わりとこうアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった    「宇多田ファンによるアムログ」と同じ

安室ちゃんのセトリを集計してみた③(2003-18年 セルフプロデュース期総集編)

ここ1年間くらいでちょくちょくデータを集め、直近5年間分、10年間分、と集計していたのですが、

ursidae.hateblo.jp

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やっと大きな区切りといえる2003年(SuiteChic以降期)までデータ収集できたので、改めていろいろな数え方をしてみました。

実質、SuiteChic以降が安室奈美恵セルフプロデュースの真の姿(異論は認める)ですので、今回が集大成といっても過言ではございません…(笑) 興味のある人はどうぞ!

集計対象

2003年So Crazy tour ~ 2018年Finally tour、HANABI SHOW前夜祭までの合計 17 タイトル。海外公演、2004年のFCツアーも含みます。 外部イベントへのゲスト出演は対象外。

  • WE love NAMIE HANABI SHOW 前夜祭
  • Final Tour 2018 ~Finally~
  • 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA
  • LIVE STYLE 2016-2017
  • LIVEGENIC 2015-2016
  • LIVE STYLE 2014
  • FEEL tour 2013
  • 5大ドーム TOUR 2012 ~20th Anniversary Best~
  • 20th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA ※中止
  • LIVE STYLE 2011
  • Past < Future tour 2010
  • BEST FICTION tour 2008-2009
  • PLAY tour 2007
  • LIVE STYLE 2006
  • Space of Hip-Pop tour 2005
  • fan space '04
  • So Crazy Tour 2003-2004

ライブ回数

614回 (+中止7回)

のべ歌唱曲数

15706曲

ライブ動員数

15年間で465万人!

人数の集計はあまり自信ないので参考程度に… とはいえ、1年間で80万人動員したFinallyがいかに大きなツアーだったかわかりますね。ちなみにBESTFICTIONやLIVEGENICも1年間で50万人前後なので、かなり大きなツアーでした。

こういうの好きな人はこちらも読んでね ursidae.hateblo.jp

1. 楽曲ごとセットリスト採用回数

まずはオーソドックスに、もっとも頻繁にツアーに登場する楽曲は?ということで調べてみました。全17ツアー中、もっともよく登場する曲で10回でした。

楽曲 ツアー数
CAN YOU CELEBRATE? 10
Chase the Chance 10
Say the word 10
SWEET 19 BLUES 9
NEVER END 9
Body Feels EXIT 9
You're my sunshine 9
WANT ME, WANT ME 8
a walk in the park 8
ALARM 8
Don't wanna cry 8
GIRL TALK 7
Baby Don't Cry 7
shine more 7
Put 'Em Up 7
RESPECT the POWER OF LOVE 6
SO CRAZY 6
Love Story 6
How to be a Girl 6
Fight Together 6
Wishing On The Same Star 6
WHAT A FEELING 5
TRY ME ~私を信じて~ 5
think of me 5
BLACK DIAMOND 5
Break It 5
CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK 5
Hide & Seek 5
Get Myself Back 5

歴史のある分、TK楽曲が上位を占めてますね。 ALARMってGIRL TALKより常連枠だったんだ…?! Wishingやthink of meもこんなにやってたのは意外です。私は初めてライブに行ったのが2008年なので、その肌感覚からするとちょっと予想外な箇所もありますが、古参ファンからすると納得の結果なのかな?

2. 楽曲ごとパフォーマンス回数

公演数を加味して、何公演でその楽曲がパフォーマンスされたかも集計しました。

脚注
  • 曲タイプ
    M:ミッドナンバー、B:バラード
  • 個人的にアガる
    ライブでイントロ流れたら個人的にヒューー↑↑となる曲(隙あらば性癖語り)
楽曲 パフォーマンス回数 曲タイプ 個人的にアガる
Baby Don't Cry 349 M
Say the word 295
WANT ME, WANT ME 274
Hide & Seek 272
CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK 261
Love Story 218 B
GIRL TALK 217
WHAT A FEELING 217
FUNKY TOWN 215
ALARM 207
CAN YOU CELEBRATE? 200 B
Chase the Chance 187
Alive 181
Hands On Me 181
Heaven 181
BLACK DIAMOND 173
shine more 170
Put 'Em Up 170
Get Myself Back 161
Ballerina 159
ROCK STEADY 159
Neonlight Lipstick 159
HELLO 149
Top Secret 149
Do Me More 148

