わりとこうアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった    「宇多田ファンによるアムログ」と同じ

安室奈美恵引退の日ラジオ特番 「未来へ」 メモ11【沖縄への想い/円の話/安室奈美恵はメディア】

続きです。

奥:奥村奈津美アナ

早:早川加奈子さん/音楽ライター

N:Nao'ymt

 

----------------ラジオここから--------------

 奥:安室さんは今日、沖縄にいます。安室さんの今までを支えてくれた人たちと引退の日を過ごしています。

 

大橋アナ:沖縄はいたるところ、安室さんに染まっています。…(以下沖縄のレポート)

 

♪Just You and I

  

奥:安室さんは、引退前にNHKのインタビューに答えてくれました。

 

歌で笑顔で終わりたいなっていう場所が、わりと沖縄だったのかなっていう感じはします。デビューするときのよしっ!ていう、夢いっぱいの14歳の女の子たちが笑顔で上京した出発点だったので。笑顔で終わりたいなって思いはありますね。
沖縄に帰ってくるときはコンサートで帰ってくるんだっていう気持ちがあって。沖縄でコンサートをするのは、機材を運ぶ面でもたいへんなのでなかななかツアースケジュールに入れるのが難しかったんですね。でも沖縄に帰ると、すべてが優しいものに包まれてしまって甘えてしまうので、あまり帰らないようにしているし、沖縄にはきちんとコンサートで帰る、それ以外は他の場所できちんとやっていく、だからきっとすごくうれしかったのかな。
県民賞をいただいたときはうれしくてわって泣いちゃったんですが、(このあたりから涙声)賞をいただいて、頑張って本当によかったな、初めて褒められたなっていう。14歳がデビューした女の子が、40歳になるまで音楽に携わっていけるなんて、本っ当に思っていなかったので。奇跡だなっていうのをあの賞をいただいたときに実感したっていうか、たぶん初めて実感したときだったんだと思います。
 私自身はこの1年間っていうのは、みなさんにひとつずつ、ひとつでも多く思い出を作るっていうのと、引退に対してお互いの気持ちを消化していく…、消化してって、前向きに引退を迎えたいなっていうのもあって。最終的に9月16日を迎える時には、ファンの皆さんが1人でも多く引退を理解しててくれたらなって。
理想の歌って踊ってかっこいい歌手になりたいって思ってデビューして、実際にそういう存在になれたかっていうのは…、みなさんの判断ですね。でも、それに向かって一生懸命頑張って過ごしてはきたので、やり切ったっていう気持ちはありますね。ちゃんと、悔いなく。音楽でファンのみなさんと私が繋がったように、他のアーティストさんと繋がることもあるだろうし、そこでもっともっと音楽の素晴らしさを楽しんでほしい…音楽を楽しんでほしいですね。

 

♪Contrail

 (初めてラジオを泣きながら聴いています、といったおたよりを涙声で読み上げる奥村アナ(とそれにもらい泣く私))

 

奥:さて、今流れているContrailについてもラブレターが届いています。

脚本家の野木亜希子(参考>野木亜紀子 - Wikipedia)です。「空飛ぶ広報室」にContrailを提供してくださり、本当にありがとうございました。執筆中、執筆後にも擦り切れるほど聞きました。ドラマにとってなくてはならない歌でした。

 

 

N:嬉しいですね、すごく。

生放送ってたいへんですね…。安室さんに対して言いたいことはたくさんあるんですけど…、なんか、ちょっとしか言えない。

安室さんの引退に向けて、自分が安室さんのことを考えたときにいちばん思うのは、安室さんが見せてくれた世界っていうのは、見たことないくらい僕にとってキラキラしていた世界だったんですよ。

安室さんのおかげで自分の音楽の可能性が広がって、安室さんのおかげで多くの人に自分の楽曲を聞いてもらうことができて。その曲を聴いてくださった方たちが私にメッセージをくれるわけですよ。励まされましたとか、前に進めましたとか。

そういう言葉を元に僕が新しい曲を作るっていう、円を描いていくわけですよ。その美しい「円」のことをどうしても伝えたくて作ったのがContrailで。

安室さんの何がすごいかっていうと、そういう「円」をこの世界にたくさん作ってきたということ。私みたいなクリエイターが、プロフィールに(安室奈美恵の楽曲を作ったということを)書いて、その可能性が広がる、そうやって未来を繋いで行けた人がたくさんいて。それが安室さんが世界に与えた素晴らしい影響ですね。ぜひ安室さんが聴いてくださってたらうれしいですけど…それを伝えたいですね。

 

奥:安室さんが見つけた才能が花開いて、そしてそれを聴いたファンのみなさんが…

 

N:そうです、たぶんそれで私の曲を見つけてくれた人が勇気づけられたとか、円がどんどん繋がっていきますよね。それが全部安室さんから始まってるというか、それが素晴らしいことだなって。なかなかないですよ、こういうことは。

 

早:安室さんとのお仕事って、ナオさんのおじいさんからの夢だったんですよね?

