを背負い、お母様のこともあり、どんな未来を想像しながらこれを歌っていたんだろう。生きてかなきゃいけない涙の日でも… 小室さん残酷とすら思ってしまう。

華やかに25周年を迎えて、日本中に惜しまれながら勇退する40歳の自分の姿なんてイメージしてたんだろうか。2000年からは想像できなかった、「遠い未来」にたどり着いたFinally版、あまりにも尊すぎる。

この曲でDisc1が終わるってのは絶対狙ってるよね。

 

なお、「あなたとはずっと前からきっと 巡り会うために 愛を誓った」が輪廻転生っぽくて大変好き。

 

 

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25年間、歌手として女性として人間として変化してきた安室奈美恵を感じられて素晴らしすぎる。

 Disc2も後日やりたい。

2005年前後の安室奈美恵とQueen of HipPopを褒めちぎる会

 

 

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 Queen of Hip-Popがめちゃくちゃ好きです。

単純に好みというか、洋楽的要素とJ-POP要素、また英語と日本語、それらの混ざり具合がかっこいい。と少なくとも中学生の私は感じたし、今でもそう思う。

 

 

 

よく考えてみるとSUITE CHIC以上にターニングポイント的作品(安室奈美恵にとってもJ-POPにとっても)?と思って、当時のJ-POP、前作STYLEとの違いを考えてみた。

 

 

■当時のJ-POP振り返り

本当にこのアルバムは一般的に見て先進的だったのか?当時のJ-POP市場を思い出してみる。

 

2004年シングル売り上げランキング

順位 曲名 歌手名 売上枚数
1位 瞳をとじて 平井堅 83.4万
2位 Sign Mr.Children 74.9万
3位 Jupiter 平原綾香 67.5万
4位 ORANGE RANGE 66.1万
5位 掌/くるみ Mr.Children 65.1万
6位 かたちあるもの 柴咲コウ 59.1万
7位 ロコローション ORANGE RANGE 48.7万
8位 君こそスターだ/夢に消えたジュリア サザンオールスターズ 45.2万
9位 河口恭吾 43.0万
10位 Mickey Gorie with Jasmine&Joann 42.8万
11位 世界に一つだけの花 SMAP 40.6万
12位 さくらんぼ 大塚愛 40.5万
13位 希望~Yell~ NEWS 39.5万
14位 誰かの願いが叶うころ 宇多田ヒカル 36.5万
15位 君にBUMP ケツメイシ 33.0万
16位 INSPIRE 浜崎あゆみ 32.9万
17位 ね、がんばるよ。 KinKi Kids 32.6万
18位 READY STEADY GO L'Arc~en~Ciel 31.0万
19位 Moments 浜崎あゆみ 30.1万
20位 CAROLS 浜崎あゆみ 30.1万
21位 やさしいキスをして DREAMS COME TRUE 29.8万
22位 BANZAI B'z 28.1万
23位 彩~Aja~ サザンオールスターズ 27.9万
24位 ミチシルベ~a road home~ ORANGE RANGE 27.8万
25位 ケツメイシ 27.1万
26位 栄光の架橋 ゆず 26.2万
27位 ARIGATO B'z 25.9万
28位 思いがかさなるその前に… 平井堅 25.6万
29位 瞳の中のGalaxy/Hero 25.6万
30位 ハナミズキ 一青窈 25.3万
31位 紅く燃ゆる太陽 NEWS 24.9万
32位 さくら(独唱) 森山直太朗 24.1万
33位 スターゲイザー スピッツ 24.0万
34位 シスター ポルノグラフィティ 23.5万
35位 Carry On/運命のヒト EXILE 23.3万
36位 Wonderland 稲葉浩志 22.5万
37位 ココロオドル nobodyknows+ 22.1万
38位 自由への招待 L'Arc~en~Ciel 21.5万
39位 『WAVER』 ORIGINAL COLOR/恋のカマイタチ/… 堂本剛 21.3万
40位 ヨロコビノウタ モンゴル800 20.9万
41位 全てが僕の力になる! くず 20.5万
42位 群青日和 東京事変 20.1万
43位 Wonderful Life &G 19.4万
44位 番場の忠太郎 氷川きよし 19.0万
45位 YOUR NAME NEVER GONE
/Now or Never/You Got Me
CHEMISTRY 19.0万
46位 時の雫 GLAY 18.6万
47位 愛が呼ぶほうへ ポルノグラフィティ 18.2万
48位 アルエ BUMP OF CHICKEN 17.7万
49位 浪花いろは節 関ジャニ∞ 17.5万
50位 オンリー ロンリー グローリー BUMP OF CHICKEN 17.4万

