Spotifyの個人的な影響を考えてみた
Spotifyを始めて半年ぐらいなんだけど、結構自分の音楽の聴き方が変わったような気がしているので、改めて整理してみた。
私のSpotifyライブラリーに登録されているアーティストを以下のように分類してみた。
A+:元々かなり積極的に聴く。音源はほぼ全部所有。円盤でも買う。
A:元々そこそこ聴く。以前から課金したことがある。円盤を購入するかと言われると微妙。
B:前から興味はあったけど課金したことはない。友達が持ってれば借りる、Youtubeでなら観る。
C:完全新規。ここでなければ知ることがなかったかもしれないけど今は結構聴くようになったアーティスト。
先に言っとくと安室ちゃんはコラボ曲以外配信してません。
A+:
宇多田ヒカル、三浦大知、Perfume、フェアリーズ、Justin Timberlake
A:
Suchmos、椎名林檎、Black Eyed Peas、BENNIE K、Def Tech
ShiftKey、Disclosure、サカナクション、デスチャ、ビヨンセ、MJ、マドンナ、μ's、mondogrosso
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B:
ジョジョ主題歌一連(BANGLESなど)、f(x)、TVXQ、、SHINee、Folder(5)、GARNiDERiA、家入レオ、aqours、ポルノグラフィティ、GREATEST SHOWMANサントラ、KREVA、Mura Masa、Clean Bandid、その他洋楽勢
(B-:楽曲を知っていたがアーティスト名を知らなかった)
Earth,wind & fire、5th Dimention
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C:
THREE1989、kolme(callme)、Bananalemon、Faky、赤西仁、Nulbarich、DNCE、
A~Bランクのアーティストは、私が自らSpotify内検索を行った人たちです。
ワイ「こういうの(A~Bのアーティスト)好きやで」
Spotify「わかったやで。なるほど。お前こんなんも好きやろ」(B-、Cをレコメンド)
ワイ「知らんアーティストやけどええやん」
って感じやろか
B-~Cのアーティストの発掘において、Spotifyの功績が大きいと思われる。
特にCのアーティストはレコメンド機能で勝手に再生されてきた曲たちでありながら、一目(耳)でビビッときてすっかり私の中で定着しつつあるアーティスト。しかもややマイナーというか新参アーティストが多いという点が、自分の視野を広げるにはかなり有意義だったり。
どうやってレコメンドしてるんだろう。
きっとAmazon形式(例・Suchmosを聴くユーザーの多くは、Nulbarichも聴いています)なんだと思うけど。こういう、「アーティストAを好きな人はアーティストBも好きな率が高い」みたいな情報ってサブスクだからこそ集められるのか。
何を聴いていたら何がレコメンドされるのか、っていう因果関係は個人的にも興味深いよな。ブラックボックスにいろんな情報をぶちこんでいるような。
「こういうの好きやで」っていう情報をインプットしてあげればあげるほど、レコメンドも広がっていくのかしら。今後も楽しみ。
Final Spaceまとめ(東京・大阪)
■渋谷
会場外からすごいぞ
フフ…安室奈美恵を祀る神殿のようだ…
入場~
↑ここでホーンテッドマンションのごとく待たされます。そしてこのフラッグはFinallyツアーで使われた実物だってhuluで言ってた。
次の部屋で最初の映像。
遠い未来、ドクタークロノスが「Final Space」を完成させるため、アムロイドを1992~2018年に送り込むというストーリー。
部屋を移動し二つ目の映像。
安室奈美恵の記憶を収集しきったアムロイドはクロノスから帰還を命じられるが、この時代の記憶はこの時代の人々のものです…とアムロイドが反抗(?)し、アムロイドもこの時代に残る
というストーリー。
そしてこれよ。
ここの演出、本当に素晴らしかったです。3回行って3回泣いた。
絶対最前列に行け!ってアドバイスしてくれたフォロワーさんありがとう。
この次のスペースから衣装の展示。ほぼ時系列に並んでいたと思う。
衣装で印象的だったのは
ワイたち「こんだけ胸元開いてて谷間ないのすごい」「WoWaはいくらなんでも盛り過ぎ」「申し訳程度しかない」
— ニスタ (@ricky_a_u) August 6, 2018
「でも巨乳な安室ちゃんは嫌じゃね?」「たしかに」
— ニスタ (@ricky_a_u) August 6, 2018
ちっぱい、および
ペラペラな生地で出来てる衣装もあったのが意外だった。デザイン優先にするとああなるのかな(WoWa、熟女など)
— ニスタ (@ricky_a_u) August 6, 2018
ステージセットも近くで見ると案外手作り感に溢れてたり。そりゃ全部特注なんだもんね…
Finallyツアーの熟女衣装などが、意外とちゃちい素材だったり。
あと知ってたけど細い!