  

N:高校を出てから、音楽への情熱だけはあったけどどうしていいかわからずにフラフラしていて、ハマナスの花の色(ピンク色)に髪染めて、KORGの01/W-ProXっていう15Kgくらいあるキーボード担いでライブハウス回るっていう。(参考> コルグ・01/Wシリーズ - Wikipedia

グラフィックデザイナーをしていた祖父がいまして、前回の東京パラリンピックのポスター(※)なんかもデザインしていて尊敬してたんですけど、僕を心配していたんですよ。大丈夫か?髪の毛あんな色にして重いモン担いで…みたいな(笑)。祖父が亡くなった後に安室さんと仕事が出来るようになって。そのときのCD(Queen of Hip-Pop)が出るときに、母が言ってたのが、「おじいちゃんが生前、テレビを見てたときにポツリと『いつかあの子もこういう人と仕事できるようになるといいね』と言ったのが安室さんだった」ということだったんです。

安室さんと仕事できるのが、祖父にとっての夢だったけど、それを叶える前に亡くなってしまい、伝えることができなかったのがショックだったというか。

 

((※)パラリンピックポスターってこれでしょうか?)

f:id:ricky_au:20190811221405j:plain

 

 

早:安室さんがいろんな人の夢を叶えるっていうか…安室さん自身が国民的歌手っていう大きなメディアみたいなもので。新しい才能や音楽を多くの人に届けられる、その楽しさとか喜びみたいなものは、ひょっとしたら安室さん自身も感じていたのかな?って推測しています。

 

早:実際この番組も、奥村さんの愛が作り上げたものなので。ツイートにも奥村さんありがとうございます!というのがたくさんありますが、実際奥村さんがたくさん頑張ってくれたから、貴重なお話が聞けているんです。

 

奥:(涙声)そんなことないです、本当に暖かいファンのみなさんと作品を作ってくださったみなさんがご協力してくださったおかげです。

時間の関係で、ご紹介できなかったたくさんのラブレターは、番組から安室さんにお届けします。安室さんの輝かしい未来を、お祈りしています。

 

奥:さあ、お別れの時間です。最後は、リオデジャネイロオリンピックNHKテーマソングHeroをお送りします。(お便り読み上げ)

(涙声)では、去年のNHK紅白歌合戦で、安室さんが、最後に歌ってくださった曲をお送りします。その歌声とともに、お別れです。

 

内村:日本全国のみなさんに、25年分の感謝を届けます。安室奈美恵さんで、"Hero"!

 ♪Hero(2017年紅白ver.)

 

------------------ラジオここまで---------------------

 

 

ナオさんの話、早川さんの話、奥村さんの愛、すべてが神回で、文字起こししながら泣いてしまう。

 

ナオさんや早川さんの言っていた、安室ちゃんというメディアを通していろんな人の未来が繋がっていくという話は、私も身をもっていつも感じている。私がわりと早め(2010年)に三浦大知を見つけたのもNao'ymtつながりだったし、最近ミチクラのLDH楽曲めちゃくちゃ聴いているし。そんな円(縁)をたくさんつなげていく安室ちゃんはまさに円環の理…。

 

これは宇多田ヒカルのような天才音楽家タイプには逆にできない役割で、ミチクラ夫妻の言っていたように「これと決めた人には潔く任せる」という安室ちゃんの姿勢あってのものかもしれない。(参考> 安室奈美恵引退の日ラジオ特番「未来へ」メモ4【T.kura&michico その1】

 

よくよく考えると、「楽曲制作陣が固まっていない」というのは安室ちゃんクラス以上の歌手ではほぼいないような気がする。ミスチル、B'z、サザン、ユーミン、みゆきetc.  バンドやシンガーソングライターだと、必然的に身内で制作することになるからかな。

そう考えると、ダンスミュージックで大成したアイドル安室奈美恵は、J-POPにとってどれだけ革命的な存在だったのだろう。

 

 

それにしても、県民賞をもらったときの「初めて褒められた」という安室さんのコメント、ファンとしては結構気になる。私たちファンもキャーキャー歓声を浴びせてきたのに、ここで「初めて」…?