たくさん披露されてる楽曲はやっぱりファン(私)好みの曲が多いよね~ 奈美恵と私、解釈一致!ということを言いたいがために★をつけました。

上位はBEST FICTION期の楽曲ばかりですね。1.でTK曲が上位独占していたのと一致していないのが面白いところ。
昔にリリースされた楽曲ほどパフォーマンス回数が多くなりやすいのは当然な結果ですが、そんな中比較的新しい Alive Hands On Me Heaven は大健闘。これは88ツアーことLIVE STYLE 2016-17(100公演)(チート)に採用されたのが大きいです。

しかしSay the word、そんなチートツアーに採用されずとも歴代2位をたたき出しています。大御所~

3. 楽曲ごと観客数

会場のキャパを加味し、その楽曲を見た観客の人数をざっくり合計してみました。

  • ホール 2500人、3000人
  • アリーナ 10000人
  • ドーム 50000人

としてかなりざっくり計算しています。 上位約30曲をどうぞ

脚注
  • 曲タイプ
    M:ミッドナンバー、B:バラード
楽曲 動員数 曲タイプ
Say the word 2,969,000
Baby Don't Cry 2,936,000 M
GIRL TALK 2,510,000
WHAT A FEELING 2,428,500
Love Story 2,328,500 B
Get Myself Back 2,301,000 M
Hide & Seek 2,288,500
CAN YOU CELEBRATE? 2,121,500 B
Chase the Chance 2,043,500
NEW LOOK 2,031,000 M
SWEET 19 BLUES 1,990,500 M
Body Feels EXIT 1,911,000
Break It 1,911,000
a walk in the park 1,823,500 M
Do Me More 1,738,500
You're my sunshine 1,708,000
Don't wanna cry 1,708,000 M
WANT ME, WANT ME 1,628,500
NEVER END 1,613,500 M
Fight Together 1,574,500 M
CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK 1,538,000
ALARM 1,494,000
TRY ME ~私を信じて~ 1,446,000
太陽のSEASON 1,443,000
FUNKY TOWN 1,295,000
BLACK DIAMOND 1,265,500
Mint 1,248,000
Hero 1,248,000 M
NAKED 1,235,000
Fighter 1,203,000

……… おわかりいただけただろうか?
なんというバラード、ミッドナンバーの多さ!2. パフォーマンス回数の集計と比べてみ?ぱっと見でわかる「B」「M」の密度…
ドームでよく披露される=世間的に代表曲だと思われている楽曲がこの一覧に入ってきているわけですが、この30曲がナミエアムロです!って認識されているの悔しいなあ…と臍を噛むアムラーでありました。ドームだからって忖度せずにHands On Meキメてくれてもよかったのに… 私以外に脚パカ見せるの恥ずかしかったのカナ(n´ω`n)(おじさんLINE)

それにしても、どちらのランキングでも1位2位に入ってくる(=コアファンと一般層の両方に愛される)Say the wordってすごいですよね。歴史が長い曲というのもありますが、

  • 曲がキャッチーなので初見でもノれる
  • 踊っても踊らなくてもOKな曲調
  • でも間奏でダンスブレークあり
  • 何よりもリリースされたシチュエーションと詞

あたりの要因で上位にきてるのかなと思います。 世間的にそこまで有名な曲ではないというところが面白いですよね。

それにしてもこの錚々たるビッグネームに紛れ込むBreak Itのメンタルの強さ何?

4. レア楽曲

のべ15,000曲(回)以上を披露してきたアムライブの中で、20回も歌われていない楽曲をピックアップしてみました。見れてる人は相当古参 or ラッキー!

楽曲 回数
Still Lovin' You 17
愛してマスカット 12
Namie's Style 8
LOVEBITE 8
As Good As 8
Don't Lie To Me 8
HimAWArI 4
SINGING "YEAH-OH" 3
GO ROUND ('N ROUND 'N ROUND) 3
GO! GO!~夢の速さで~ 3
PARADISE TRAIN 2
ミスターU.S.A. 2
ハートに火をつけて 2
I'm Not Yours 1

YEAH-OHとGo Roundは置いといて(データ入力ミスかな…)、

  • 愛してマスカット
  • GO! GO!~夢の速さで~
  • PARADISE TRAIN
  • ミスターU.S.A.
  • ハートに火をつけて

→このあたりは回数こそ少ないですが、ドーム公演や25th沖縄で披露されているのでコアファンなら見れている人が多いのでは?