・ブーツ
ブーツファスナーに必ずカバーが付いている。ライブ仕様?
そして改めてブーツのヒールが高い。本当に高い。こんなので踊って歌って、凄いもの見てきたんだなと実感した。
・みんな意外と映像ばっかり見る
・ピンク衣装とセット
間近で見ると結構手作り感があって面白かった。
・金色のマイクとイヤモニ
も恭しく展示されていた。マイクにおそらく安室ちゃんの指紋が残っていてたいへん興奮しました。安室ちゃんの指の皮脂……………
スタッフのかもしれないけど安室ちゃんのってことにする
・歴代のセットリストの展示
安室ちゃん=ライブのイメージだけど、本当にライブに力入れ始めたのは2000年以降のよう。私は案外、7割くらいはリアルタイムで見れていたみたい。
それにしてもこんな量の衣装、今までいったいどこに保管されていてそしてこれからどこに行くのか…
■大阪
FS大阪メモ→2005:OP、青/2006:OP(最高)/2008:アンコール・黒・WL・パーカー・ニュル青/2010:OP/2011:OP・赤(最高)・黒/2012:青縞(紐だけが青かった)/2013:何だっけ/2015:青とか
— ニスタ (@ricky_a_u) August 13, 2018
/PV:ホトガ、レツゴ、stranger(最高)、Damage、ヘンゾミ、ミンッ、ファッショ、ネオリプ黒、
全然覚えとらんやんけわろ
2005:OP、青
2006:OP(最高)
2008:アンコール・黒・WL・パーカー・ニュル青
2010:OP/2011:OP・赤(最高)・黒
2012:青縞(紐だけが青かった)
2013:何だっけ
2015:青とか
PV:ホトガ、レツゴ、stranger(最高)、Damage、ヘンゾミ、ミンッ、ファッショ、ネオリプ黒、
大阪、個人的に思い入れのある衣装が多くて良かった~~ ベスフィクと2011が充実していた感
— ニスタ (@ricky_a_u) August 13, 2018
ソクレのブラウンブーツがP&Dだった。ピンキーとダイアンもまさかこんな踊られること想定してブーツ作ってねぇよな…って謎に同情した
— ニスタ (@ricky_a_u) August 13, 2018
やっぱりニュル青だけは2点もの?
— ニスタ (@ricky_a_u) August 13, 2018
というのを今更アップ。
あむろちゃん元気~??
2018年9月15日沖縄 音漏れ日記
公式にめちゃくちゃ振り回された8月
花火ショー発表
→飛行機(15日夜那覇着)、ホテルを取る
→前夜祭の開催が発表される
15日にやるのかよ!!!