 

 2005年シングル売り上げランキング

順位 曲名 歌手名 売上枚数
1位 青春アミーゴ 修二と彰 94.5万
2位 さくら ケツメイシ 94.2万
3位 四次元 Four Dimensions Mr.Children 92.4万
4位 * ~アスタリスク~ ORANGE RANGE 62.8万
5位 SCREAM GLAY×EXILE 53.8万
6位 Anniversary KinKi Kids 52.5万
7位 OCEAN B'z 50.5万
8位 ラヴ・パレード ORANGE RANGE 44.7万
9位 ファンタスティポ トラジ・ハイジ 42.7万
10位 GLAMOROUS SKY NANA starring MIKA NAKASHIMA 42.3万
11位 お願い!セニョリータ ORANGE RANGE 41.7万
12位 キズナ ORANGE RANGE 41.0万
13位 NO MORE CRY D-51 40.1万
14位 BANG!BANG!バカンス SMAP 39.6万
15位 ここにしか咲かない花 コブクロ 37.6万
16位 愛と欲望の日々/LONELY WOMAN サザンオールスターズ 37.1万
17位 友だちへ~Say What You Will~ SMAP 36.5万
18位 Dreamland BENNIE K 34.8万
19位 STEP you/is this LOVE? 浜崎あゆみ 34.5万
20位 ENDLESS STORY REIRA starring YUNA ITO 34.5万
21位 ORANGE RANGE 33.8万
22位 月光花 Janne Da Arc 32.1万
23位 HEAVEN 浜崎あゆみ 32.0万
24位 ビロードの闇 KinKi Kids 31.9万
25位 fairyland/altarna 浜崎あゆみ 31.6万
26位 SMILY/ビー玉 大塚愛 30.8万
27位 愛のバクダン B'z 29.3万
28位 ツバサ アンダーグラフ 29.0万
29位 『トンガリキッズ I 』 B-DASH(Ver.HANAGOE)
/MEGANE(Ver.HANAGOE)
トンガリキッズ 29.0万
30位 恋におちたら Crystal Kay 28.8万
31位 マツケンサンバ II 松平健 27.8万
32位 チェリッシュ NEWS 26.1万
33位 BOHBO No.5/神の島遙か国 サザンオールスターズ 25.9万
34位 TEPPEN NEWS 24.2万
35位 プラネタリウム BUMP OF CHICKEN 24.1万
36位 好きやねん、大阪。/桜援歌(Oh!ENKA)/無限大 関ジャニ∞ 23.6万
37位 Link L'Arc~en~Ciel 23.5万
38位 ネオメロドラマティック/ROLL ポルノグラフィティ 22.7万
39位 初恋列車 氷川きよし 22.4万
40位 PRIDE HIGH and MIGHTY COLOR 22.3万
41位 プラネタリウム 大塚愛 21.5万
42位 Jupiter 平原綾香 21.4万
43位 Story AI 21.1万
44位 キラキラ aiko 20.6万
45位 POP STAR 平井堅 19.8万
46位 泣いたりしないで/RED×BLUE 福山雅治 19.6万
47位 EXIT EXILE 19.5万
48位 Pecori Night Gorie with Jasmine&Joann 19.4万
49位 Killing Me L'Arc~en~Ciel 19.3万
50位 何度でも DREAMS COME TRUE 19.1万

 

 

ぱっとみブラックミュージック、ダンスミュージックが垣間見えるのはケツメイシBennie K、クリケイ、AI、浜崎さん、EXILEくらいか?

とはいえWANT MEやGIRL TALKほど先進的なサウンドを持つ楽曲は見当たらない(※アムオタ目線での乱暴なまとめ)

 

そういえば……当時2ちゃんねる、ありとあらゆるアーティストのアンチが湧いていたけど、あそこでの安室ディスといえば「洋楽のパクリ」「猿」が定番じゃなかっただろうか。やはり他の歌手よりも(?)明らかに洋楽っぽい、というのが一般的な認識ってことで間違いなさそう。

皮肉にも安室サウンドの先進性を言い当ててしまっていたアンチのみなさん乙でござるwww 

 

 

 

ついでにK-POPではこのときどのような曲が流行っていたのか。調べてみた。

 

matome.naver.jp

 

情報源が適当なのでアレですが、冬ソナのイメージにわりと近い。

 グローバル基準なダンスミュージックを取り入れることではJ-POPの一歩先を行くK-POP界  というイメージだが、当時はそこまでバキバキダンスミュージックばかりでもなかったよう?