 

でもそれは、本人が「やり切った、悔いはない」と言い切れるタイミングだったからこそ、賞賛を労いとしてスッと受け取れたのかもしれない。安室さんのようなストイックな人は、走ってる最中に褒められても労いというより激励として受け取りそうだ。

あと、アーティストとしての功績というより、沖縄のイメージを押し上げたりといった社会的な影響を改めて評価され、自覚したからなのか。 いや、私にわかるはずがないのですが、、、。

 

安室ちゃんは、

「私は歌いたい曲歌うしやりたいことやるし、それでも興味があるんなら楽しんでくれてもいいよ」

というあくまで自分ありきのスタイルだと思っていたが、最近は

「(自分のためではなく)ファンに喜んでもらうためにやっている」「誰かの力になれてたら嬉しい」

という光の女神(-てんし-)モードに変化した気がする。

それは2012年にいちど引退を意識したからなのか、それとも年齢的なもの(?)なのか…というのがすごく興味深い。

 

 

 

※TKのパートをまだ文字起こししていないので、追々アップしていきます。

安室奈美恵引退の日ラジオ特番 「未来へ」 メモ10【ZEEBRA/中野/IZUMI】

続きです。

奥:奥村奈津美アナ

早:早川加奈子さん/音楽ライター

N:Nao'ymt

 

------------ラジオここから

 

奥:さて、番組も残すところ30分となりました。

安室さんへの皆さんからのラブレターをご紹介したいと思います。

まずはHIP-HOP界から、ZEEBRAさんです。

 

やっぱり最後がカッコいいってすごく大切なことだなと思うわけで…。現役バリバリの段階で引退してみんなに惜しまれてって、やっぱり凄いじゃないですか。だからそういう意味でも、アーティスト安室奈美恵は最後まで完璧でいてくれたって気がしますよね。

うーん…最後にみなさんに感謝の気持ちを伝えて、音楽の話をしたじゃないですか。あれで俺ももうウルっときちゃって。あ、またウルってきちゃった。(笑)

でもね、やっぱそれだけすごく(音楽が)好きなんだよなあって。

ああやって言ってくれるのは、我々残されたミュージシャンにとってもすごく大きなことだし、それだけ彼女が音楽というものに救われていたと思うし、彼女もそれを通してみんなに力を与えていたという自負があるんじゃないかと思いますね。その分やっぱ最後にすげーこと言うな、って感じですね。

我々が思っているものを日本で実現させるために、日本で一緒に戦ってきた仲間という感覚もあります。まあ、ぼくは歩兵で彼女は軍曹なのかもしれないんですけど(笑)

 

 

奥:続いて、安室さんのデビュー前から26年間ヘアメイクを担当されている中野明海さんです。

 

私が変わったことをするのをすごく喜んで、面白がってくれて。「今回はこうきますか~」という感じで。それを自分の中で瞬時に昇華して、1000倍くらいいい感じに仕上げてくれてカメラに映ってくれちゃう。私が100円のメイクをしても、奈美恵ちゃんがカメラの前に立つと何十万円何百万円の価値があるものを出してくれるんです。

本当に素晴らしくて、動き方、ちょっとした顎の角度、目線、、、現場の人が全員うわっ!てなるくらいカッコいい、毎回喜びがありました。

自由にやらせてくれたし、こんなにヘアメイク冥利に尽きることはないなと思います、本当に。

 

奥:25年間に渡り、安室さんのそばにいた方に、今回、特別にメッセージをいただきました。これまでインタビューなどで安室さんについて語ったことはないという、安室さんの右腕と言ってもよいのではないでしょうか、ステージングを担当されている、IZUMIさんです!