  • I'm Not Yours

これはHANABI SHOW 前夜祭でしか歌われてない超レア楽曲!
ですが、あの時はもはやこの曲がレアとかそういう次元ではなかったよね…(Jolin様は来てくれて本当にありがとう)

個人的にレア度が高いと思うのはこのあたり。

  • Namie's Style
  • LOVEBITE
  • As Good As
  • Don't Lie To Me

→この4曲はファンクラブツアー2004でしか披露されていません。ライブハウスなので、動員数は8公演2万人もいないくらいでしょうか。このツアーに行ってる時点でそもそも古参かつ一本気なブレないアムラーですね。
個人的にはAs Good Asとかめちゃくちゃ見たかったです。羨ましい…

あと、狙って見に行けないという意味でレアなのは

  • Still Lovin' You (17公演/約17万人)

でしょうか。これはLIVE STYLE2014のツアー序盤でしか披露されていないですね。 そんなラッキーな公演は以下!

日付 会場
2014/08/22 静岡エコパアリーナ
2014/08/23 静岡エコパアリーナ
2014/08/30 幕張イベントホール
2014/08/31 幕張イベントホール
2014/09/05 マリンメッセ福岡
2014/09/06 マリンメッセ福岡
2014/09/10 大阪城ホール
2014/09/11 大阪城ホール
2014/09/14 大阪城ホール
2014/09/15 大阪城ホール
2014/09/23 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
2014/09/27 さいたまスーパーアリーナ
2014/09/28 さいたまスーパーアリーナ
2014/10/04 サンワアリーナ青森
2014/10/05 サンワアリーナ青森
2014/10/10 神戸ワールド記念ホール
2014/10/11 神戸ワールド記念ホール
2014/10/13 神戸ワールド記念ホール ※流れ的にスティラビをやりそうだったが台風で中止

こ、 神戸(2014/10/13) ーーーッッ!!!

あまりの天変地異女オチに、申し訳ないのですがデータを見つけて笑ってしまいました。 参戦予定だった方は本当にご愁傷様です。これからはLS2014のボーナストラックを100倍ありがたく噛み締めますね。

ちなみに私は静岡エコパでスティラビ見ました (小声)

おまけ ライブで歌われてない楽曲

これを知りたい人がひょっとしたら多いのかなと思いましたが、残念ながらきっちりと集計できてません。
私のデータベースにはセットリストのデータしか入力していないので、ライブで登場していない楽曲はそもそも検知できないという構造的欠陥を抱えております……… 普通に考えたらリリース音源のデータから先に整理するだろw というツッコミはごもっともです(照)

ちゃんと調べられてはいないですが、SuiteChicを除いた2003年以降の安室奈美恵名義では

  • Indy Lady
  • gimme more
  • Free
  • Beautiful

はライブでやってないと思われます。

外部名義コラボも含めたら

ですかね。

・・・え?!
Freeやってないの?(時間差)
自作詞で恥ずかしくなっちゃったの?!セザワはあんなにやってるじゃん(怒)ライブ映えを気にしちゃった?(怒)Indy Ladyはラップメインだし厳しいと思ったの?(怒)Beautifulの生歌はキツイと思ったの??(怒)gimme moreはやらない理由なくない??(怒)(怒)(怒)
全ての仕事はライブのためにあるって言葉は嘘だったのかよ…!(ここで悲壮なBGM)

そして、コラボだしライブでやる前提ではなかったのだろうけど、限界LOVERSをライブで聞けたら私は昇天してました。 うーん安室奈美恵引退無理……

続き

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安室ちゃんのセトリを集計してみた②追記(2008-18年 作曲者編)

以前、 2008~2018年の安室ちゃんのライブの楽曲について、以下のように集計してみました。 ursidae.hateblo.jp

作曲者作詞者ランキングを作るつもりが書いているうちにどんどん横道にそれてしまった(照)ので、気を取り直して
- セトリによく採用される作曲者/作詞者ランキング
を続編として作ってみようかなと思います。

まあだいたい予想はつくんですけどね…

2008年以降の総公演回数など、基本データは上記の過去記事を見てね!

ちなみに集計は仕事の勉強も兼ねてSQL Serverにデータ突っ込んでクエリで引っこ抜く形でやってみましたが、ちまちまセトリデータを集めるの自体は手作業なので、各数値にはミスが含まれている可能性が多分にございます。

ライブ採用作曲者ランキング

では2008年以降にパフォーマンスされた楽曲を、作曲者ごとにまとめてみました。なんとなく今井了介氏より上位のみ記載。

順位 作曲者名 パフォーマンス回数
23 Ryosuke Imai 189 回
20 Ronny Svendsen 200 回
20 Nermin Harambasic 200 回
20 Anne Judith Wik 200 回
19 Lasse Lindorff 203 回
18 Steven Lee 240 回
17 Gennessee Lewis 264 回
16 Matthew Tishler 266 回
15 SUNNY BOY 272 回
14 Adam Kapit 285 回
13 TIGER 360 回
12 Erik Lidbom 361 回
8 Liv NERVO 385 回
8 Mim NERVO 385 回
8 TESUNG Kim 385 回
8 T-SK 385 回
7 Andreas Oberg 398 回
6 Tetsuya Komuro 498 回
5 Maria Marcus 614 回
4 Emyli 726 回
3 T.Kura 772 回
2 michico 1064 回
1 Nao'ymt 1904 回

