わりとこうアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった    「宇多田ファンによるアムログ」と同じ

1998年~2004年頃の安室さんと歌姫s

安室ちゃん好きなんです!というと「黄金期が2回あるからすごいよね」と返されることがたまにあるので、第二の黄金期(ベスフィクの爆発的ヒット)に至るまでの過程を他の歌姫と並べてまとめてみた。

 

私はタイトル通り宇多田ヒカルについてもファンですが、「時代」との関係性においてはファッションアイコンとしての側面も強い安室ちゃんの方が掘り下げやすいと思い、安室ちゃんメインでまとめました。浜崎さんも掘り下げたら絶対面白いと思うんだけど、彼女のことはあまりよく知らないのでさらっとw

 

※宇多田浜崎両名については年間ランキング10位以内のものだけ抜粋。

 

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■1998年:産休

この時期を狙ったかのように宇多田ヒカル浜崎あゆみの登場。載ってないけど椎名林檎aikoも1998年のデビューですね。実際各レコード会社は狙ってたんでしょうね・・・産休があまりのも突然過ぎて少し間が空いてるけど(笑)

 

ちなみにこの時代の年間シングルトップ10を見ると

あゆ:1999年~2003年くらいまで

宇多田:1999年~2003年くらいまで

複数枚ランクインさせてます。もろかぶり。この2人のファンって仲悪いイメージがありますが(笑)、それってうまく棲み分けていたことの裏返しなのかも。

 

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安室さんのライブのハードさを定量化しようと試みて失敗した話

安室ちゃんのライブを形容するのによく使われる、

「2時間半ノンストップ」「踊りっぱなし」というフレーズ・・・

 

たしかにだいたいずっと踊ってるけど・・・

それなりに緩急付けてますよね?ライブ見てる最中は興奮しちゃってよくわかんないけどどうやって体持たせてるんだろう?という思いつきで、

実際どのくらいダンスしてるのか?曲ごとにダンス量をざっっっっっくり分けてみることに・・・

 

サンプル:

たまたま見ていた安室奈美恵LIVEGENIC2015ブルーレイ本編

 

方法:

①時間の測定

1曲あたりどのくらい踊っているかを観測する。(階段昇降、アムロウォークなどステージを移動してる時間もダンス時間に含める)

ダンスの激しさの測定

「踊ってる」とみなした時間における運動の激しさを観測する。

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※全て目分量

※私の好みによって過大・過小評価がある

※鉄棒とかヌンチャクとかジャングルジムとかダンスの範疇を越えてるものはSとする予定

 

「安室ちゃんのライブはスゴイ 」ということを大前提とします。

 

ursidae.hateblo.jp

 

 

ツッコミどころ満載だけどとりあえずGo!

 

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安室オタ(もしくはw-inds.ファン)におすすめしたいフェアリーズ

ダンススキルの高さがわかるPV

・なんといってもBLING BLING MY LOVE

フェアリーズファンの中でも圧倒的人気を誇るこの楽曲。楽曲やコレオのカッコよさ、本人たちのビジュアル、PVとしての華やかさは言うまでもありませんが驚くべきは生パフォーマンスでもこのクオリティで踊ってくれること。

youtu.be

 

■楽曲がかっこいいPV

・Mr.Platonic

w-inds.先輩にも好評な、レトロでちょいファンクなポップ

先輩のInLoveWithTheMusicやFantasyに通じるものがあるかも

 

youtu.be

 

・Hero

こちらも上記MrPlatonicと似た路線ですね。

 

youtu.be

 

■ライブパフォの凄さがわかる映像

・ 2014年のツアーSummerPartyダイジェスト

初っ端からダンスで魅せる気満々なのが素晴らしい

youtu.be

 

 

・2015年のツアーKissMeBabeはこちら

2014年より歌が安定しているのが素晴らしい

見てくれこの運動量を・・・!