IZUMIさんはYou're my sunshineのころに安室さんのバックダンサーを務めていて、1997年、安室さん初のドームツアーから、ダンサーの立ち位置や流れ全体を見るステージングを担当されてきました。安室さんと二人三脚でライブを作り上げてきた月日を振り返ってくれました。

 

I:自分が楽しみや喜びを感じることと、安室奈美恵さんが喜びを感じるところが一緒っていうか。ライブでお客さんの喜ぶ顔を見てもっといいものを作り上げてくっていう。そういうことが、世の中にあまりないと思うので、そういう意味では安室奈美恵ちゃんに出会ったこと、ダンスに出会ったこと、二人で作り上げられる環境にしてくれたスタッフやダンサー、、、いろんな力があって一緒にいられるので、最高に、今までの人生の中でも宝物だったと思います。

あれがあったからこれがあった、っていうことがたくさんあって、きっとこの引退もいろんな人にとって意味のあるもの。終わりは始まりっていう言葉がありますけど、安室さんが9月16日に引退するって決めたのは、ダンサーさんスタッフさん、見に来てくれているお客さん、本人も一緒に、いろんなことを踏まえた再出発になるのだと思います。

 

奥:IZUMIさんも新しい挑戦を…

 

I:そうですね、何かしないといけないですよね(笑)

 

 

奥:引退の日に、安室さんへの感謝の気持ちを伝えたいと、初めて語ってくださいました。

 

 ------------ラジオここまで

 

安室ちゃんに関わったプロの人たちって、みんな「冥利に尽きる」とかそれに類する発言をしているのですが、それってめちゃめちゃ凄くない…??

安室奈美恵引退の日ラジオ特番 「未来へ」 メモ9【引退について/本人コメント】

続きです。

 

--------------------------

引退発表を決意したのは2012年ということですが、そこから5年間の道のりについて、どのような想いを抱いていたのか、NHKで放送された特番『告白』にてこのように語っています。

 

安室奈美恵さん本人のインタビュー)

リアルに目の前に引退が目の前に来たのは20周年のときだったので、「これはもう今がそういう時期なのかもしれないな」という思いがありました。その1年間は自分の気持ちを精査する1年。ここで辞めるのか、いや、歌って踊ってをまだやりたいのか…そこは自分に問いかける1年にしようと。

そのときは、自分のやりたいことをやり尽くした…自分の思いの丈を出し尽くして、燃え尽きてしまっていたので、次に何をするかっていうことをしばらく考えられずにいて。自分が今まで以上にワクワクしたり、ドキドキするにはどうしたらいいんだろう?ということを考えて、次の目標を25周年に定めて、と。じゃあこの5年をどう過ごすべきか?とにかくライブで、ファンのみなさんに楽しんでもらうことに集中しようと。

 

奥:改めて、この5年間ってすごかったなと思うわけですけれど…

早:そうですね。ちょうどRed Carpetが出たころですかね、あの頃から、ファンに向かって歌ってるなっていう楽曲が増えた気がしています。彼女の中で強い想いがあったんだろうなって、今になって思います。だからこそ、2016~17年のホールツアーのときもお客さんの顔を見て笑いかけたり伝えかけたり、、、ということが多かったですね。

100公演できたのは奇跡だったっておっしゃってました。

 

奥:引退を決意してからの5年間について、NHK最後のインタビューで改めて振り返ってくれました。

 

安室奈美恵さん本人のインタビュー)

自分が考えていた引退ともう一度もっと細かく向き合える5年間でした。20周年で自分が考えていた”引退”と、その5年後の今思っている”引退”は、想いも内容も気持ちも違ったものになったので、20周年で終わりにせず、この5年間を過ごせたことはありがたいことだったなと今しみじみ思っています。とても必要な5年間だったなと思っています。

 

ではここで皆さんからのリクエストです。

♪Hope   ♪Do It For Love

 

いち音楽ファンとして、みなさんの素晴らしい毎日の中に、

素晴らしい音楽が常に溢れているよう、心からそう願っています。

これからも、素敵な音楽にたくさんたくさん出会ってください。

25年間、ありがとうございました!