— ニスタ (@ricky_a_u) August 21, 2018
いや1か月切ってから言うのかよ…って思うよそりゃ
→前夜祭に間に合う飛行機取り直す。キャンセル料高かったよお、、、
まあ肝心のライブチケットは落選だったけど、もうここまで来ればとことん付き合ってやるよ奈美恵という気持ちなので、それはいい。それはいいんだけど、また別の懸念が
9/15台風呼んでしまって共演者にご迷惑かけないでしょうか…
— ニスタ (@ricky_a_u) August 21, 2018
そして案の定台風発生(爆笑)
仕方ないので1年ぶり2度目の晴天神社。
気象神社で祈願して参りました。May Music Fill~をもじって書いてみたけどもし文法ミスってたら逆効果でしょうか…見逃してくださいませ… > 神 pic.twitter.com/rIAexFmIzP
— ニスタ (@ricky_a_u) September 9, 2018
祈祷のかいあり、台風は大陸方向に向かった模様。アジアの皆さんには申し訳ないが一応安心して沖縄に向かうのであった。
9月15日
羽田にもアムラーがそこそこいた。
なんなら、自宅最寄り駅から同じ車両にアムラー乗ってきて草。なんで沖縄のイベントの客が練馬区にこう何人もおるねん。 彼女はチケット当たってたんだろうか…
12時くらいのフライトで那覇到着。
なみちゃんいるううう
てか、
アムロジェットいるうううう柱ジャマだなおい
柱を避けると
斜めになる。
逆側に回り込むと
貧弱なカメラ(3倍ズーム)ではこれが限界であった。
ホテルに向かうゆいレールの各駅でも、安室曲がかかっていた。
荷物を置いて宜野湾のコンベンションセンターに向かった。
■コンベンション着
のどかな海辺にそぐわない、明らかに異様な雰囲気。人人人。車車車。そしてマスコミと取材ヘリ。本当に多くの人が注目しているんだと実感して既にエモくなってる私。
ていうか、遠!
東京ドームのときのような、会場の壁にぴったり寄り添う音漏れスタイルは禁止らしい。会場の外壁にすら数十メートルまでしか近づけない。聴診器など論外である
仕方ないので、どのポジションなら音漏れが聞こえそうか、会場周辺の探索を始める我々。クジラ(だっけ)のオブジェ付近に突っ立ってみた。
開演時間の18:00が過ぎた。
既にゲストの演奏が始まっているはずだが、それにしてもどのアーティストがやっているのかわからない。そのくらい音が聞こえない。場所移動する?という話になり、 コンベンション敷地内をさらに奥に進む。海側の芝生スペースに落ち着いた。
歌メロは追えないけど、激しめの曲が鳴ってることはなんとなくわかった。今、モンパチかな?
と思ったらやはり、夢ならば覚めないで~♪のあの曲が聴こえてきた。
知っている曲を聞き取れたことで、一気にモチベーションが上がる。これなら安室ちゃんが出てきたときもきっと聞こえるぞ。私たちだけでなく、まわりのファンたちもみんな色めき立った。
モンパチの次はBEGINだが、わりと穏やかな曲調のせいか(?)、私たちがあまり聞き取れることはなかった。残念。
しばらくして、会場外の群衆が明らかにざわめいた。
事態を掴めず???となっていると、Hopeだ!という声が。場外勢は一斉に静まり返り、耳を澄ます態勢になった。
とうとう安室ちゃんきた…。
Hopeだとわかっていても、私はリズム隊しか聞き取れず、曲をしっかり追うことはできなかった。けど、今、安室ちゃんの正真正銘ラストステージが始まった、という事実だけで息が詰まる。
不思議と会場内のファンたちを羨ましいとは思わなかった。いや羨ましいけど、嫉妬心みたいなものは全然ない。今回3000人というキャパなら諦めがつくし、まあFinallyツアーに複数回行けたということもある。
会場内に行けない残念さより、チケットなくても、お金多少ムダにしても、今日ここに来てよかったと思った。少なくとも今後、後悔はしないだろう。
しばらく放心していると、今度はShowtimeだ!という声。
ほんとだ!!!Showtimeだ!わかる!わかるぞ!ムスカ風に喜びつつ、場外全員スッッッと静まり返った。1,2,watch me hey!もみんなキッチリ音に合わせて、静かに熱く盛り上がれた。
この時すでにあたりは真っ暗で、テレビカメラの照明がかなり目立つ。