観測範囲がめちゃ狭いですが、とりあえずそういう結論にしておきます。 (詳しい方教えてください)

 

 

 

ちなみに…韓国と安室ちゃんといえば以下のツイートが興味深かったので貼らせていただきます。(勝手にすみません)

 

 

そしてこれも初めて知りました。↓

 

 

というのを踏まえてちょっと思ったこと↓

 

 

 

■前作「STYLE」との違い

STYLEでも先進的な音楽をしようということが試みられていたけど、Queen of HipPopが完成形とするならばSTYLEはあくまで過渡期だと思っている。

 

STYLEの特徴としては、 

・Namie's StyleやIndy Ladyがゴリゴリ

・SO CRAZY、Indy Lady、Fish、(他人の)ラップを含む作品が多い(QoHPにはなし)

・かと思えばWishing on the same starのようなベタなバラードも入っている(ビジネス的事情だろうが…)

・As Good Asのようなロックナンバーも入ってる

ヒップホップに振り切ってる印象が強いが、案外いろんなジャンルが収録されていて、振り幅の大きいアルバムだ。

 

そしてSTYLEには近年の安室ちゃんがよく言っているあの概念がない。

「楽曲制作(アルバム制作)をするときは、ライブでパフォーマンスしたいかを基準に選んでいる」

というアレ。

 

Namie’s Style、  Indy LadyAs good asLOVEBITE、少なくとも映像化されているツアーではやったことがないはず。Namie's Style なんて明らかにSTYLEの中心楽曲なのにも関わらずだ。

上記で「STYLEは他人のラップパートが多い」というのを挙げたが、それもライブパフォーマンスを具体的イメージが薄いままアルバム制作をしていたからでは?(邪推かも)

 

さらにSTYLEを引っ提げたツアーを行っていない点も、ライブ第一主義がまだ固まっていなかった表れかも。(※LIVE STYLE 2006は「STYLE」のツアーではないという認識です)QoHPの収録曲は、Free以外全てSpace of HipPopツアーで披露している。それ以降何度も繰り返しパフォーマンスしてる楽曲も多い。

QoHP以降もPLAYツアーやBEST FICTIONツアーが世界観を大事にし、「アルバムとツアーは二つで一つ」という感覚を強めていったことを思うと、STYLEとQoHP以降の差はよりはっきりしてくる。

 

 

 

 SUITE CHICがターニングポイントだったのは大大大前提として、QoHPというアルバム、遡ればGIRL TALKやWANT ME、Put'em upでのmichico氏との出会いが安室さんの歴史においてとても大きいものだったのではないか。ひょっとしたらNaoさん以上に。

 

 

f:id:ricky_au:20170929221224j:plain

  理想の女性を表現…

「 女性としてのかっこよさを追求」っていうのも20thインタビューで言っていたし、女性作家のパートナーを得たってのが大きなポイントなのかもしれないなあと個人的に思いました。

 

 

2017年9月20日から今日までのメンヘラ遍歴

2017年9月20日の発表を聞いてから、ずっと引っかかっていたことがある。

安室ちゃんにとって音楽活動は楽しいものじゃなかったのかな ということだ。

 

引退理由として推測されるのは、

 

美しく歌って踊れるうちに終わりたい、

25周年、40歳のキリがよいタイミングで、

息子さんの成人のタイミングで、、、、

あたりだと思う。

全部理解できる。私たちの目には触れない他の理由(怪我とか病気とか)も可能性あるんだろうが、ある程度は真実だと思う。

 

25年間も続けてくれて、こんなに美しく気高いまま日本中に惜しまれながら引退していく、そんな推しは誇らしい。実際、あの時の報道ラッシュで少し優越感みたいなものも感じていた自分がいる(もちろん辛かったけど)。

 

でも、今挙げたことって「もし辞めるとしたらこのタイミングがきれいだよね」というレベルであって、必ずしも今辞めなきゃいけないって話じゃないじゃん。

「でも、ライブが楽しいからまだ続けたい」という一言で覆ってもいいわけじゃん。

 

安室ちゃん自身がライブ楽しんでいるから、安室ちゃん自身が自分のために25年間続けてくれているのだと思っていた。ライブでのあの笑顔を見ていて、私たちも安室ちゃんに勇気や愛を与えてあげられているのかなって、少し思ってしまっていた。

 

でも勘違いだったのか。私たちファンに求められてるから、私たちのために、優しさだけでやっててくれたのか、ファンは重荷になっていたのか、、、

 