このダンス量をぶっ通せるから本当にすごい。

ただし2015年は衣装が残念。(笑)

youtu.be

 

 

■先輩たちからのべた褒め

 

KEITA先輩に至ってはフェアリーズの楽曲(WildBaby)わざわざLIVE用にリミックスしてあげるという入れ込みっぷり

 

 

ビジュアル・ダンス・たまに楽曲のレベルがこんだけ高くて現状(いわゆる)ドルオタばっかりに売り上げが支えられてるのはもったいない・・・!ってことで安室ファンのみなさんに見ていただきたく作文した次第です。

今挙げた映像に何か感じた方はワンマンライブを見ることを本気でオススメいたします、よろしく

2016年春に読んだ本

■単行本・文庫新書

カルチャロミクスー文化をビッグデータで計測する
  / エレツ・エイデン、ジャン・パティースト=ミシェル

結構かいつまんだ本だったけどめっちゃ面白かった。
集団的な人の心、世間の関心を単語の発露で定量的に追えるのはすごく画期的・・・

名声の定量化、一思想や学問分野の栄枯盛衰・変化、など。


教科書でおぼえた名文 / 文芸春秋

読み途中。金田一京助の序文が良かった

文章上手くなりたい


文豪たちが書いた耽美小説短編集 / 彩図社文芸部編

「刺青」とか好きなのでつい・・・
人間椅子とかは老若男女みんな好きだろって感じだけど、もっと若い時に読んでたら良さが分からなかっただろうなと思うのは岡本かの子「過去世」。

 

■マンガ

あさがおと加瀬さん

有川浩あたりのベタ甘ラブコメが好きでかつ百合厨ならたぶん好き。童貞系イケメン女子最高

やがて君になる

ハイスペック不器用女子最高。Perfumeのセラミックガールっぽい。

あの娘にキスと白百合を④

いやもう瑞樹さんと萌さんで本当に禿げた。童貞系イケメン女子とそれを振り回す美少女最高

推しが武道館いってくれたら死ぬ

女アイドルを追う女オタ(えりぴよ)が主人公と言う時点で買い。ドルオタ文化の描写の細かさと会話のリアルさが好き。面白いのはえりぴよさんの健気さいじらしさかわいらしさもちゃんと描いてくれてるとこ。私だってフェアリーズちゃんが武道館行ってくれたら死ぬ

 

■ムック系

・神社とは何か?お寺とは何か?pen Books

・図解 古事記日本書紀 歴史がおもしろいシリーズ

先日伊勢神宮に行ったので勢いで買った。たぶん伊勢神宮に行く前に買った方が良かった。後者は見た目のわりになかなか詳しくてわかりやすかった

2015年ベストプレイリスト

  1. いつかの、いくつかのきみとのせかい/ fhana
  2. Hello,星を数えて /星空凛西木野真姫小泉花陽飯田里穂Pile久保ユリカ
  3. Killer Whales / Small Pools
  4. 念には念(念入りver.)/ こぶしファクトリー
  5. クピドゥレビュー / 悠木碧
  6. B who I want 2 B / 安室奈美恵 feat. 初音ミク
  7. Pick Me Up / Perfume
  8. It / 安室奈美恵
  9. Unlock / 三浦大知
  10. Photogenic / 安室奈美恵
  11. Fever / 三浦大知
  12. In Love With the Music / w-inds.
  13. Mr.Platonic / フェアリーズ
  14. Scream / 安室奈美恵
  15. STAR TRAIN / Perfume

 

1年に一度、1年間に曲単位で(←重要)好きになったものを集めて、

曲順も熟慮しつつプレイリストを作るのが好き・・・

 

アーティスト単位で好きにならないとオリアルまるっと1枚聴くのちょっと億劫だったりするんですがこうしとくとアクセスしやすいところに好きな曲を置いておけて便利だから3年分くらい作ってる・・・

 

爽やかに始まって~、クピドゥBwhoあたりでちょっとキッチュな感じにして~、フォトジェからScreamにかけてのレトロな世界観でクライマックスを迎えてからSTARTRAINでフィニッシュ!

とか一つのアルバムみたいに順番を考えるのが楽しい

半年ごとに作ってもいいなぁ

フェアリーズは絶対売れると確信したライブ@舞浜

5月5日のフェアリーズライブツアー2016”Answer

@舞浜アンフィシアターに行ってきました。

 

いやもう、すっっっごく、良かった・・・!

