20170918_沖縄旅行4日目 久高島
沖縄ライブ翌日、余韻に浸るのも悪くないと思ったけど、せっかく来たんだし一人でも楽しめそうな観光スポットとしてそこそこ有名そうな久高島(くだかじま)に行ってきました。
まず、国際通りから路線バスにて安座真港へ。
セザワ気分だね。左後方座席すかさず座るよね。そういえば安室ちゃんセザワやらなかったね。
いや本当に一昨日と昨日は夢みたいな時間だったな。現実だったのかな…
1時間くらい揺られて安座真港に到着。途中のサトウキビ畑よかったなあ。
↑これは関係ない道端の漁船(こういう写真がすきです)
安座真からフェリー。つーか乗客に一人の人いないじゃん!一人でも楽しめる観光地だって言ったじゃん…
そんな感じで20分くらい乗ると久高島。
真新しいテトラポッドが整然と並ぶ久高の港。こういうの好きですねはい
お昼食べてなかったのでお食事。港近くに3~4軒食堂あり。
ごはんおいしかったな!観光地の適当に作られたご飯じゃなくてちゃんと美味だった!(本当に食レポができない)
ていうか
この島…
人より猫の方が多いかもしれない
自転車レンタルをして島を巡るよ~
幅3㎞くらいの小さな島なのである。
ここ
本当に自転車で進んでいいの????
大丈夫????
なんか脇の林が薄暗くいし、人いないし、かと思えば畑にいきなり人が現れるし(地元の方すみません)ゾクゾクする。
怖いなぁ~~いやだなぁ~~~~と思いながら漕いでると
海が見えた!
何気に今回初の砂浜。OKINAWA…
魚眼もうちょっと活用したいなあ
適度に潮風を感じたらサイクリング続行。
お~ よき…
この光景タイトル付けたい。「浮かぶ」「浮遊」とかそんな感じかな
お墓エリア。失礼します。
こういう琉球のお墓ってみんな同じ方角を向いてるんだよね。何か意味があるんだろうね。
民家の集まる集落っぽいところに出た。
異国情緒がすごい
おお…
いい…
ここは本当に…日本…?
途中、久高島に暮らしてらっしゃるであろう親子を見かけた。お子さんが三輪車に乗ってた。当たり前だけど普通の人だった(笑) そりゃそうだ。観光地である前に暮らしの場なんだよね。
東京暮らしの私はこの風景をエンタメとして勝手にエモ爆発してるけど、これは地元の人にとって何の変哲もない日常なのである。世の中にはいろんな日常がある。画一的だと思っていた日本の中にですら、こんなに違う日常が同時に存在している…(さらにエモ)
1時間半くらいうろうろしたら船で帰ります。17時くらいが最終便。
いや~よかった…
水平線ギリギリに埋もれそうな、船と久高島
本島に戻る。
また1時間ちょいかけて那覇に戻ります。
まあタワレコ来るよね。
このポスター売らないのですか…(写真下手かよ)
いや~ありがたい。
感謝を込めてイヤホンなどを買いました。(安室作品買えよ)
ライブの余韻に浸りながら巡る旅、とてもようござんした。この日のみならず、9月15日~18日、人生の中でもすごくふわふわした夢みたいな4日間だった。
Twitterやらでライブの感想を共有したり、25年間の歴史を見つめ直したりしながら一人沖縄を巡るって、なんだかすごい。ライブの日の夢のような瞬間と、久高島での現実感のない感覚がシンクロしてこの日は特にそういう気分だったな。
情けないし申し訳ないんだけど、安室ちゃんのコンサートを幸福ムード100%で観られることはもうないのかもしれない。そう考えると、本当にかけがえのない4日間だったんだと思う
アムラー時代をスルーした平成生まれにも安室ちゃんとの思い出を語らせろ
引退発表から数日経ち、ワイドショーや新聞を不思議な気持ちで眺める日々です。たいへんしんどい。
いろんなメディアでおよそ好意的に取り上げられるのは嬉しいけど、気になるのはどいつもこいつもCAN YOU CELEBRATE?やらドンワナやら…
いや、もちろんそのあたりの曲も好きよ?沖縄で普通に泣いたりカラオケで感極まったりするよ?
ただ、90年代の偉業ばかりを褒め称えて00年代をスルーされるのは悔しくない?
いきなりアムラー世代出てきて「私たちの安室ちゃん」みたいなこと言っててズルくない?
アムラーより一回り年下の私たちが好きになった、00年代の安室ちゃんも語らせろい!