そんなことを突きつけられた気がして、それがいちばんしんどかった。安室ちゃん意外と残酷だな…とかメンヘラ彼女みたいなことを思ってしまう自分もなんて浅ましいんだろうと。(さらに言うとラストシングルがJust you and I なことに気づいた時もしんどさを感じてしまった)

 

9~10月はそんな感じでモヤモヤしていたけど、11月23日、メンヘラ彼女はNHK「告白」インタビューにだいぶ救われた。

 

そもそも5年間お礼参りをしてくれていたというのも凄まじい。100公演ツアーなんてやらず、そこそこの公演でやり過ごすことだってできただろうに。安室ちゃん残酷だとか言ってる場合じゃない、、、 

 

何より救われたのは

『私たちはここで見てるから、あんたはあんたのライブを楽しみなさい』って言われている気がした

というあのくだり。愛と勇気は届いていたのか!

安室ちゃんとファンの間で、双方向で気持ちが通じていたことに心底ほっとした。

 

もちろん「安室奈美恵」という看板を重く感じる気持ちはあるのだろうけど、その一瞬は確かに存在した。それを知れただけで、モヤモヤが薄くなった気がする。

 

 

あと数時間で紅白が始まりラストイヤー2018年が始まってしまうけど、メンヘラ彼女ヅラをなるべくせず、歌とダンスを純粋に楽しもうというのが新年の目標です。

…無理っぽいけど(笑)

まあできるだけ!

 

 

ちなみに

 

前にライブ公演数について調べたことがあるんですが↓ 

 

ursidae.hateblo.jp

 

安室ちゃんのお礼参り(FEELツアー~LS1617)の公演数を数えてみると

 

FEEL 2013 44公演 / 24万人

Live Style 2014 37公演 / 31万人

LIVEGENIC 2015 44公演 / 43万人

Live Style 2016-17  100公演 / 26万人

25th 沖縄  2公演 / 5.2万人

 

→ 227公演、129万人

 

ということです。愛がでかい

 

自分にとっての名盤って何ぞや

自分がよくツイートしてしまう言葉に、「〇〇は名盤」というフレーズがあります。「〇〇が大好き」とも言い換えられるんですが、「名盤」という言葉でしか表せない微妙なニュアンスがあるような気がして、つい名盤名盤言ってしまいます。

 

「名盤」にいつも助けられているので、いっちょこの言葉ときちんと向き合ってみよう!と思い、私にとって「名盤」って何ぞや?ということを考えてみた。

 

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まず、漠然と「これは名盤」と思ってるアルバムを挙げてみます。順不同。

 

PLAY / 安室奈美恵

f:id:ricky_au:20171122001632p:plain

 

Queen of Hip-Pop / 安室奈美恵

f:id:ricky_au:20171122001709p:plain

 

_genic / 安室奈美恵

f:id:ricky_au:20171122001758p:plain

 

DEEP RIVER宇多田ヒカル

f:id:ricky_au:20171102181306p:plain

 


ULTRA BLUE宇多田ヒカル

f:id:ricky_au:20171102181330p:plain

 

COSMIC EXPLORER / Perfume

「cosmic explorer perfume」の画像検索結果

 

 

hellcat / 黒木メイサ

「メイサ hellcat」の画像検索結果

 

 

FAIRY TALE / 倉木麻衣

f:id:ricky_au:20171102181152p:plain

 

FutureSex LoveSounds /  Justin Timberlake

「futuresex/lovesounds」の画像検索結果

 

the 20/20 Experience / Justin Timberlake

「20/20experience」の画像検索結果

 

Elephunk / Black Eyed Peas

f:id:ricky_au:20171122002900p:plain

 

 

(次点)

Monkey Business / Black Eyed Peas

Favorite Worst Nightmare / Arctic Monkeys

Blue Blood / w-inds.

the Entertainer / 三浦大知

Hot Chemistry / CHEMISTRY

FEEL / 安室奈美恵

 

 

幅狭いw

だいぶ偏ってますが、とりあえずこれが私にとっての名盤だってことにします。 

 

 

 

そもそもアルバムって普通に楽曲の集合体なので

 

・好きな曲がそこそこ入っている=好きなアルバム

 

という定義は当然あるのですが、「名盤」って言うにはこれだけじゃ今一歩足りないと思うんですよね。

 

というのは、楽曲単位よりアルバム単位で聴いた方が魅力的だなと感じる作品が多々あるため。(私的にはElephunk20/20 ExperienceBlue Blood あたりが特にそう)

 

 

じゃあそれらに共通する特徴って何だろうと考えてみる、と、結局

 

・アルバム全体に流れるコンセプトが1つある

 

ってところに落ち着くような気がします。

 

この全体コンセプトというのも、

サウンド面でのコンセプト / サウンド以外でのコンセプト

に分かれるのかな。

 

 

例えば サウンド面で一貫していて良いなと思うのは

 

hellcat / 黒木メイサ 

 → U-key Zoneサウンド

20/20 Experiences / Justin Timberlake

 →(ジャンル名わからないけどなんかかっこいいやつ)

Elephunk / Black Eyed Peas

 → ファンク?