マスコミはきっとこの姿を放送するんだろうな、とふと思ったのを覚えている。密集した10,000人が、明らかに普通ではないテンションで、虚空を見つめながら静まり返る。奇妙な光景だと思う。
この光景を成り立たせている見ず知らずのファンたちとの一体感、愛しさと切なさと心強さみたいなものを、ワイドショーの向こう側の人たちは理解してくれるんだろうか。そして私たちも9月17日以降、味わうことはあるんだろうか…
とメソメソしているとグロテスクだ!との声。誰かが曲の始まりに気づくと、「グロテスクだって」と群衆全体にザワザワ伝わっていくシステム(笑)
I'm Not Yoursも始まった。nanananana~のとこめっちゃ聞き取りやすかった。笑 じょりんちゃん見たかった…
そしてUNUSUALである。アンユやるんだ。意外。
てかいま完全にコラボしてく流れだけど、まさか山P来るの?来ないんじゃね?とドキドキする場外。そして曲の途中、会場内がドカンと沸いたのがわかった。山P来たのか!すげーな。来たんだ…。 Yes!の掛け合いは場外でもできてた気がする(曖昧)。
BLACK DIAMOND。ダボー姐さん登場は事前告知されてなかった気がするけど、まあ姐さんは来てくれる気がしてたよ笑 ほんとお祭りだなあ。
Do It For Loveが流れてきて、あ、もう終盤だなと察する。
騒げ、沖縄! がものすごくはっきり聞こえた。静まり返っていた場外勢もこの瞬間だけは抑えきれなかった。荒ぶった。安室ちゃんの姿が見えないからこそ、存在を強く感じられたような気がする。しっかり聞こえたよ、安室ちゃん…;;
一瞬グワッと沸いたあと、またすぐ拝聴態勢に戻る。
How you feel now?
いよいよ大団円。やっぱり最後はこの曲で明るく終わるんだな。いいと思います。本当に終わってしまう…
多分安室ちゃんがはけたタイミングで、場外奈美恵コール。あんまり大きな声で叫ぶと登場してきたときわからないんじゃ?と思いつつ一応小声で参加した(笑)
場外奈美恵コール、6月3日Finallyツアー(音漏れ)のときに目の当たりにして、結構感動したんだよね。音漏れでもいいから沖縄行こう、と私に思わせた要素の一つでもあった。こんな光景を生み出せるアーティストもういないよ…
どうやらアンコールはなさそうだ。
本当に終わったということを、場外勢も察して帰り出す。私たちも現実に引き戻され、帰りのタクシーを捕まえに走るのであった。
>>>9月16日編に続く
Final Space福岡まとめ
8月12日、東京から新幹線で5時間!w(飛行機高かった)
人生初福岡に到着。
とにかく天神の街が安室ちゃんだらけでした。
■会場内
私の記憶なので抜け漏れ間違いは絶対ありますが、
FinalSpace福岡衣装覚えてるやつ順不同→
— ニスタ (@ricky_a_u) August 12, 2018
2000赤、2001紫、オンリユ赤、イエオ白、LS06紫、FEELOP・オレンジ、ヘブンPV、ブレキPV赤、じぇにっくラスト、PLAY黒キャミ・豹柄、LS14緑・白ドレス・ラスト、hero納豆、ソクレIHAVE、グロテスク、レボ×2、じょりんPV、88迷彩、ドゥイフォPV大サビ・白
列挙すると
-----↓後藤則子さんメインの時代-----
2000ツアー赤
2001ツアー紫
ソクレツアー白フリル
SoHPツアーOP
LS06紫
PLAYツアー黒キャミ:マジで普通~のキャミ。生地も薄かった記憶
PLAYツアー豹柄
-----↓ここから三田真一さんメインの時代-----
BFツアーニュル青:ツルツル
BFツアー白黒縞
BFツアーsamestar
ラブゲPV白
Break It PV赤:あずき色ライダースほしい。
パスチャツアー白スタッズ:これすごい好き
NAKEDオレンジ
DamagePV
YEAH-OH PV白:イエオは全て素晴らしい。結構厚手。
-----↓ここから野田晶さんメインの時代-----
ONLY YOU PV赤:THE野田
20thツアーラブスト
20thツアー本編ラストブロック
ネオリプ赤
FEELツアーOP衣装
FEELツアーオレンジ
Heaven PV
Ballada版S19B PV
LS14緑:ハイ好き~後ろがちょっと丈長いんだよね
LS14白ドレス:この人白ドレス着すぎ?