ということで個人的な(本当に個人的な)安室ちゃんとの思い出を綴ってみた。
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①楽曲を好きになる
2005年当時中学生の私にとって、正直、安室奈美恵は過去の人でした。
「アムラー」「厚底ブーツ」の人で、すごく有名で、そういえば妹がお遊戯会でNEVER END演奏してたかも…とかそれくらいの認識だった。
当時の中学校の教室ではオレンジレンジ、BUMP OF CHICKENが大流行で、ギャルっぽい女の子はあゆを聴いていた。私はそういった歌手に加えてDefTechやBENNIE K、宇多田ヒカル、Black Eyed Peas、BoAなど。今思えば聴きやすいブラック系ミュージック、みたいなのはこの頃から好みだったみたい。
地元では女子中学生の遊びなんてカラオケかボーリングかプリクラくらいだったので、私も例に漏れず友達とよくカラオケに行っていた。
ある日、カラオケに行くと友達(ダンスとか習ってるオシャレ系ギャル(※浜松基準))が安室奈美恵を歌っていた。多分SO CRAZYだったかな?
そのとき、全然NEVER ENDっぽくないじゃん!と思ったのが安室楽曲を初めてまともに認識した感想だったと思う。PVもなんだかチョイ悪だし、ヒップホップっぽいし、思ってたよりカッコイイ路線なんだ~へ~。 くらいだけど。好感度はちょっと上がった。
ところがその友達とカラオケに行くとけっこう頻繁にWANT MEやGIRL TALKを聴かされるのである。どれもこれも新しいし、聴きやすい。モッタリしてない。
そのうち「安室奈美恵、ひょっとして普通にカッコイイのでは??」と興味が増し、中3の夏にQueen of Hip-Popを借りてしまったのである。
Queen of Hip-Popで受けた衝撃を一言で表すと「しっくり来る」かもしれない。
「しっくり」と「衝撃」って相反するようだけど、「しっくり来る加減」が尋常じゃなかった。楽曲のテンポ・スピード感、それでいてほどほどのメロディアスさ、日本語と英語のマッチ具合、ハモリの重なり方、全てがほどよい。そんな曲が安室ちゃんのクセがなく安定した歌声でまとめられていて、ゴリゴリすぎずモタモタすぎず、かゆいところに手が届く?みたいな感じ。
この時から、安室奈美恵は「私の好きなアーティスト」というカテゴリに入った。
その後STYLEも借りてみたけどQueenほどはピンと来ず(笑)。(今は大好き) でもPut’em Up、Indy Lady、Namie's Styleはよく聴いていて、めちゃくちゃクールじゃん!というイメージはさらに強くなった。
それでもQoHP以降のシングルはチェックしていて、しかもどの楽曲もかっこいいなあ、おしゃれだなあ、と思ってYouTubeで見ていた。(YouTubeが当たり前のように使われ出すのはこのあたりの2006年前後だった気がする?)
シングルは買わないものの(すみません)安室ちゃんブランドへの信頼感はどんどん大きくなっていき、PLAYの発売シーズンを迎えるのでした。
②パフォーマンスに興味を持つ
2007年、高校1年生になった私はPLAYの宣伝でTV出演する安室ちゃんをチェックしていた。PLAYを買うかどうか、TVを見てから決めようと思っていたため。
当然買いたいとは思っていたんだけど、月4000円の小遣いでCDアルバムを買うというのはなかなかの一大決心…でもMステのHIDE&SEEK、うたばんでのHELLOを見たらもう買うしかねぇ!!とあっさり購入決定。
やっぱハイシーの衣装と曲のマッチングが素晴らしすぎたんですかね。Sっぽさを前面に出したハードなカッコよさ、いっぽうHELLOのスマートさにもやられた。
そしてこのあたりから、安室ちゃんは目で楽しむものなんだという意識が出てくる。