Blue Blood / w-inds.

 → レトロ系R&B

Favorite Worst Nightmare / Arctic Monkeys

 →(ジャンル名わからない(ブリットポップ?))

ULTRA BLUE宇多田ヒカル

 → 打ち込み系

FEEL / 安室奈美恵 

 → 聴きやすEDM

 

あたりですかね。

曲同士の境目があまり目立たないアルバムが好きです。

1組 or 少数のクリエイターが楽曲提供してる場合が多く、悪く言えば「似たような曲ばっかり」なので、好き嫌いは分かれるのかもしれません。

 

そういや「バラエティ豊か」っていう売り文句のアルバムはだいたい好きにならないなあ…

 

 

「サウンド面以外の一貫性」って視点だと、アルバムタイトル、ジャケ写、顔曲に一体感のあるアルバムは俺的名盤率高いです。ジャケ写とアルバムタイトルを中心にして、他曲がコーディネートされているような構成が好き。 

例えば

 

・1曲目=アルバムタイトル曲

・タイトル曲およびアルバムの顔となる曲が抜群に良い&キャラ立ちしている

・ジャケ写がアルバムコンセプトを表している

・アルバム通してストーリー性がある

・アーティスト本人の持つイメージと合致する

 

みたいな特徴があるでしょうか。

 

 

こういった点ではFAIRY TALE(倉木麻衣が秀逸かなと思ってます。

 

このアルバムは当時19歳の彼女の、子供から大人へと移り変わっていく葛藤などがコンセプト(だと思う)。

タイトル曲「FAIRY TALE」で"夢を捨てるのが大人ならばなりたくはない"と宣言した彼女がNot that kind a girlを経て不思議の国Fantasyへたどり着く流れがすばらしすぎる。この構成によって、アルバムのストーリーの中で成長した主人公の姿が見えるんですよね。そのタイトルが「おとぎ話」なのがまた良い。歌詞カードがおとぎ話っぽくデザインされている点もGood。key to my heart名曲過ぎかよ。

 

あと、COSMIC EXPLORER (Perfume

このアルバムの中で、THE宇宙探検な楽曲はCOSMIC EXPLORERNavigateくらいです。STAR TRAINもそうかも知れないけど毛色違うので除外)

が、そもそもPerfumeがスペーシーな音であるおかげで、COSMIC~直後に"チラリLook side way"と歌うかわいい楽曲来ても違和感ナシ。むしろ宇宙ステーションで暮らしてる女の子の曲かな?とかCOSMIC方向に捉えてしまいます。それもCOSMIC~という楽曲が強烈なおかげ。Perfumeのアリジナルアルバムにはこういうの求めてたんだよ・・・

 

そして超壮大なCOSMIC EXPLORER視点が、最終的にはいちばん近くにいる君への視線にたどり着く(Hold Your Hands)点も大好きです。"ガラスの心を伝う涙色の振動"という繊細さがたまらない。宇宙-あなたの手 という対が、お互いに引き立て合ってるよい構図だと思います。

「手」をよくモチーフにしてるという点、セカイ系っぽい点を含めて、旧世紀版エヴァを思い出します笑

 

 

(※以下宇多田好きアムラー並感)

そしていろいろ別格だと思うのが、

敢えて明確なコンセプトは設定していないものの、一貫した哲学・人生観が根底に流れているのが宇多田ヒカル作品。

 

そしてアーティスト自身がアイコンとして統一感を与えているのが安室奈美恵作品。

安室ちゃんが "Photogenic" " Queen"って歌い上げるからそのアルバムがまとまる、、ってとこあるじゃないですか。(人による)

 

 PLAY上記条件をかなりの割合で満たしているので、わりとこうリアルに名盤だと思うわけ~  

 

 

 

 

(いろいろ書いたけど、全部思い出補正なんじゃねぇかという気がしないでもない)

 

 

安室奈美恵のライブ動員数を眺めてみた②彼女の時間はどれだけライブに割かれているか?

