わりとこうアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった    「宇多田ファンによるアムログ」と同じ

平成令和またぎGW旅行①-2019/4/25-27バルセロナ編

出発するまで

この旅行、羽田を発ったのは4/25だが、戦いは1月からすでに始まっていた。

 

友人たちと旅行に行こうと正月に決めたのは、

  • 友人たちに結婚ラッシュが来ており、みんなと予定が合う残り少ないチャンスかもしれない
  • 炎上中のお仕事が4月上旬に納期を迎える。つまりGWは確実に休める

という理由からだった。

フライトを取ったのが1月15日前後。


そしてその3日後、

炎上お仕事の納期延期(6月初め)が決まったのである。
ん?5月?GW??休めるのか???

 

とはいえフライトのキャンセルはできないし後には引けない。

ぜってー予定通りに終わらすという強い気持ちで数カ月仕事をしなければならぬ。

 

GW開始の2日前から有給をもらうことについては仮病で休むか事前に正直に言っておくか悩んだが、後者を選んだ。
そのときの上司「モロッコにもPC持ってってね^^」

^^^^^
(社内有数の悪採算プロジェクト)


ということでそこそこ頑張って働き、なんとか旅行出発日からのお休みを後腐れなく(PCは持って行かず)もらうことができたのである。やったぜ。
よく考えたら海外に業務用PCを持っていくのは会社規約的にNGな気がするので、上司のセリフは冗談だったのかもしれない…

 

旅行のルート
  1. 羽田発
  2. バルセロナで1日観光
  3. ロッコ(スペインの対岸の国)で約7日間
  4. 中部空港へ帰国(羽田着は航空券がバカ高かった。6万くらい違う)

 

4/25(木)
バルセロナでの犯罪巻き込まれ発生

意気揚々と日本を発ち、事件はいきなりバルセロナで起きた。

 

バルセロナの宿では先に到着している友人たち(世界一周中&一人新婚旅行中(サラっというけどアクティブすぎてスゴい))が待っている。友人たち、わりとたくましめで自由なので日本から一緒に行くという発想がない。

バルセロナ空港到着後、ホテルに向かう途中、通りかかった飲食店から何やら怒声が。ケンカ?と思い足早に通り過ぎようとするが、お店の人たちがこちらに近づいてくる。

 

「これ君たちのやつじゃない?(英語)」

 

差し出されたのは私のパスポートと財布であった。

??????!??

 

つまり私はいきなり財布とパスポートをすられ、スリ野郎から取り返してくれていたのがお店の人たちだったのだ。その間わずか10秒ほど。

 

エストポーチ的なものに入れていて、自分の体の前方に装着しているから大丈夫!と思っていたらまさかの、、、である。暗い路地裏、人2人がやっとすれ違えるくらいの歩道、スーツケース転がして迷ってる旅行者丸出しの私たち…ということで狙いやすかったのでしょう。反省。お店の人たちの反応の速さから察するに、あの路地裏はきっと犯罪多発地帯なのだと思われる。

 

ドジっ子常習犯の私(※ロンドンでも財布スられた過去あり)も今回ばかりは警戒していたつもりだったのに、いきなりの洗礼にテンションがドン底となる。もうやだ、私のようなバカは海外に来ちゃいけないんだ…帰りたい………

 

もはやスペイン人全員に対して疑心暗鬼になりながら、死んだ魚の目で宿にたどり着いた。(疑心暗鬼状態の私たちに、道を教えてくれたおじさんとかありがとう)

 

その後、宿では合流した友人たちに死んだ魚の目すぎて爆笑され、真剣な一大トラブルを爆笑されたことによりさらに目が死んでいく私という負のスパイラル地獄ができあがった。ちったぁ心配せい

 

まあ気を取り直して、明日はバルセロナ観光だ。さっさと寝よう。

 

4/26(金)バルセロナ観光

グエル公園

翌朝はグエル公園から。地下鉄とバスを乗り継いでバルセロナを見渡せる高台へ。

 

ゴシック建築っぽい。

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▼建設中のサグラダファミリアが見える


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▼チケ完売で入れなかった有料エリアを恨めし気に見つめるの図


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テラコッタの街に魅せられて(←※この旅行のバズワードとなる)、ランチをしにグラシア通りに向かう。日本でいうと銀座だね。

 グラシア通り

カサ・ミラ

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▼CATALANA というお店のランチ

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うまい!

 

 サグラダファミリア

そして本日のメイン、サグラダファミリアへ。

当然ながらすげーでかい。f:id:ricky_au:20190511020549j:image

21世紀の東京都民が今更高層建築になんて驚かないと思うじゃん。ちがうんだわ。本当に壮観なんだこれが。

 

しかも2020年までに塔の数が倍増するらしい。ガウディも強欲・・・f:id:ricky_au:20190511020646j:image

 

建築に100年以上かかります!ということを幼女の頃に知って 嘘でしょ?と思っていたが、これは100年かかっても無理はないと思える。大きさもさることながら、この装飾性。

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どう考えても手作業である。製作の繊細さ×作業しないといけない面積を単純に考えても、目の回るようなエネルギーが懸けられていることは想像できる。

 

サグラダファミリアは教会であり、聖書をその体全体で表しているという。

私は典型的日本人で無宗教だ。そんなハチャメチャなエネルギーを動員できてしまうキリスト教(宗教)っていったい何なんだろうと思う。(まあ巨大建築には政治的意図とかもいろいろ絡むんだろうけど、)信仰心というものが興味深いし、なんだか羨ましい気もする。

いろいろな宗教建築を見るたびに思うことだが、サグラダファミリアはその極致という感じがした。

 

かなり本格的なセキュリティチェックを終えて、中に入るとまた予想以上にすごい。f:id:ricky_au:20190511020839j:image

中の写真って案外見る機会ないよね。

 


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こんなに上下に広い空間ってあるだろうか。ノートルダム大聖堂もすごかったけど。

 

夕方の光のステンドグラス、朝の光のステンドグラス、樹を模したような柱、とある意味わかりやすいモチーフで作られていた。f:id:ricky_au:20190511021100j:image

 

 

 

 

そして何気に念願だったパエリアを食べに行く。

 


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うmmmっま!海鮮のダシがめちゃくちゃ効いてて本当においしい。わかんないけどいわゆるうま味というやつがたくさんありそう。語彙力が足りない。日本人の味覚と相性いいのかもしれない。地中海って素晴らしい。

 

そして予想外においしかったのがオレンジジュース。注文したら厨房からガガガ、、、という機械音が。オレンジ絞ってるのが見える。わざわざ果実から?!すげえ。。

 

 

 

明日は早朝にモロッコに発つ。バルセロナへの未練を残して就寝。

 

 

ursidae.hateblo.jp