■4月30日
夜行バスにて、砂漠の街メルズーガに到着。朝6時。
こういう家、どういう構造なんだろう。。
宿のオーナーいわく、ラクダの駐車場。
今回の夜行バス、ずっと音楽流してるやついるわでかなりしんどかった。ひょっとして運転手の眠気防止用だったりした?
ここで予約していたリヤドは、日本滞在歴のあるオーナーが経営しているとのことで一安心。
砂漠ツアー(昼)+砂漠ツアー(夕方+翌朝)というスケジュールを組むことにした。最初は夕方のツアーだけのつもりだったんだけど、オーナーが商売上手。
昼の砂漠ツアーは4WDでサハラを巡れるものだ。
サハラはやはりこの旅行のハイライトだと思っているけど、ちょっと旅行記全部書くのがめんどくさくなってきたので、写真で済ますことにする。
・砂漠の湖とフラミンゴ
・民族音楽ツアー
すごい、絵に描いたような砂漠が広がっている。
鳥取砂丘とは訳が違うのである。(行ったことないけど)
たまたま同じ場所で写真を撮っていたスペイン人のおじちゃんたちはなんと自転車で走っていた。
ちなみに気温は30℃前後、湿度は低いので日本の夏ほど不快ではない。ストールがお土産屋さんでたくさん売っているので、それらを身に付ければ大分らくに過ごせた。しかもそこそこの品質のものが1000円~2000円で買えるのだ。
いろいろ回らせてもらって昼ツアーは終了。
さてメインイベントの砂漠キャンプだ。
ラクダに乗ってサハラ砂漠をぶらぶらするという最高な内容。ラクダくんに乗る際は、ラクダに一度座ってもらって背中にまたがる→ラクダに立ち上がってもらうという手順だが、ラクダが後ろ足から立ち上がるときの傾斜がすごい。結構腕で踏ん張ってないと落ちてしまいそうである。そんなのも含めてアトラクションとして楽しめた。
あとこいつら、立ち上がるときに息をするようにウンチするので、便秘女としては羨ましいかぎりである。
雨に降られたりしたが、雨宿りでしのげる程度のものだった。
夜は砂漠内のキャンプ地でごはん食べたりキャンプファイヤーしたり。
キャンプファイヤー、みんなと一緒に踊ることを半ば強要される。まあそれはいいんだけど、踊れ!歌え!というくだりが想像を絶するほど長くてだいぶウザかった。(笑) このツアー自体は日本人4割程度+欧米のお客さん という人数比だったのだが、やはり日本人はシャイだしダンス文化もないので、not sing,tomorrow ノー ラクダ~と深夜まで責められ続ける地獄の業火ならぬキャンプファイヤーであった。(ちなみに私たちはさっさと歌ったし踊ったのに、他の日本人の巻き添えを食らった形)
欧米のお客さんはみんなそれぞれスペインやイタリアから来ているグループが複数いるようだったけど、お互い英語で雑談をしていて日本人というか自分の異文化コミュニケーションのなさを噛み締める。日本人は英語を話せないのもあるし、それ以前に知らない人に話しかけるっていうスタンスもあまりないよね。まあそれは良い悪いの話ではないけど。
ちなみに友人の一人は、ガイドの一人に口説かれていた。(笑)(LINE交換してしまったらしく、彼のアプローチは砂漠を離れてからも続いた)
キャンプ地ではテント+一応ベッドで寝れるのだが、すごい柄だった。
■5月1日
早朝、砂漠に再度繰り出して日の出を見に行くこととなる。現地時間で5月1日の日の出なので、令和の初日の出ということになる。国外だけど。
令和、明けましておめでとう。
日の出を見たらメルズーガの街に戻り、次の町、ワルザザードに向かう。グランタクシーという大型のタクシーで、一人旅で来ていた女の子や2人組日本人女子と相乗り。
・トドラ渓谷
なんとなくナルトに出てきそう。写真では伝わらないけど、すごい絶景。このとんでもない絶壁でロッククライミングしている人も見かけて、(地上40メートルくらいを登っているように見えた...)マジでたまげた。
荷物のやり取りや行き先についてドライバーと認識の齟齬が発生しており、ワルザザードでまた一悶着となった。こんなんばっかかよ笑 ※ドライバーさんはいい人。英語しゃべれなさそうだったので話はほとんどできなかったが、こちらが会話して盛り上がっていると、たまにウフフ...と一緒に笑ってくれてほっこりした。
ワルザザードは、次のマラケシュまでの中継地点として一泊するだけだが、宿のみなさんのおもてなしが素晴らしすぎてもう一泊したかった。
フランス系のご家族で経営している、と言っていたかな?Rose Noirというリヤド。ドアの立て付けが悪かったのはご愛敬。
なお、この夜からみんながお腹を壊し出す。
この夜のご飯はむしろ今までよりも安全そうなレストラン(モロッカンに飽きそうになってきたのでちょっとお高いイタリアン)↓
に行ったんだけどな。モロッコは北部と南部で水質もけっこう違うと聞いたことがあるので、水のせいかも?
次はマラケシュ。