 

 安室さんの最後のメッセージをお聞きいただきました。

 

----------------------------------

 

何も言うまい…

自分流SNSブログ文章作成ルール

 私は「文章を書く」ということに対し、そこそこの愛着を持っているタイプの人間だ。

自分のライティング能力が高いとは思わないが、こうやってブログを続けられている時点で、「好き」ではあるのだと思う。

 

そんなタイプなので、「文章をうまく書くコツ」などのネット記事や書籍はついアクセスしてしまう。それらを読んでみてなるほどなあと思うこともあるのだが、そういえば自分の中にも醸成された「コツ」(「クセ」?)は存在するなあと思い至った。

 

Twitter投稿するとき、ブログを書くとき、仕事のメールを送るとき、、、文章を書く際に、自分に課しているルール/クセ/コツ、せっかくなのでまとめてみた。

 

 

■カタめ・柔めのメリハリを作る。

例えば同じ"return"の意でも、「返却した」と「返した」とでは、前者のほうがカタく形式ばって聞こえる。要は漢語と和語の違いってだけなのだが、一文の中に漢語だけ/和語だけが続き過ぎないように心がけている。

 

例:

①去年のあの日、私は安室ちゃんのDVDを購入し、急いで帰宅した。

去年のあの日、私は安室ちゃんのDVDを買って、急いで帰宅した。

去年のあの日、私は安室ちゃんのDVDを購入し、急いで帰った。

去年のあの日、私は安室ちゃんのDVDを買って、急いで帰った。

 

の4文であれば、私は②③が読みやすいと感じる。

 

①はカタすぎ、④はなんか力が抜けてしまう文章だと思う。上記例は安室ちゃんなのでアレだが、仕事のメールでも②③のパターンを選ぶ。(場合によっては①。)

1文だけで見ると、好みなのは②である。だが、の「帰宅した」の後の文に、もし「鑑賞した」「号泣した」などが続いた場合、「○○した」「○○した」「○○した」と同じような語尾が連続してしまい、あまり美しくないと感じる。

そのへんのバランスを取るために、動詞(述語)には和語を使うことが多い。「帰った」「観た」「泣いた」なら、続いても違和感がない。

述語に和語を使うとなると、カタめ要素も取り入れたくなるため、主語には漢語を使うことが必然的に多くなる。

 

 

■意味の区切りが、視覚的にわかるようにする。

「の」はなるべく使わない

実質一義のものはなるべく一単語にする。

例:

DVDの鑑賞は、明日友達とする予定だ。【NG】

DVD鑑賞は、明日友達とする予定だ。

 

 

単語ごとに、ひらがな/漢字/カタカナを交互に使う 

単語の区切りを、視覚的にわかりやすくすることが大事。

例:

DVD鑑賞は、明日友達とする予定だ。【NG】

DVD鑑賞は、友達と明日する予定だ。

(「明日友達」のように漢字どうしが繋がっているとぱっと見で1語に見えてしまうので、「明日」「友達」を分けて配置した)

 

 

 

これらが文章のリズム感ってやつに繋がるのではないかと考えているのだが、いかがか。

   

ちなみに、

「これらが文章のリズム感ってやつに繋がるのではないかと考えているのだが、いかがか。」

という一文をこの形にするまで、何段階かを経ている。

 

①この辺が文章のリズム感につながるのではないかと考えているのだがいかがか。

   ↓

これらが文章のリズム感ってやつにつながるのではないかと考えているのだがいかがか。

  • ①では少しカタ過ぎるので、柔らかさを取り入れた。
  • 「この辺」は実質1単語(名詞)だが、その中にひらがな+漢字が混ざっていると遠目には2単語に見えて混乱しそう。シンプルな「これ」に変更。
  • あからさまな話し言葉ってやつを取り入れて、「いかがか」のカタさを中和。照れ隠しともいう。あと、撥音「」を入れると文章のテンポが良くなる気がする&視覚的にもアクセントになるので、私は結構使う。

   ↓

これらが文章のリズム感ってやつ繋がるのではないかと考えているのだがいかがか。

  • ②の「ってやつにつながるのではないかと」部分はひらがなが続き過ぎ!のっぺりしていて、単語の区切りがぱっと見で分かりにくいので「繋がる」という漢字表記に直した。漢字=表意文字=アイコンもしくはロゴもしくは絵文字 だと思っているので、適度な密度で置くことを良しとしている。

 

 

 

 その他いくつか

 ●困ったら体言止め

文章が締まる!