PLAYを買ったときも歌詞カードを舐めるように読みながら延々リピート。QoHPで感じたしっくり来る感はそのままに、さらにキラキラしていて素敵だった。ベビドン→ピンキーの流れにどれほど感動したことか
PLAYツアーも行ってみたいと思ったけど、安室ちゃんのライブってなんとなく敷居が高そう…と思い諦める。人生最大の過ち。
そういや当時PLAYジャケ写を見た母に「この人ムチとか持ってるけど大丈夫?」と怪しまれたことを思い出す(笑)いったい何だと思われたのか
60s70s80sがリリースされた頃は、うちの高校でも安室ちゃんかわいいね!かっこいいね!という認識が共有されていたように思う。ヴィダルまじ感謝。
隣のクラスのAちゃんやBちゃんも安室ちゃん好きらしいよ!という情報を私もなんとなく把握したりされたり。
③ライブに行く
そんな中でBEST FICTIONの発売。
今度こそライブに行きたい!と思いファンクラブにも入れないながらも必死にエコパ公演をゲット。だが非情にも、公演当日の日曜日に練習試合が入ってしまい涙にくれる私と友達(テニス部同期・音楽の趣味が合う)。今思えばサボりゃよかったのにムダに真面目…
いや、土曜公演のチケットを取れば大丈夫だ!とビビりながらもチケ〇ト流〇センターで取引し、土曜のチケットをゲット。やった行けるぞ!ということで日曜のチケットは上記のAちゃんBちゃんに譲る。
そして忘れもしない2008年11月15日ベスフィクツアー静岡公演当日。
あと〇時間!とか昼の部活中大声でカウントダウンする私たち。普通に迷惑です。テニス部ジャージを着たまんま会場に向かったり、チケット忘れてないか何度も何度も確認したり、特に急ぐ必要ないのに愛野駅から走っちゃったりね。若い~
そして開演。Do Me Moreのイントロで、幕が開くときのあのドキドキですよ。ヒトって本当にドキドキすると呼吸乱れるんだって知ったよね。
幕が開いてからも、とにかく魅了されっぱなしだった。花道を歩いてくときのかっこよさも、ニュルやホワライでのありえんかわいさも、トプシクでの圧倒的激しさも。今まで見てきたコンサートとは別格。
あまりに踊りすぎるから、見ているこっちがハラハラするんだよね。あんな緊迫感のあるショーは生まれて初めて。
余韻がすごくてすごくて、エコパ公演明けの月曜日は、学校の廊下でAちゃんBちゃんも含めて4人で語り合った思い出。
今思えば「安室ちゃん=かわいい」と強く意識しだしたのもベスフィクツアーだった気がする。遅ぇよ
そしてその後ファンクラブに入ったりファンサイト巡りをしたり、どんどん安室奈美恵ファンとなっていくのでした。
壮絶な人生とか、ストイックな性格とかを知るのもファンになった後だったな。
そういえば安室ちゃんって90年代も活動してたんだった、と気づいていろいろ漁るのはその後のこと。しかもその時はTK曲聴いても全く良いと思わなかった(すみません)。
昔の安室奈美恵さんは、私の好きな安室ちゃんとは別人だと思うようにしていたのである…
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こう思うと私が好きになった安室ちゃんとは、「時代を背負う歌姫」である以前にただただ単純に良い楽曲の提供者であり、ビジュアル含め素晴らしいライブパフォーマー。
「むちゃくちゃCDが売れた」「女性の生き方に影響を与えた」、ワイドショーでいろんな現象について伝えているけど、それはただの結果であって、私にとって(&きっと安室ファンの何割かにとっても、)安室奈美恵の根本は音楽性の優れた良質なアーティストっていうそれだけなのだと思う。
「時代を背負う歌姫」の座が宇多田・浜崎に移っていた時代でもその要素はずっと変わらなくて(むしろこの時に強まったのかも)、そのおかげで私(たち)は安室奈美恵に気づくことができた。
沖縄のあの感動ももちろんアムラー時代あってのものなんだけど、なんというか、00年代に離れた元アムラーより私たちの方が安室ちゃんのことわかってるんですけど?! という感じで張り合いたい。(?)