自分はやっぱり「ガチで歌って踊る」子が好きだと実感。

 

■甘さを排したセトリ

中盤にバラードはあるもののとにかく踊って踊って踊りまくるセトリ

 

■圧倒的ダンススキル

6人それぞれに個性がありつつもめちゃくちゃ高いダンススキル。

激しくても上品さを失わない井上理香子ちゃんから

さすがの貫禄な野元空ちゃん(元キッズダンサー)までやっぱり凄い

 

■ノンストップ感

安室ちゃんほどではないにせよあまりトークを挟まない

あってもダンスナンバーの流れを妨げないように配置されてる

体力的にきついところもソロダンスショーケース等、

多人数グループの利点を生かして乗り切る

 

■衣装改善←重要

冒頭の衣装は安室2013ツアーのAliveでした。まんま(笑)

 

■6人にわりと均等な歌割

これは前からだけど、CDでは伊藤萌々香(もしくは下村実生)ちゃんに集中しがちな歌割がライブだとわりと皆歌ってて箱推しとしては大満足。

井上理香子ちゃんのハモリがきれい。

 

■イケメンっぷり・色気に磨きがかかる6人

伊藤→表情が豊かになってカッコつけ方が板についてきた圧倒的センター。ジャニーズかおまえは。世間では「センターのかわいい子」とか言われがちなんだけどライブでの彼女はほんとイケメン・・・イケメン・・・

 

野元→イケメン美少女その2。金髪もサマになりワイルド系イケメンに磨きがかかる。みんなダンス上手いけど彼女はやはり年季が入ってる。ギャグセン高めでトークでも頼れるイケメン。でも高校卒業してすぐ金髪にするっていう10代なところかわいい

 

井上→腹筋いちばん割れてた(笑)あといちばん美声だと思う。しなやかさというか品の良さがピカイチ。「ダンスを見たらその人のことよくわかる」と語っていましたがそれが彼女自身に如実に出てる

 

藤田→個人的に顔が好みってのもあるけど圧倒的色気・・・10代でこれってやばい。なんなんすかね、唇がぽってりしてるのと他の5人よりちょっとふっくらしてる(※全然細いです)から?身につけようとしても身につけられるタイプのものではないね、、、好き、、、個人的に顔がめちゃ好み(大事なことなので)。

 

林田→「チャームポイント:笑顔」を地で行くまさにアイドル、なんだけど踊る時はスッと真剣な顔つきになる感じはさすがフェアリーズ。例の「ぎゅっぎゅしよ?」の直前に真顔でステージ横に掃けてったのが忘れられない(笑)

 

下村→歌ってる時と話してる時のギャップがすごい(笑) 美髪で超絶脚の長いスーパー美少女なのに、素はけっこうぽわぽわしてるのねw彼女のここ数年間での成長っぷりは見物・・・いやほんと脚長いな!

 

この人が売れないなんて絶対嘘だ!という

かつて三浦大知にも抱いた想いを感じてます。

ぜひ、ぜひ、

この路線で突き進んでいただきたいですフェアリーズちゃん。

花束を君に・まごころを君に・アルジャーノンに花束を

宇多田ヒカルの、特に最近の楽曲に関しては上手く自分の言葉に落とし込むことができないので他人様の言葉への共感、という形でしか感想を表すことができないんですよね。

ツイッター検索してて特に印象深かったのがこちら。

 

 

「花束を君に」というタイトルを聞いた時、私はエヴァンゲリオン旧劇場版の「まごころを、君に」を真っ先に思い出してしまったのですが、このエヴァまごころを君に」はとある実写映画の邦題(副題?)から取ったものなんですね。

その映画というのが「アルジャーノンに花束を」。

 

個人的に、宇多田ヒカルの楽曲・エヴァ・アルジャーノンって「諦め」が根底にあるような気がします。AとBは両立しないという諦めだったり、Aを得るためにはBとも向き合わないといけないという諦めだったり。孤独と他人、生と死、感情と知性、愛情と拒絶etc.

 

「花束を君に」は冒頭の(他人様の)ツイートにもあったように、それをまるっと受け入れて包み込んだ人の歌だなと感じます。

 

桜流し、真夏の通り雨、花束を君に 3曲に通じて、日本人で良かったと思います。