文末が「~だと思う」「~に感じた」ばかりになってしまうという、長文作成時あるあるに対して有効。

 

そしてこれ、ひょっとしたらだいたひかるの影響かもしれない…

 

youtu.be

 

「~~という、追い討ち」のような体言止めは、オチっぽい機能を果たしてくれる。

 

 

●意味をダブらせない

意味のダブった文の代表は、「頭痛が痛い」。

私はそのタブーをもう少し厳格にして、

「手で握った」

 →握るんだから手に決まってる。「握った」だけでOK

「DVDを観た」

 →DVDはほぼ100%観るものなので、「DVDを楽しんだ」でもいいよね(上記で使ってしまったが)

「明日の天気予報は晴れです」

 →「明日は晴れです」まで削れる。

  (そもそも「明日の天気予報」という言葉がイマイチなので、「天気予報では、明日は晴れです」が日本語的に正しい気がする。)

という処理を心がけている。

 

 

  

ちなみに

自分の文章に影響を与えたものとして、真っ先に思いつくのは「ダレン・シャン」。  児童書だからそもそも易しい文ではあるのだが、それを差し引いてもリズム感があり読みやすい名訳だと思う。小学生のときにハリポタを差し置いて最も読みふけっていた文章。

映画 新聞記者を観た

桃李さんもシムさんもすごくよかった。

 

映画の本筋とは関係ないのだが、こういう物語を見るたびに疑問に思うことがある。

なぜ権力者はさらに権力を得ようとするのだろう?

 

国家権力者ともなれば、多分死ぬほど忙しくて、年収数千万円くらい稼いでいて、日々の暮らしにも老後にも何の不安もないはずだ。福利厚生は手厚そうだし。しらんけど。

もし私が同程度の金・権力を手にしたら、さらに同じものを欲するよりもゆとりのある時間や安らぎを渇望すると思う。思うのだが、その地位に立った者にしかわからない、欲望の突き上げがあるのだろうか。

まあ確かに私も、ぼちぼちのお給料をもらっている現状でも、もっとお金あったら嬉しいな~と考えたりはする。それの延長戦がひたすら続いているのだろうか。

 

それとも、やっぱり彼らを動かすのはあくまで大義、志なんだろうか。

例えば安倍総理改憲にこだわることについて、戦争が起こるからダメだ!と野党は言うが、戦争で安倍さんやその周りが得をすることって何なのだろう。加計学園問題で国家予算を私物化したとして、その動機は何なのだろう。断罪する側は、何だと考えているのだろう。

動機①関係業界から賄賂をもらえるから

→すでに大金を持っている人が、国中に断罪されるリスク抱えてまでさらに欲するんだろうか?

 

動機②むしろ、権力者自身が映画内さながらに脅されているから

 

動機③権力者たちはこれを善だと信じているから

 

…この中で最も現実的に見えるのはやっぱり③だ。

なんだかんだ、志を持ってやってる人がほとんどなんじゃなかろうか。善だとするロジック、ターゲットが人によって違うだけではなかろうか。(すごい当たり前のこと言ってますが…)

 

そう考えると、「彼は傲慢だ」「悪だ」のような政治家の「悪意」を指摘するのはなんかイケてないよなあ、と感じる。

確かにこのご時世、OK/NGの境界線は複雑だが、その境界を侵してしまうのは別にわざわざ悪行を働いてやろうと思っているのではなく、知識不足、努力不足とかそういうところが原因だろう。傲慢な性格だったとしても、知識を身に着けて抑制すれば政策を考えるうえでは一応問題なかろう。政治家を批判するのであれば「無知」「論理の破綻」「能力が足りない」とかそういう方向でないと、あまり意味がないと思うのである。

 

ただ、それを見つける側にハイスキルが必要になるんだよな、、自分も政治のことわからんちんなのでもう少しちゃんと学びたいと思う参院選前日。

2019年上半期 フィルムログ

 ■ボヘミアン・ラプソディー (年始のどこかに鑑賞) 

普通に感動した。

前歯を気にしているのかな?と感じさせる演技が地味によかった。

 

メリーポピンズ・リターンズ (2月あたり鑑賞) 

初代を鑑賞したことがないけど、メリーさんって若干キツい感じのおねえさんだったのね。キャッキャウフフしている映画というイメージだったので意外だった。

壺の世界に入り込むシーンがすごく素敵だった。やっぱりセル画アニメとのコラボレーションがぐっとくる。

とにかく明るく前向きに夢を抱こう、というもうアラサーには聞いてらんねえよ、なメッセージもこうやって伝えられると胸に響くものだね。子供のころ、ホグワーツからの手紙を待ち続けていたあの気持ちを思い出してしまった。

字幕版を見たけど、平原綾香ver.も見たかったなあ。

 

スパイダーマン:スパイダーバース  (3/24鑑賞)

