わりとこうアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった    「宇多田ファンによるアムログ」と同じ

宇多田ヒカル Laughter in the dark さいたまスーパーアリーナ

最後に宇多田さんを見たのは2010年の12/8 Wildlifeでした。

8年前のあのときから飽きもせず待てた自分、このプレミアチケットを当てられた自分、けっこうすごいなと思いつつ 人生2度目となる宇多田ライブ。ライブDVDなら2006が最高だと思ってるけど今回はどんな感じなんだろう、、、

 

なんとか仕事を定時前に切り上げてさいたまに向かったけど、客層の広さがすごい。新宿駅歩いてる群衆をそのままテレポートさせました、と言われても違和感ないくらいの老若男女、普通の人たちしかいない。ライブTもいなければもちろんコスプレもいない。安室ちゃんのお客さんとは真逆。ほうほう

 


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開演時間が近づいても、会場のまあ静かなこと。笑 開演直前の会場でこんなに静かなの初めて見た。

一見盛り上がってないように見えるけど、とはいえ全員超めんどくさい顔認証やら同行者指定やらを乗り越えてやってきたファンたちなのである。静かな情熱を秘めているに違いない。

 

平日、都心から若干離れているということもあり、開演時間前後も慌てて駆け込んできている人が多かったが、6~7分押しでコンサートが始まる気配。バンドメンバーが舞台袖からゾロゾロと現れ、席に着いた。けっこう普通に出てくるのね笑 拍手で迎える我々。

 

各曲ごとの感想はキリがないので省くけど、

とにかく、曲がよい!!

という当たり前のことばかり感じていた気がする。ライブ終わった直後に連れ(結構たくさんライブ行く人)と言い合った感想がとにかくそれだった。私がダンス系アーティストばかり見てるからかもしれないけど、生音で改めて聴き入って、噛み締めるような経験は今回が初めてだと思う。

ストリングスの豪華さ一つとっても、音を楽しんでほしいという宇多田サイドの意向が伝わってきた。来る曲来る曲がまさに音を楽しむと書いて音楽だった。演奏もすごく力をいれているし、楽曲のクオリティの高さにも改めて感動してしまう。

traveling...神曲じゃん、、、COLORS…神曲じゃん…花束を君に…絶対に自分の葬式で流す…神曲しかなくね?宇多田ヒカル

と1曲ごとにいちいち驚いてしまった。

 

てか撮影できるのすごい。生音に自信あるからできるんだよねこういうの
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歌唱面について。

宇多田さんの歌って、吉田美和とかSuperfly的な、誰が聞いてもドヒャーとなるタイプのパワフル歌唱ではないのだけど、圧倒的迫力を持って迫ってくるのはなんでだろう。本人がわりとサバサバしていそう(少なくとも表面的には)なのに対し、案外情念的な歌唱をするからだろうか。音程的に厳しい曲が多いためどうしても苦しそうな歌い方になり、それが曲の切なさとマッチしてしまうんだろうか・・・とか考えてしまう。

 

三浦大知が土屋太鳳のダンスを誉めていたときの言葉を思い出す。

「女優さんは、感情をダイレクトに歌やダンスに乗せられる。僕のような生粋の歌手・ダンサーは、演劇をやってきた女優・俳優のそういう部分には敵わない。」

(うろ覚えだけどだいたいこんな感じ)

(関係ないけど累(かさね)の土屋太鳳すごかった)

 

もちろん歌手としての基本的スキルがしっかりした上で、宇多田さんは女優的な側面も持ち合わせているのではないか。で、forevermore のPVでコンテンポラリーダンスに挑戦したのもそういう一環なのかな~  などと深読みしてしまう。

 

 

キリがないので全然ライブの内容に触れてないですがライブ感想文終わり。