何が言いたいかわからなくなってきたけど、とりあえず、
もっと00年代の曲取り上げてください>マスコミ
安室ちゃんの25年間ありがとうございました
※レポではない
↓ 開催前の私
今日も気象情報を調べる合間に人生やってた日だった
— ニスタ沖縄ネタバレ中 (@ricky_a_u) 2017年9月12日
このギリギリな状況をくぐりぬけて開催が決まった暁にはどんな気分になれるんだろう…
— ニスタ沖縄ネタバレ中 (@ricky_a_u) 2017年9月13日
→ 結果、愛と感謝が溢れました。(大真面目)
つくづく安室ちゃんの人生って、よくも悪くもドラマや試練に溢れているなと思う。20thの台風中止、25thの台風ギリギリ回避→晴天、っていう今回の状況もそう。さらにキャリア25年の間には、人気絶頂期からの人生のどん底を味わって、いつ辞めてもおかしくない状況だってあった。
自分じゃどうしようもない災難にたくさん見舞われた… けどその反面、 自分の才能で引き寄せられるものは確実に引き寄せてきた。それが25年間走り続けてくれた背景にはあるんだと思う。
あんなルックスに恵まれた女の子がたまたま沖縄に生まれマキノ校長やジャネットに出会い、ハード貧乏にも負けず練習する根性持ってて、デビューできて、社会現象になって、ドン底を味わっても辞めずにまたトップを走る確率って何%
— ニスタ沖縄ネタバレ中 (@ricky_a_u) 2017年9月17日
日本人離れしたビジュアルと実力があるからこそ、安室ちゃん自身が必然的に引き寄せた才能(スイシーやTK)もあるんだろうけど、そこに至るまでの過程が奇跡すぎて
— ニスタ沖縄ネタバレ中 (@ricky_a_u) 2017年9月17日
ここまでどんな道を歩いて25周年にやっとたどり着いたかを 考えると、ルックスに恵まれる&マキノ校長の目に留まる機会まではまあラッキーだったとして、そこから
「歩いてでもアクターズに通い誰よりも練習する」
「歌とダンスが自分の生きる道だと確信を持つ」
というのは彼女自身の力で、そして
TKとの出会い
同性からの支持
VERBALや今井了介氏からお声がかかってスイシーが始まる
Nao'ymtやミチクラ夫妻の起用、etc.
↑この辺はそういうストイックさが引き寄せた、必然的な部分(運の良さも多少あると思うけど) だと思うんだよね~
安室ちゃんってあんま曲に重〜い意味を乗せてそうには見えないんだけど、彼女が乗せようとしなくても彼女の人生が勝手に歌に乗ってるように感じてしまうよねオタク的には。三昧でナオさんが言ってた、安室ちゃんが歌うと歌詞の重みが違うってこういうことかなと思う
— ニスタ沖縄ネタバレ中 (@ricky_a_u) 2017年9月17日
(※以下ネタバレあり)
そうやって実力ゆえにファンやクリエイターたちの期待を背負ってしまって、なんなら国(サミット的な意味で)まで背負ってしまって、苦しさもきっとあったんじゃないかな…それでも私たちにとってのヒーローでいてくれているんだこの人は…まぁパンピの私には計り知れないけど…
…みたいなことをNEVER ENDの 生きてかなきゃいけない涙の日でも~ あたりで考え、勝手にしんどくなっていたらHeroがきたので死にました。
ネバエン聴いてて、安室奈美恵という人が背負うものの大きさに泣けてきたんだけど、そこからのヒーローだもんな みんなの安室ちゃんなんだよなあ
— ニスタ沖縄ネタバレ中 (@ricky_a_u) 2017年9月17日
Hero、2016年でもなお安室奈美恵がみんなの安室ちゃんでいるっていうことを示してくれた曲だし、25周年ライブのラストに持ってくるだなんてなんか立ち位置がすごい。
そしてそこからの花火である。愛と感謝でしょ…
芸能人に対して、応援してやっているというスタンスの人が理解できない、私たちは安室ちゃんにずっと一方的に支えてもらってきたよ…
— ニスタ沖縄ネタバレ中 (@ricky_a_u) 2017年9月17日
そもそも私が安室ちゃんを好きになったのは、いちおう純粋に音楽が好きだったから…だったんだけど、ここ数年、私の中でアーティスト→アイドルとジョブ拡張してしまってる。
そして今回のライブ(を含めたいろんな出来事)で、アーティスト兼アイドル兼ヒーロー となってしまいました。一つ上にシフトしてしまった。これがエスカレートすると宗教になるのかもしれない、危険
しばらく健全にファンでいたいので、ちょっとダメなとこあるくらいがちょうどいいのかもしれないね。グッズとか。