 

以前に安室奈美恵は24種類のワンマンライブを行い、合計公演数は689回、ということを調べました。すごい数字だと思うけど、上には上がいるものでSMAPの動員数やさだまさしの公演数はそれを凌ぐもの凄い数字でした。

 

でもそれじゃなんとなく悔しく、安室奈美恵はライブの人なんだって納得したいんだ>< ってことでこの人がライブにかけてる労力はなんぼのもんじゃいということを考えてみた。

 

ツアーに費やしてる時間を単純計算

まず、各ツアー前の構想~リハにかけた時間を考えてみます。

 

ライブの準備ってどのくらい時間かけるんでしょうね?

そして本人はどこまで深く関わっているんだろう。

 

彼女は舞台裏を見せない人なので完全な妄想になりますが、

 

・ダンサーオーディション

・だいたいのセットリスト

・おおまかなセットや衣装、照明のイメージ

は安室さん本人およびIZUMIさん的な上位スタッフが決定(1ヶ月)

→おおむね決まったものから裏方スタッフさんたちが実際に制作(1~2ヶ月)

→同時進行でコレオグラファーがコレオ作成

 奈美恵さんおよびダンサーズが振りを入れていく

 演出を修正しつつ徐々に本番に近い形にしていく(1~1.5ヶ月)

 

…って感じでしょうか。合計2.5か月?全っ然わかりません。

 

いつかの雑誌インタビュー(パスチャのnon-no?)で、「ライブ1ヶ月前には毎日6時間くらい踊り込む」みたいなことを話していた気がするので、構成やセトリを考える時間を含めツアー初日の2~3ヶ月前から始動する、と考えていいですかね。

ヤフー知恵袋に「SMAPは3~4ヶ月程度」って書いてあったのでもうちょっと時間かかってるのかもしれませんが…ツアーのインターバルめっちゃ短い安室さんなので、準備期間はやはり平均2.5ヶ月とします。

 

ワンマンライブは24種類なので、各々に2.5か月(75日)をかけていたとすれば

 

ツアーリハーサル日数

→ 75日 × 24ツアー = 1800 日間

 

そして、ツアーが始まってから1公演あたりにかける労力を考えてみます。各地移動+会場でのリハを考えると、1公演あたり平均2日間くらい準備するのかな。そこに公演当日を加えると1公演あたり3日間潰れますね。

 

1公演の準備時間

→ 3日間 × 689公演 = 2067 日間

 

 

ということは、ツアー前とツアー中を合わせて

1800日 + 2067日 = 3867日 

はライブに費やしていそうです。

 

デビューから25年目までの全日数は

25年間 × 365日 = 6625日

なので、

歌手人生の中でライブにかけている割合は

3867日 / 6625日 = 58%

 

(だいたい)6割!大学の試験だったら単位もらえるじゃん。すごい。満足(笑)

 

 

チケット1枚の価値について

…ここでちょっとキモいことを思いついてしまったんですけど、、、奈美恵さんの1日の稼働時間を9時間(???)とするじゃないですか。

 

9時間 × 6625日 = 59625時間

がライブのためにかけてきた総時間数。

 

これを今までの総動員数424万人で割る。

59625時間 / 4240000人 = 0.014時間 = 約50秒/人

 

つまり??ライブに1回行くこと=安室ちゃんの時間を50秒独占していることになりませんかね…????

この解釈が合ってれば、私はアムライブだいたい25回くらい参戦してるので、50秒×25回=1250秒も安室ちゃんの時間を頂いてきた…??幸せ過ぎない?チケ代安すぎない??大丈夫?間違ってる気がしてきた

 

 

安室奈美恵のライブ動員数を眺めてみた① ※2018年8月追記

※2018/8/26、2018年の動員数も含めて追記

 

タイトル通り、少し数字を見てみたかったのでついでにまとめてみた。

 