LS14ラストブロック
グロテスクPV
REVOLUTION PV2種
LIVEGENICラストブロック:ハイ好き
Heroの納豆(NHKのPV):納豆っていってごめん
88ことLIVESTYLE2016-17ツアー迷彩:ハイ好き
I'm Not Yours PV
ドゥイフォPV大サビ
ドゥイフォPV白
があったみたい。覚えてるだけで30~40種類!
福岡も衣装たくさんあった。ノリコゴトーはめっちゃギャザーを入れる。
— ニスタ (@ricky_a_u) August 12, 2018
あとはこういう↓やつね。
閉場した三越をあとに、私はこの足で大阪に向かうのでした。しかも夜行バス。
蛇足ですが、天神地下街の天井のこの感じ↓が
LIVESTYLE2014っぽいってめっちゃ感動してた。
■
安室ちゃんが引退してしまった。
ここ数週間はグッズや雑誌の整理をしていたけど、その時、「この情熱を仕事や恋愛に活かせればいいのに」と思ってしまった。
どんだけ時間とお金かけてんねん。30歳もそろそろ見えてきた今、これらを婚活やら自己啓発やらに向けていれば人生好転したんじゃない?という。
ただ、たかが趣味とはいえ、好きという気持ちだけでこれだけのエネルギーを注いた経験はすごく自分を変化させたとも思う。
唐突に自慢ですが、最近仕事で褒められたんですよね。
で、その力を身に着けられたのってアム活通してじゃない??と思い当たる節もある。
自分の10年間の生活を擁護・正当化するため、オタク活動を振り返ってみると、それなりにメリットもあった。
①物理的に行動量が増えた
・情報のインプット量が増えた
・物理的な行動量が増えた
交通、土地勘、旅行のフットワーク
・コンサートは日時が先に決まっている→それに合わせていろいろ調整する能力
・特に最後の沖縄はリスクを取って行動する勇気が出た(まあそうせざるを得なかった運営の段取りには不満もあるけど)
→自分のキャパへ対する自信(?)がついた
② ①により感情と思考の種類が増えた
・よくJ-POPで「君が愛を教えてくれた」系の歌詞があるけどまさにアレ
・宗教心的なものが25th沖縄で開花した
・それにより表現したい、この感覚を人に伝えるにはどうしたらいいのかと考えることが増えた
・推しの人生について勝手に仮説(ストーリー)構築することが増えた(このブログやツイッターがまさに)
・好きなものが増えた(音楽はじめ花火やラジオも)
③自分の納得感を基準にして行動できる唯一の機会だった
・誰かとつるもうと思えばつるめるし、単独行動もできる
・発信しようと思えばできるし(時には反応が返ってくるし)したくなければしなくてもいい
・興味ないイベントは行かなくてもいい
など。
安室ちゃんを通して、脳内に新しい回路がたくさん作られたんじゃないかと感じる。その回路で感じたり考えたりするので、安室ちゃんは引退しても、影響を及ぼし続けると思う。それなりに前向きな影響を。
義務感や向上心ですらなく、ひたすら好きという気持ちだけをエンジンにしてこれだけいろいろな回路を発掘できたんだからめちゃくちゃ幸せだと思う。
安室ちゃんと出会わなかった場合のIF人生とこの人生を比べることはできない。けど、
IF人生でもここまでハマれるかつ、いろいろな条件(公言しやすい、人間関係の比重がそこまで重くない、現場が多い、etc.)が揃った推しに出会えた可能性は低いだろう。
そう考えると、安室ファンになったこの世界線は、私が辿れる世界線の中ではかなり良い方の世界線だった。
私がこれらのことを考えてしまうのは、自分の10年間を正当化したいという他にもある気がしていて、、、
私たちは、
「安室ちゃんのアーティスト活動は、「究極の音楽の追求」「死ぬまで歌とダンスを続けていたい」とかではなく、「ファンのみんなに楽しんでほしい」「一緒に楽しみたい」というわりと利他的な目的(?)で行われていた」