20170915_沖縄旅行1日目
14日夜------------------------------
那覇到着・即奈美恵だったので早速号泣。貼り付け作業中でした。
台風でナーバスになっていた私、公式サイドは中止する気今のところないぞ、、、!と勇気づけられホテルに行く。気象情報より何よりこういうのがいちばん元気になります。
15日--------------------------------------
朝、急きょレンタカー借りてガンガラーの谷へ。
那覇から車で40分程度。基本ペーパーなのでけっこうびびる。
森と洞窟、木漏れ日のコラボがいい感じ。
↑ こういうの見るとダレンシャン(児童書)の5巻「バンパイアの試練」を思い出す。
魚眼で撮ってみるとなんかグロい!腸内みたい(笑)(※見たことない)
トレッキングツアー開始。
その名の通り谷なんですが、かつては巨大な洞窟だったものが天井が崩れて谷となったらしい。そのさらに昔はここは海だったとのこと。この地域を形成している琉球石灰石とはサンゴのことだそうな。
沖縄はどうやら本土よりダイナミックな歴史をお持ちらしい。地層・地形の歴史って興味なかったけど面白いのかも
よい枝ぶりだ
↑ ランタンもって谷の中の洞窟へ。男性の神様(モロな象徴)の鍾乳石があった。
↑ 精神年齢14歳男子なのでこういう旧軍施設っぽい画が好き
どんどん進んでいくと崖に挟まれた狭いスペースにでっかいガジュマルの樹
あまり樹齢の長くない(平均100~200年?)ガジュマルにしてはかなり大きい方なんだそう。
↑ 垂れているのはガジュマル自身の根っこで、これが新しく伸びたり古い方が枯れていくことの繰り返しで、樹が歩いているような振る舞いをするらしい。
寄生してる別の植物なんだと思ってた…
ちなみにガンガラーというのは洞窟に石を投げ入れたときの擬音からきているのだそう。沖縄に限らずローカルな固有名詞というのは擬音由来のものが多いんだって。
港川人という猿人がここで発見されたらしいんだけど、日本列島における人類の辿った道のりを調べるうえでとても重要なキーとなるのだそうです。
ガイドさんも面白い方で、人類史、地形史に興味を持つことのできたトレッキングでした。よかった~。全然関係ないけど銃・病原菌・鉄とか読みたいね。
お昼はガンガラーの近くの有名?なおそばやさん屋宜家
建物がとても貴重なものらしいです。
やさしい味でおいしかった。(語彙) 余裕で完食。
↑ ひめゆりの塔にて。
たしかにこう見るとそのへんの岩石ひとつ取っても本土のものとは違う気がする。
ひめゆりの塔、写真は撮ってないけど本当にずっしりくる施設だった。
ひめゆり学徒隊の方たちの証言を聞けるブースがあるんだけど、銃弾の飛び交う中を友人と手を繋いで逃げていたのに、手を繋いでいた友人だけ銃弾で亡くなってしまった、、などといったお話で相当しんどくなってしまった。穏やかなイメージのある沖縄だけど、ここには絵画でしか見たことのないレベルの本当の地獄が存在していたんだね。当時精神をやられた人たちもいたそうだけど、私がそこにいても発狂するか自殺しているかのどちらかだと思う。
あと、物理的な怖さだけでなく当時の教育の恐ろしさも見えた。
あんな戦地に進んで向かわせるような洗脳が国によって行われていたなんて、しかもそれを国民は常識として受け入れていたとは。今の私たちが受けている教育も、未来の人から見たら狂ったものなのかもしれない、という可能性は否定できないんだよね。ちょっとぞっとした。
その流れで平和祈念公園へ。
ここはとにかく戦地の写真がえぐすぎた。民間人も巻き込んでの戦争、というか殺戮。日本兵によって殺された沖縄の方もたくさんいたそうで。
石碑の物量・重さと今の穏やかな海との差に不思議な気持ちになる場所でした。
夜はアムラーだから…ではないんだけど国際通りのステーキハウス88へ。
国際通りにステーキハウス88ありすぎでしょ。フォロワー氏と待ち合わせしてたのに2回違う店舗に入ってしまった。
コスパがとってもよかったです。2000円でこのステーキとサラダライススープがつく!
さあ明日はいよいよ25周年ライブだ!
安室ちゃんに日本語詞を増やしてほしいという話
FEELも_genicも、本当に素晴らしいアルバムだし大好きなんですが、最近の安室ちゃんのオリアルで唯一の不満点、それは日本語詞が少ないこと!
遊び心とミステリアスさのあるあの詞が良いのではないか!