スパイダーマン、別にちゃんと見たことはない。だが、上記メリーポピンズでアニメ×実写など、アニメ表現の幅の広さを興味深く感じたのと、そして吹替が宮野や悠木碧ちゃんなど芸達者なメンツがそろっていて、日米アニメ文化のいいところをたくさん味わえそうだなあと思い鑑賞してみた。

とにかく映像がかっこよすぎたな!令和(アメリカ関係ないけど)の映像美という感じがした。アベンジャーズでもできない、アニメならではの構図(コミック風とか、極端に歪ませた構図とか)がハチャメチャに良かったです。

初っ端から音楽(Sunflower)のよさでヤられたし、HipHopやストリートカルチャーをフィーチャーしているのが、私の聴きかじるスパイダーマンの世界とは少し違っていて面白かった。

主人公マイルス君がブラック系であったり、他のスパイダーマン各位もそれぞれアジア人、女の子、冴えないおっさん、人外、、アメリカ白人のマッチョなヒーローだけでなかったのも含め、今の時代にフィットしていると思う。

ダイバーシティに配慮してこんなメンバーになりました♪という感じではなく、それぞれがキャラや各並行宇宙の世界観を生かして映画の面白さに貢献しているのもよかった。ノワール世界や日本の萌えアニメ世界をパロってるの面白かったね。こういうのをスパイダーマンという長年続く超ビッグタイトルで行うのは、個人的にはとても前向きなことだなあと思う。

 

「実写でなくあえてアニメで表現したこと」に大きなメリット・意味を感じる作品、なんだか胸が熱くなる。(他の例:まどマギ

 

憧れのヒーローの衣装を見つめるマイルス君にはアムラーの姿を重ねてしまい勝手に泣けたし、父ちゃんとの扉越しのシーンもよかったなあ、、、

https://twitter.com/ricky_a_u/status/1109666540490645504

 

 

名探偵ピカチュウ (5/23鑑賞)

コダックがかわいいということしか頭に入ってこない。ピカチュウもかわいいけど私と友人は断然コダック派だった。あとフシギダネちゃんの群れがァァァ~~~~(*´Д`)ぬいぐるみ欲しい。

字幕版を見たが、台詞を読んでる時間がもったいないくらいに画面にいろんな要素が散りばめられている。街の看板とか町の隅々に生きてるポケモンたちとか。子どものときに夢見たポケモンワールドそのものが広がっていて、ライムシティに生まれてこなかったこの人生を悔いる勢い。

脚本はハチャメチャに良いってほどではないけど、全然普通に楽しめるレベルだったかと。ミュウツーの逆襲ドンピシャ世代としては、ミュウツーさんはやはりかっこよくなくちゃあいけないよね。

記者の女の子の装いがポケモントレーナー風だったのも良かった。

あとエンドクレジットも最高でした。

 

 

名探偵コナン  紺青の拳  (5/??鑑賞)

コナン映画の爆発は夏の花火のようなもの。

建築物が出てくるたびに、これが今回の被害者か…と哀れむようになってきた。今回、マリーナベイサンズって実在の建物だけど許可取ってんだろうか。とうとうよその国にまでご迷惑を。

まあ相変わらず突っ込みどころ満載だったんだけど、コナン映画は推理ではなくアクション映画なのでOK。

園子の乙女への豹変っぷりがすごいんだけど、よく考えたら園子ってお嬢様なのにお高くとまってないし、なのに気前はいいし、明るいし人望厚そうだし、実際友達(蘭)想いだし(瞳の中の暗殺者よかった)、でかなりいい女なのである。

 

響け!ユーフォニアム  誓いのフィナーレ  (5/13鑑賞)

 

ursidae.hateblo.jp

 

 

ゴジラ キングオブモンスターズ (6/19)

映像が凄まじく、どのシーンもクライマックス級の迫力があった。

映像の凄まじさだけで2時間全く飽きないし、主人公家族の葛藤みたいなの、正直なくてもよかったかも(笑) シンゴジラはそのへんの人間ドラマが排除されてる点がよかったんだよなあ。

ケンワタナベのあのシーンでは、え?なんでこれで覚醒するの??という理屈がよくわかんなかったけどまあOK。あの魚雷は核だったんだっけ…?