  開催年 公演 公演数 動員数 1公演あたり平均観客数  
1 1995 安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S
ハートに火をつけて
3 5500 1833  
2 1995 安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S
Okinawa
1 4000 4000  
3 1996 安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S 21 80000 3810  
4 1996 安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S
沖縄/千葉マリン
4 70000 17500  
5 1997 a walk in the park 23 120000 5217  
6 1998 Concetration20 8 300000 37500  
7 2000 Genius 2000 17 132600 7800
宇多田・浜崎デビュー
8 2000 Live in Hawaii 1 5000 5000 動員数は推定
9 2001 break the rules 17 132600 7800 動員数は推定
10 2001 AmR 9 18500 2056 動員数は推定
11 2003 SO CRAZY tour 37 170000 4595  セルフP開始
12 2004 fan space 8 16000 2000 動員数は推定
13 2005 Space of Hip-Pop 35 105000 3000  
14 2006 LIVE STYLE 2006 23 220000 9565  
15 2007 PLAY 67 200000 2985  
16 2008 BEST FICTION tour 64 500000 7813  
17 2010 Past < Future 80 210000 2625  
18 2011 LIVE STYLE 2011 32 270000 8438  
19 2012 5 Major Dome tour 20th 8 340000 42500  
20 2013 ASIA tour 20th 4 44000 11000 動員数は推定
21 2013 FEEL tour 44 240000 5455 500回目公演
22 2014 LIVE STYLE 2014 37 310000 8378  
23 2015 LIVEGENIC 44 430000 9773  
24 2016 LIVE STYLE 2016-17 100 260000 2600  
25 2017 25th 沖縄 2 52000 26000  
26 2018 Finally tour 17 750000 44118  
27 2018 Finally tour in ASIA 6 45000 7500 動員数推定
28 2018 We love music We love namie 前夜祭 1 3000 3000  

 

20thの5大ドームとアジアツアーがほぼ同一内容とすると、ワンマンとしては2426種類のライブを行ってきたことになるでしょうか。


合計公演数:689回 713回

けっこう適当に集計しましたが、FEEL通算500回目公演と計算がほぼぴったりなのでおおよそ正解なはずすが、公式ヒストリームービーだと740回となっているので間違っていると思います。

ちなみにさだまさしは4000回以上、矢沢永吉は1500回以上だそうです(参考にならない) 通算ライブ回数ってメジャーな統計項目ではないらしくなかなか出てこない。私たちだってFEEL500回のときに初めて意識したもんな…

 

 

これを23年間(初ライブ1995年~2018年)で割ると

平均年間公演数:28回 31回

案外普通?とも思うけど100公演や80公演が異常なだけであって多い方なのか?

 

合計動員数:424万人  503万人

静岡県総人口が380万人、ニュージーランドの人口が400万人らしいです。なおSMAPや嵐は動員数累計1000万人超えているそう。すごすぎ。

 

 こちらも同じく23年間で割ると

平均年間動員数:19万人  31万人

でした。19万人だと2016年動員数ランキング50位相当。

 

グラフにしてみるとこんな感じ。

ツアー名でなく各ツアー開始年毎にまとめてしまってますがだいたい問題ないはず。(こんなとこまで来る人は年とツアー名対応させられますよね…)

 

 

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ぱっと見2010年前後の動員数が安定しまくってます。

ドームツアーでなく、近年のアリーナツアーが動員数のメインになってるのは安室奈美恵らしい。やっぱりリピーターが多いのかな?

 

そして動員数トップ5は

Finally(国内ドーム):75万人

BEST FICTION:50万人

LIVEGENIC :43万人

20thドーム  : 34万人

LIVE STYLE2014 :31万人

Concetration 20  :30万人

でした。

 

Finally半端ないのは当然として、

ベスフィクすごい!(今更) 一つの節目という認識はあったけどこんなに偉大だったとは…。50万人だと、年間動員数ランキング10位前後相当。女性ソロでは歴代1位 2位初めて知った。ここで安室奈美恵のライブに触れた新規ファンがその後の人気を支えたのかもしれません。私とか私とか

 

何気に凄いのがオリアルツアーLIVEGENICが動員数2位 3位。50万人で女性ソロ歴代2位なら、5位くらいには入っていそう。話題性という意味ではベスフィク、20thに劣るので不思議といえば不思議。まあ内容がよかったからね(LIVEGENIC大好きマン)

 

公演数ダントツ1位のLiveStyle16-17は、動員数でいうとLS11のちょっと下で総合8位でした。上の表見てるとホールの収容人数の小ささに泣けてくるもんな。今思えば、引退発表前にホール100っていうのも愛だったのか…

 

気になるのは40~50万人の動員力を持っていながら、基本30万人前後のツアーしかやっていない点。※30万でももちろんすごい  会場・スケジュール・本人の体調・人手不足、、、など何かが制限要因になっていたのかな?お金が足りないってこたないよね。

 

キャリア前半・後半での変化

ところで、私の中で、安室さんのキャリアを分割して眺めるとしたら絶っ対に2003年が境目だと思っています(諸説ある)。だって音楽性的には絶っ対にSuiteChicが運命の分かれ道だったじゃないですか…何よりセルフプロデュース開始後初のツアーは2003年。