そういう意味では2004~2008年あたりが黄金期だったと思います。
そう、Nao'ymtとmichico&T.KURA夫妻がほとんどの楽曲制作を担っていた時代…
まあその2組に思い入れが強いだけなんですが(Queen of Hip-Popで安室ちゃんを知り→PLAYで初めてCDを買い→ベスフィクツアーでオタクになった)
てことで日本語詞のいいところを列挙。
①単純に歯切れがいい、リズミカルで気持ちいい
例1 WANT ME, WANT ME (2005) / Michico
"スミカラスミマデウラカラオモテマデドコモカシコモ"
こんなに早口かつキッチリかっちり日本語の音がハマるのすごすぎ。
例2 ALARM (2004) / JUSME
この曲はとにかく歯切れの良さが異常。-ing の繰り返しとか、日本語英語日本語英語…というとっても小刻みな入り混じり方がその一因かも。実際歌詞を眺めてみても、日本語と英語の混ざり具合が眼に見えてわかる。
あと、「日本人の考えた英語」っぽさが皆無。
"I'm about to go" "I'm about to off"
の舌で転がしてる感が超クール。
②語彙が二次元っぽくなって面白い
例1 Defend Love (2010) / Nao'ymt
"暗澹たる世界の霧は晴れるの?"
"情報に歪む位相が"
"独善的争い"
"正誤の境 まるで歌劇"
ナオさん節全開
小難しい熟語がポンポン飛び出すのも日本語詞の面白さだと思います。
個人的に好きなのは
"枯れて見える花にwater それなら新しい方が"
日本語と英語を跨いだ韻はハマるとめっちゃ気持ちいいです。
③日本語の乗せ方が斬新すぎてすごいという感動
例1 Put'em Up (2003) / DALLAS AUSTIN, JASPER CAMERON, michico
いわずもがな。日本語詞はみちこさんですかね?
例2 GIRL TALK (2004) / michico
エスカレートするレイディースたちと
かまわずハメ外しておかないと
ってよくこの歌詞詰めようと思ったな~
普通あの部分にこの音数って時点で諦めません?
例3 Get Myself Back (2010) / Nao'ymt
ミディアムだからかあまり言及されないけど、
”涙でにじんでいっそうキラキラと”
とか、言葉の乗せ方が地味にすごいと思います。
例4 UNUSUAL (2011) / Nao'ymt
模範的な姿勢はまるでclassic
日本語まじめに発音してなさがすごいwこれ山Pだからそう感じるだけかも知れないんですが(笑)。この部分文字で無理やり表すと
もは て な しせ はまるで cla ssic
って感じじゃないですか?(???)
母音省略してあえて英語っぽく聞かせているのか、詰め込むために一音一音しっかり音に乗せられなかったのか…
例5 Sit!Stay!Wait!Down! (2012) / Michico
これはタイトル聞いた瞬間、michico女史の遊び心あふれる詞が聴けるに違いない!と勝利を確信しましたよね。
これはBabyへの愛護?それとももしかしてエゴ?
どちらにせよyou can't go
BOW-WOW-WOW-WOW
君は癒しのDoggy-dog
顔見るだけでOkey-Dokey
だけど困らせるの時々
天才。
いきなり「愛護」って単語選んでくる時点ですごく面白いし、そのあとの韻の踏み方、犬と飼い主になぞらえているテーマ性、、、
個人的に安室奈美恵史上最高に遊び心あふれる歌詞といっても過言ではないです。
こんなにストーリー性があって視覚的な歌詞なのに、PV作らなかったのはなぜ??
④そこ日本語だったの?!という面白さ
・Break It (2010) / Nao'ymt
"旧体制" かよ!
⑤メッセージ性が強くなる
・Queen of Hip-Pop (2005) / TIGER
信じない ならば消えてPlease
「消えて」という強い言葉と「プリーズ」の組み合わせ、有無を言わせぬ力強さを感じる。
あと好きなのがここらへんの「英語vs日本語」構図。
I'm on top ついてこれる?
I'm so hot 間違いなく
I can't stop 上り詰める
1人で歌ってても掛け合いのような形になり、聴き手を煽りながらも自分自身を鼓舞しているよう。曲のテンポの速さも相まって疾走感が半端ないです。
”Queen of Hip-Pop ”のタイトルにふさわしい勇ましさでも~~好き…
⑥キュートさ、キャッチーさが強調される
・Golden touch (2015) / Andy Love, Joacim Persson, Nikki Flores, Jahan Alkenas, TIGER
(日本語詞はTIGERさん…??)
”二度とない true なromance
逃したら ain't got no chance
君以外 No thanks”
この曲、日本語がなかったらキャッチーさが全然違ってきたんじゃないかと思うんですよね。同じくらいハッピーそうな曲調のBirthday(全英語詞)と比べても、耳に残る度が違…いませんかね…?
PVは抜きにして、Golden Touchの奈美恵ちゃんBirthdayよりかわいくない??んなことない??
