わりとこうアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった    「宇多田ファンによるアムログ」と同じ

LIVEGENIC最終ブロックが完璧すぎる件について(加筆修正ver)

今回のツアー現在4回参戦してみて、いちばん強く感じるのは最終ブロックの隙のなさ。安室ちゃんのライブは最終ブロックの畳み掛けが真髄、っていうのは今までも言われてきています。しかし今年はもう別格では・・・。本っっ当に無駄がない、ダレない、行けば分かるはず!なんでこんなにヤバイのか、個々の曲のレベルの高さももちろん要因だろうけどそれは毎年のことよね・・・
そこで近年の最終ブロックを引っ張り出して考えてみる。(2012は特殊なので割愛)

今までのセトリは

LiveStyle2011
Hide & Seek
Queen of Hip-Pop
ROCK U
BLACK OUT
HIGHER
UNUSUAL

FEEL 2013
Supernatural Love
Big Boys Cry
Stardurt In My Eyes
UNUSUAL
Neonlight Lipstick
Let's Go
Heaven

LiveStyle2014
Supernatural Love
Hands On Me
ROCK U
Heaven
Neonlight Lipstick

まぁ派手目な曲が揃ってます。今までだってここはエース級の楽曲たちが飾ってきた最強ブロック。これらと

LIVEGENIC最終ブロック
Black Make Up
Every Woman
Stranger
Scream
Fashionista

を比べてみると、LIVEGENICの特徴は次が挙げられると思います(ブレキver.は無視(笑))。

・全てが2015年の曲
・ロック系やかわいい系(BBCとか)がない
・同じアルバムの作品が固まっている

まあちょっとこじつけだけど、なんというか、混じり気がない!w

このライブのクライマックスのひとつであるEveryWomanウォウウォウイエイエーーーーー!!!!!!!で「GENIC」が競り上がってくるタイミング。も~~~~ほんとめっちゃくちゃテンション上がるんですけど!好きじゃない人なんかいないと思うけど!それは置いといて!
 
この「GENIC」が出てきてからは完全に_genic曲しかないのね。たったの4曲だけど、
歴代のセトリの中でもオリアル曲4連チャンって実はほとんどない。
私たちは「GENIC」って文字見せられながら混じり気のない_genic曲聞かされて、本当にStrangerのPV世界に入っちゃった??って無意識に錯覚させられているのかも・・・。「GENIC」オブジェにちゃんとレトロさが表現されてることもかなり効いてると思うのよね
直近のオリアルツアーFEELでは見られなかった「アルバム世界を視覚的にも完全再現」という試み×「怒涛の最終ブロック」という取り合わせがとても上手くハマったのがlivegenicなのではないかと(「アルバムの世界観再現」だけだとPLAYツアー中盤でもやってる)
 

この4曲を固めたこと自体がファインプレイだと思うけど(上から失礼)、これらの順番もよく考えられてると思います。
EveryWomanで「GENIC」のギミック発動させてからの
→「GENIC」元ネタStranger(ここで完全にgenic世界に取り込まれる)
→掛け声で盛り上がれるScream→突き抜けFashionista
Flyもなかなか最終ブロック向きだと思ったけどここに入れるにはちょっと爽やか過ぎたのかもしれない(笑)

そもそも、_genicというアルバム自体なかなかコンセプチュアルだし、
(公式サイトより引用↓)
クラシカルなダンスビートやR&Bグルーヴなど80’s−90’sリバイバルを、
国内外 の気鋭クリエイターと共にカラフルなダンスポップにまとめ 上げた最新作。
 
この世界観を壊したくなくてこういった配置になったのかもしれない
と、いうか、このコンセプトでアルバム出した時点で安室さんの勝ちだったってこと?