ということを、ここ1年間で知ったわけだ。
そんな安室ちゃんに「あなたたちの力になれましたか?」と問われたら、アンユばりにYES!と即答したいんですよね。
安室ちゃんの夢は叶っています!と答えることが、彼女への最大の餞な気がして。
きっと安室ちゃんが想定していなかったような部分でも、私の人生にプラスの影響を与えました、と伝えられたら、よかったのにな~~~(ファンレター出そうと思って出せなかったマンの泣き言)
きみアムラー世代じゃなくない?と言われるとイラっとするので反論したい
私(91年生まれ:2018年現在26才)、職場でも安室ちゃん愛をかなりオープンにしていますが、おじさんたちによく言われるのが
「でもきみ、アムラー世代じゃないよね?」
ということ。「なんで90年代のアイドルを90年代生まれのお前が(未だに)好きなの?」というテイストを感じてモヤモヤしつつ早3年。(入社3年目)
そこで見かけたこのニュース。
ついに26年の歌手生活にピリオド、自身が40代でも20代女性に大人気のアムロちゃん | タレントパワーランキング
ほら!やっぱり20代いるんじゃん!おじさんたちがアムロ=90年代の人だと思ってるのは無知故。うちの奈美恵は20歳近く年下の若者にも愛されるべくして愛されているんや……
と謎の自信を得て、改めて考えてみると、20代後半が安室ファンになる要素ってありまくるじゃん、、、と思ってまとめてみました。
-----おじさんたちも知ってる部分-------
■~1997年
アムラー真っ盛り時代。社会現象。
■2000~2003年
安室ちゃん産休中の1998年に浜崎宇多田林檎aikoなど強力な女性ソロがたくさん出て、アムロは世間的には「落ち目」に。
-----おじさんたちも知ってる部分ここまで-------
■2004~2008年の快進撃
は有名ですが、↓の記事がとっても感動しました。アムラーとして勉強になりました。
■2008年、第二の黄金期決定打
60s70s80sヒットからの
ベストアルバム「BEST FICTION」の大ヒット(年間売り上げ1位(か2位))。当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったEXILEのベストと、ほぼ同水準の売上を上げました。
BEST FICTIONを引っ提げたライブもすごく、
BEST FICTIONツアーのライブ動員数:50万人
50万人を2013年ランキングに当てはめると、年間ランキング10位前後。
(2008年のランキングが見つからなかった…00年代にランキングが発表されてないということは、ライブに重点を置く稼ぎ方というのはやはり10年代にメジャーになったのかもしれない)
ただし、国内全体のライブ動員数が
2008年→1900万人
2013年→3000万人
2017年→4000万人
2008年は2013年の3分の2だったのですね。2008年における50万人って結構凄かったんだと思います。市場全体の2.5%。
※3 安室さんライブ動員の推移については
でもまとめてます。
なぜこんなに伸びたのか?というと、セルフプロデュースによる音楽性の進化はまず大大大前提として、社会の動き的にも追い風が吹いていたのでは?と、、、
■実はインターネットの申し子説
2004~2008年の世の中を振り返り、音楽業界への影響が大きかっただろうな~と思いつくのはまず
①Youtubeの普及
です。
YouTube、国内利用者数が1000万人を突破--平均月間利用時間は1時間15分に - CNET Japan
・タイム誌の「Invention of the Year for 2006」に選出された。