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とりあえず以上です。
安室奈美恵のすごいところの一つに、「洋楽をやる」のではなく「海外の音楽を取り込んでJ-POPにしていく」って点があると思ってます。
やはりどんなに少なくてもいいから日本語詞を入れてほしいんですよね~
ご検討お願いいたします・・・
晴天祈願をしてきました
この天気図を見てひえ~~~まあ大丈夫そうだけど少しでも北上したらアウトじゃん!と焦って晴天祈願で有名な、氷川神社(内の気象神社)に行ってきました。
高円寺駅から徒歩5分の好立地、
由緒を読んでみたけども
日本って神と仏まとめがち笑 ということでいいんですかね?
二礼二拍手一礼でお参り。
気象を占うということで、下駄の形の絵馬っていうのがよい。
いろんな人のお願いを読んでみたけど、AKBの人めっちゃ気象予報士試験受けるんだね?!あと沖縄ライブと同時期の沖縄旅行(←安室ちゃん関係なしの)の晴れを願っている人もけっこう多かった。そうだよね、台風発生したら安室オタじゃなくても焦るよね…
ちなみに安室オタの絵馬は見かけませんでした。
2名でお参りしたけど、2名それぞれちゃんと1枚ずつ奉納。(神にご機嫌取りのため)
この絵馬ちょっと書きづれぇ…と思いつつ神に気を遣ってあまり文句はいわないように心がけました。当日だけ晴れても前日までに暴風雨だったらアウトだし、、、とかいろいろ考えて文面も考えました。
たとえ雨でも、台風回避して開催されて、安室ちゃんや出演者のみなさんやスタッフさんやファンたちが怪我せずに終われたらそれでいい、、、
5年ぶりなので!!お願いします!!
今日は一日安室奈美恵三昧/Nao'ymtパート②
↑の続きです。
素晴らしい番組をありがとうございました。
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■Ups&Downsについて
平賀「(平賀さんvs安室さんインタビュー読み上げ)
安室「これはNao'ymtさんの名前で出すべき、とまで思ったし、私が歌ったら曲の魅力が半減しちゃうしでも私も歌いたいし、、、という中でデュエットを提案した。そしたらNao'ymtさんにOKしていただいて」
という流れがあったんですね。安室さんはボーカリストとしてのNao'ymtさんにも惚れ込んでいたという。」
大橋「ということですが…どうですか?w」
Nao'ymt「嬉しいです。がんばろうって思えますね。」
大橋「Nao'ymtさんは安室さんのことを近い距離で見て楽曲制作をされてますが、何か感じることなどはありますか?」
安室さんはライブに力を入れてる方なので。楽曲制作の時点でやはりライブを想定してるなって思います。
なので作る側としても、こんな風にしたらライブ映えするかな?と考えながら作ります。そしたら安室さんもそれをいいねと言ってくれる。
ライブという同じ場所に向かって一緒に仕事をしている感じがあります。
■ライブとNao'ymt
大橋「Nao'ymtさんはオリジナル音源の作成だけではなくて、ライブのアレンジもされていますよね。」
はい。BEST FICTIONツアーではサウンドプロデューサーとして最初から最後までバンドアレンジ、インターリュードも任せてもらいました。そういうのがR&Bの人間としては嬉しいんですよね(笑)イントロアウトロ文化というかね。
そういう大事なところを任せてもらえて、楽しかったですね。
大橋「聴いてる側としても、どうやって次の曲始まるんだろう?っていうのは楽しみにしている部分ですよね。ということで」
~~~Past<Futureツアーのinterrude~Baby Don't Cry~~~~~~
■安室さんの言葉の力について
台湾のライブのとき、ファンの方々がベビドンの合唱をしてくれたのはとても嬉しかったです。海外の人が歌ってくれるなんて。
そのとき思ったんですけど、言葉ってそれを言う人によってはすごくキラキラしたものに変わるんですよ。だって「Baby Don't Cry」なんて普通の言葉じゃないですか。それを安室さんがいうとこんなに励まされる。だから、言う人によって言葉が力を持つこともあるしその逆もあるし…ってことに気づかされましたね。
■ベビドン制作過程について
大橋「Baby Don't Cryは人気曲ですし、00年代の安室さんを代表する楽曲でもあると思うんですが、曲作りに関してはどうですか?」
この曲に関しては、私の中にあるPOPな部分を安室さんがグッと引き出してくれたんじゃないかと思ってます。
一回POPに振り切ってみよう、みたいな感じで作ったら意外と5分で出来ちゃって(笑)自分の中にこんなPOPなところあったんだ、みたいな。