 

ということでライブについても2003年ソクレツアーで前期(10年間)・後期(15年間)に勝手に分けてみると、

689  713公演中

前期…104公演

後期…609公演

 

1年間あたりの数に落としてみると、

セルフP以前…約13公演/年、8万人/年

セルフP以降…約38公演/年、26万人/年

ということで密度にして後期は前期の3~4倍。テレビ露出を抑え、ライブに全てを割いてきたスタンスが数字にも出ていますね。

ちなみに年間28万人動員だと、2017年ライブ動員数ランキング30位前後に相当します。(上位はJ事務所、EX系、アイドル系(以下参考)

 

 

■2017年 年間ライブ動員ランキング(総合)1位~30位

[ 順位. アーティスト名/ 推定動員数 (人) / 公演数 / 1公演あたりの平均]
1. 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE:1,802,976人 / 37公演 / 48,729人
2. BIGBANG:1,076,500人 / 21公演 / 51,262人
3. 関ジャニ∞:989,238人 / 20公演 / 49,462人
4. 嵐:843,714人 / 18公演 / 46,873人
5. Hey! Say! JUMP:823,000人 / 37公演 / 22,243人
6. Mr.Children:792,614人 / 30公演 / 26,420人
7. 東方神起:570,738人 / 11公演 / 51,885人
8. SHINee:558,238人 / 29公演 / 19,250人
9. AAA:541,600人 / 19公演 / 28,505人
10. 乃木坂46:496,758人 / 43公演 / 11,553人11. 桑田佳祐:492,438人 / 20公演 / 24,622人
12. iKON:474,822人 / 35公演 / 13,566人
13. GENERATIONS from EXILE TRIBE:433,056人 / 29公演 / 14,933人
14. EXILE THE SECOND:423,689人 / 38公演 / 11,150人
15. ジャニーズWEST:394,900人 / 31公演 / 12,739人
16. Kis-My-Ft2:380,400人 / 31公演 / 12,271人
17. NEWS:371,900人 / 26公演 / 14,304人
18. ONE OK ROCK:367,700人 / 32公演 / 11,491人
19. GLAY:365,749人 / 43公演 / 8,506人
20. back number:356,636人 / 31公演 / 11,504人
21. ケツメイシ:353,868人 / 29公演 / 12,202人
22. ゆず:351,607人 / 27公演 / 13,022人
23. UVERworld:351,715人 / 61公演 / 5,766人
24. BTS (防弾少年団):346,300人 / 15公演 / 23,087人
25. コブクロ:353,416人 / 31公演 / 11,401人
26. KinKi Kids:339,563人 / 8公演 / 42,445人
27. ももいろクローバーZ:297,421人 / 34公演 / 8,748人
28. RADWIMPS:283,254人 / 21公演 / 13,488人
29. 星野源:280,198人 / 22公演 / 12,736
30. V6:276,000人 / 21公演 / 13,143人

 

https://www.barks.jp/news/?id=1000151196

 

 

 

 

そもそもライブ市場が右肩上がり

日本国内のライブ公演数の推移も調べてみたんですが、

凡例

会場規模別公演数

 会場規模別動員数

 一般社団法人コンサートプロモーターズ協会調べ

www.acpc.or.jp

 

公演数、動員数ともに国内全体が右肩上がり。安室さんの公演数が増え気味なのも当然と言えば当然なのかもしれません。

 

とはいえ、好みが多様化し競合が増えているこの時代に、動員数を増やしていける安室ちゃんがすごい っていうのは間違いないと思います。

 

 

 

そもそもなんでライブ・コンサート市場が成長しているかって考えると、CDが売れなくなったのが原因ですよね。(たぶん)

 

90年代=もっともCDが売れた時代の象徴だった安室奈美恵が、ライブで稼ぐ時代の幕開けと共にライブアーティストとしての地位を確立していったっていうの、なんかすごいなと思います。

 

これ、アーティストとして2つの方法で売れる、2つの環境に適応してるっていうわけで、世紀を跨いでも売れ続ける人たちってきっとそれが強みなんでしょうね。これ、そういうアーティストたち(B'z、ミスチルラルクなど)の経年変化と比べてみると面白いのかもしれない。誰かやってください。

 

安室さんは低迷期とか揶揄されてる中でそれをやってきたから本当に凄まじい… なんか、安室奈美恵がこの時代あの場所に生まれてきたの、ほんとうに天に仕組まれたとしか思えなくなってきた涙

 

 

 

 

※蛇足な続編

 

ursidae.hateblo.jp