・2007年3月、日本国内家庭からの利用者が1000万人を超えたことが発表された。
・2007年にYouTubeが消費した通信容量は、2000年当時のインターネット全体の通信量に相当すると推定された。
YouTube - Wikipedia
2004~2008年、まさにYouTubeがめちゃくちゃ伸びている時期ドンピシャでした。
ファッション性とライブパフォーマンスの質が高く、映像需要が多い(※)安室ちゃんさんと上手く合致したと推測できます。
(※)DVDがすごく売れる。上のクロさんのnote参照
2008年に「FASHION, MUSIC, VIDALSASOON」のキャッチフレーズでCMが大量投入されたのもまさに映像需要。
YouTube公式チャンネルの開設は2012年だったと思いますが、それより前からかなり動画は上がっていたと記憶してます。そのへんはPerfumeも似てる。
②ライブが多い
ネットで映像を見たら生でも見てみたい というのは自然な流れ。
そして安室ちゃんはめちゃくちゃライブをやる。で、ハマる。ライブで興奮したら語りたくなるのが人の性ですが、この時代は
③ファンサイト、2chなどの掲示板が当たり前に使われている
2005年に電車男がヒットしたことが象徴的で、こういうネット文化が完全に市民権を得てました。
しかも、マス的には未だに、安室?落ち目だろ?という風潮だったと思われるので、特にネットに流れがちだったのかなという憶測もできます。
Youtube→ライブ→ファンコミュニティのコンボで固定ファンになった人、多いと思いますがどうでしょう。安室ちゃん本人がネットを見ないのとは対照的に、めちゃくちゃネット文化と相性よかった説を推します。
テレビだと1アーティストに長時間使えないのでライブパフォーマンスが大きく話題になることはあまりないけど、現場で感動したファンがネットに口コミを書いてくれるのは、ライブに強いアーティストにとって追い風ですよね。
そんな感じで主にネットとそこでの口コミで高評価を得てきたけど、
あくまでテレビは出ない(トークが苦手だから)ので、
・特に音楽を積極的に探さない
・ネットもそんなに見ない、テレビの方が多い
という層(おじさんたち)に接点がないのはまあ自然、、
■ここでファンになったのは誰か
・人が積極的に新しい音楽をきくのは10~20代(※2)
・Youtubeやネット掲示板を普通に見るのは、たぶん学生・若者
というあたりから、
→2004~2008年の新規ファン層
=2004~2008年に青春時代を送った人
=だいたい1985~1995年生まれ
=現在アラサー~20代半ば が多い
ということで最初に引用したニュース記事「20代後半に人気」にはとても納得できます。
この世代(勝手にアムラー第2世代と呼ぶことにした)、特に90年代生まれは細眉・茶髪・厚底ブーツのギャルをリアルタイムではほとんど知らないっていうのがミソだと思うわけで。
このねーちゃんハチャメチャにカッコいいと思ったら実は前世が亡国の女王でしたみたいなことですよね。ことなんです。
「ねーちゃん」といえば、この時期の安室ちゃんは30歳行くか行かないかの年齢なので、中高生にとっての憧れのおねえさん対象としてはまあまあ適齢期だった…ような気もします。ファッション的にも。
ということで現在のアラサーがアムラーに多いのにはそれなりの理由があり、安室ちゃんが90年代だけのスターとは言わせねえぞという気持ちなのですが、
問題は同じ平成生まれアラサーでも、男性が全然安室ちゃんに興味ない という点なんですよね。(経験則 )(もちろん男性ファンもたくさんいるけど)
あんなにかわいいのにほんと信じられない…
そのへんの男女の断絶については今後考えてみたいと思います。
(※2)参考