田仲「5分で!確かに今までのナオさん曲と比べると違った感じですよね」
大橋「ではPOPな部分が出せたのもある意味安室さんのおかげというか」
ですね。自分のことを自分でわかってなかったというか、そこをわからせてくれましたね。
■特に思い入れのあるContrail
大橋「ナオさんの提供楽曲、たくさんありますが、特に思い入れのある曲を教えてもらっていいですか?」
Contrailという曲なんですけど。自分の中で大事で、きっかけになった曲ですね。
自分は楽曲を作成するときに絵を思い浮かべるんですけど、タイアップドラマ(空飛ぶ広報室)の企画書を見たとき一枚の絵を思い浮かべてみたら空と飛行機があって。
で、飛行機って何だろうって考えてみたら、燃料を積んでいて、前に進んで…嫌なこともいいことも前に進むための燃料になって。それがちょっと進んだ後ろにたなびいて残って。それも少ししたら消えて行って…、あ、これ、人生ですなあと。
そうやってパッと作ったんですけど、10年くらい連絡を取ってない知人からもContrailの歌詞いいね!という感想が来ました。
それだけ自分の中でも腑に落ちて、かつ世間からも良いリアクションをもらえたので、生まれるべくして生まれた楽曲なんだと思いました。
大橋「この歌詞については平賀さんも思い入れがあるんですよね?」
平賀「はい。これ21年目の安室奈美恵の楽曲なんですけど、さきほどの「言う人によって言葉が力を持つ」っていう話でいくとContrailはそれのオンパレードなんですよね。"こんな鎖などこんな痛みなど""過去は空に溶ける"とか、安室奈美恵の人生をそのまま映しているようだし、ライブでもContrailへのエモーションは一段上にあるように思えますよね。だから涙するファンも多いし、僕も近年の楽曲だとContrailがいちばん泣けます(笑)」
Nao'ymt「ありがとうございます(笑)」
大橋「歌詞を噛みしめながら聴きたいですね」
~~Contrail~~
■【朗報】私のコメントが読まれる【俺得】
田仲さん「リクエストきてます~。25歳女性、ニスタさんから」
(私じゃん)
田仲さん「「安室奈美恵というスターに強さ優しさ凛々しさ前向きさなどいろんなエネルギーを託しているかのようなNao'ymt楽曲大好きです。Contrailはそれが特に強く表れてる楽曲だと思います」ということで届いています。Twitterは「らーーい」でいっぱいですねw」
■安室奈美恵という物語
大橋「改めて、Nao'ymtさんにとって安室奈美恵さんってどのような存在なんでしょうか?」
自分が音楽を作る人間としてやっとスタート地点に立てたかな、という手応えを去年くらいからようやく持てるようになってきました。自分の楽曲を振り返って、反省点よりもいいところが見えるようになってきたんです。
そういうのが見えてきたのは安室さんのおかげという部分はありますね。さきほどのBaby Don't Cryの合唱の話もそうなんですけど、いろんなことに気づかされて。
当時のQoHPの話で思い出しましたが、R&Bのトラックって基本的にループなんですよね。でも安室奈美恵みたいなスーパースターに提供するからには、と日和ってQoHPサビを(J-POPっぽく)盛り上げる仕様にして修正したんです。
そしたら安室さんから「前の方がよかった」と言われて、「こんなところに理解者が、しかも安室さんが」と感動しました。もしあの時J-POP寄りの方がよかったと言われていたら自分は拗ねていただろうし、今の自分はないと思います。
大橋「リスナーとしてもこのお二人の出会いには感謝です。(←完全同意) 安室さんに対して、何かメッセージなどはありますか?」
25年間の壮大な安室奈美恵という物語の一端に名前を連ねることができてとても光栄だし、これからの安室奈美恵という物語に関われるよう日々研鑽を重ねていきたいと思っております!
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自分のしょうもないコメントを美声で音読されるの、けっこう恥ずかしいんですね。
でもContrailは製作者からしても思い入れがあるっていうのはすごい収穫!
個人的にこのパートの名台詞は
・あ、これ、人生ですなあ
・25年間の壮大な安室奈美恵という物語
・言う人によって言葉が力を持つ
ですかね。
あと、
自分が音楽を作る人間としてやっとスタート地点に立てたかな、という手応えを去年くらいからようやく持てるようになってきました。
という発言は、ここ1年ほどいろんなところに旅をされているのと何か関係が…?と勝手に勘ぐってしまいました。
みんなNao'ymtさんのインスタ見たらいいよ。