あと仕事で上映時間に遅れてしまい、モスラ幼虫の暴れ出すシーンからしか見れてないのだけど、ゴジラってなんで人間に味方してくれてるのか?という肝心なところがわからないまま見ていた。笑

それでも毎回ゴジラ様がヒーロー的タイミングで出てきてくれるので、キャーゴジラ様抱いて!という気持ちになった。

モスラ、多分子供の時に1回だけ見たことあるんだけど、モスラ~や♪というあの曲が流れてくるとやはり興奮するものだね。そのときの私は何ていう作品を見たんだっけな。。と調べてみたら多分「モスラ2」(1997年公開)だな。満島ひかり主演だったのね。

 

■プロメア  (6/25)

キルラキルが好きなので見てきた。(グレンラガンは未履修)

糸目かつ堺雅人なクレイ・フォーサイトはもうあからさまに胡散臭いのだが、滅殺開墾ビームなど、移住後の生活を支える技術をちゃんと開発してきているところに笑ってしまった。やさしい…

マッドバーニッシュの初登場シーンはめちゃくちゃかっこよかった。ガロがバーニッシュを無意識に差別?しているような発言も序盤ではちらほら見受けられて、ガロというよりはリオやバーニッシュ側に肩入れしながら見てしまった。 

リオがドラゴン形態になってクレイを襲うシーン、BGMがくそかっこいいと思ったらSuperflyだったのね。

 

 

 

-------------

しかし、こう見ると「画面が派手」「音がデカそう」の観点でしか見る映画を選んでいなくて笑う。

 

響け!ユーフォニアム/誓いのフィナーレを見に行った感想

高校生、なんてめんどくさいんだ…

中二病とはまた違う、高校生のめんどくさい感情あるあるオンパレードである。(だがそれがいい)  大きい方の鈴木ちゃんの拗ね方とか、なんなら私にも身に覚えがある。

一定数の10代が感じるような、でもいわゆる”青春もの”では意外とスルーされがちな、名前の付いていないあんな感情こんな感情を掬い上げてくれるのが響け!ユーフォニアムなのだ。

 

今回2年生となり新入生の指導を受け持つことになった久美子。やはり一癖ある新入生たちで、、、といった形でストーリーは進んでいく。だいたいこういうパターンでは、問題人物は過去や今の境遇に何かネガティブなものを抱えていて、それが「一癖」の原因になっていることが多い。そんな部員たちを久美子が結果的に矯正(?)させ、乙女ゲーよろしく陥落していくのが「黄前相談室」と揶揄されているゆえんである。

 

そんな中で、やはり麗奈は迷うことなく突き抜けていて異質だ。ある意味視野が狭いというか一直線というか、「高校生のめんどくさい感情」というのとは質の違う若さ(幼さ?眩しさ?)を持っていると思う。久美子との深い関係が描かれている部員の中で、「相談室」されてないのはこの子だけかも。

相変わらず大吉山でイチャイチャするくみれい(いつもありがとうございます)だが、周りに振り回されがちでみんなの間を右往左往する(でもわりとドライな部分もある)久美子と、ゴーイングマイウェイな麗奈が仲良くなるのはなんとなくわかるのだ。

正反対なキャラがコンビになったりカップルになったりするのはありがちな設定ではある。だが設定の都合ではなく、こんな子どうしが現実にいたら仲良くなるだろうなという謎の納得感。これはいったい何なんだろう。

この二人、「やっぱり久美子は性格悪い」というきっかけから始まった関係であり、お互いがいわゆる「イイ人」であることに期待していない。意見や生き方が一致しなくて当たり前というところから入っているからか、また二人とも基本的に他人に興味のない性格なためか、干渉もしていないように見える。それで安心して背中を預けあえるのかもなあ、、と思ったりした。

 

友情が恋愛の下に位置付けられるような価値観を、私は持っていない。少女漫画で恋愛至上主義的なものが描かれるたびにモヤモヤしていたものだ。

秀一と久美子のお祭りの場面はかなりときめいたものの、もしそれで久美子麗奈間の関係性描写が薄れてしまうようだったらどうしようと危惧していた。全幅の信頼を置いているユーフォでそれをやられたら、私のような女は救われる場所がなくなってしまう。

結果、それは杞憂だったのでさらにユーフォシリーズへの依存度が高まってしまったのだが、久美子と麗奈の関係性を、友情ではなく引力と表した京アニ(か原作者?)には拍手である。

総じて、ユーフォシリーズ(または武田綾乃作品)は私の思春期の経験に溜め込んでいたモヤモヤを、大半表してくれている気がする。

 

あと!演奏シーンね!神!!!!