ぶっっっちぎりでNao'ymt先生でした。ミチクラ先生の2倍近いスコアをたたき出しております。印税ってどのくらい入るんでしょうね(ゲス顔)

何気にすごいのがMaria Marcus氏。彼女の安室楽曲初出は2015年Photogenicだったと思うのですが、3年間という短期間で5位につけるという・・・

10年間内訳:Nao'ymt

楽曲 パフォーマンス回数
Tempest 33回
Damage 57回
Shut Up 63回
Full Moon 64回
WoWa 64回
Violet Sauce 64回
White Light 69回
UNUSUAL 77回
Higher 78回
Defend Love 93回
No 94回
Top Secret 96回
Queen of Hip-Pop 96回
Break It 117回
Contrail 123回
Fight Together 136回
Dr. 137回
Do Me More 148回
Get Myself Back 161回
Hide & Seek 219回
Baby Don't Cry 296回

私、DamageあったらBreak Itいらんやろ派なのでブレキの上位がちょっと気に食わない(笑) Finallyツアーでブレキをやったときもブレキどんだけ好きやねん?!(笑)と突っ込んだ記憶が 

え、よく見たらShut UpもDamageの上位じゃん。許せん…(Damage( KENZOコレオ )過激派)

10年間内訳:michico

楽曲 パフォーマンス回数
COPY THAT(バンドメンバー&ダンサー紹介) 24
Uh Uh...... 32
arigatou 51
FIRST TIMER 61
It's all about you 64
WILD 90
COPY THAT 93
NEW LOOK 98
GIRL TALK 98
Sit! Stay! Wait! Down! 102
ROCK STEADY 159
CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK 162
FUNKY TOWN 162
WANT ME, WANT ME 163
WHAT A FEELING 217

前記事でも触れたのですが、ワラフィってめちゃくちゃ強いんですよね!
べビドンはミディアムナンバー/励まし系ソング枠ということもあってパフォーマンス頻度が高いんだと思いますが、ファンの見たがるダンスナンバーっていう意味だとワラフィ・ハイシーが実質2トップだと思います。

さらにハイシーは場面転換の演出装置的に使われがちということも考えると、ド直球正統派ダンスナンバーのトップはワラフィだよね~というのが持論です。
TETSUHARUコレオが変わらないのもGood! アムラーってバラエティの豊富さとかよりいいものをしつこく愛し続けるのが好きな生物だから…

10年間内訳:T.KURA

楽曲 パフォーマンス回数
COPY THAT(バンドメンバー&ダンサー紹介) 24
arigatou 51
FIRST TIMER 61
It's all about you 64
WILD 90
COPY THAT 93
HELLO 96
GIRL TALK 98
NEW LOOK 98
Sit! Stay! Wait! Down! 102
FUNKY TOWN 162
CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK 162

まあほぼmichico氏と一緒なので特にコメントはないのですが、キャンスリを披露するツアーではもれなくFUNKY TOWNも披露されてるんだろうなということが推測されます()ガルトはもうちょっと上位だと思ってた・・・

10年間内訳:Emyli

楽曲 パフォーマンス回数
Still Lovin' You 17
Photogenic 47
Chit Chat 102
Fighter 107
Mint 125
Fashionista 147
Heaven 181

ヘッブゥン↑↑がキャンスリより多く披露されているのは意外!(集計期間の問題だと思うけど)
Still Lovin' You を生で見れた方は本当におめでとうございます

10年間内訳:Maria Marcus

楽曲 パフォーマンス回数
Christmas Wish 22
Showtime 24
Photogenic 47
Chit Chat 102
Mint 125
Time Has Come 147
Stranger 147

まあ、これは前回の集計値と変化なしですね

………というか、前回2013~2018年で集計したので今回は2008年~2012年の5年間で区切って集計した方が期間ごとの違いが出てきて面白かったのでは…?といまさら思いました。(笑) まあそれはそれでまた今度やろう。。

2020年下半期 フィルムログ(随時更新)

7月 (仕事で死んでたので少なめ)

8月

9月

10月

11月

12月

  • ファンタスティックビースト2 黒い魔法使いの誕生
  • クイーンズ・ギャンビット(ドラマだけどカウント)
  • スパイダーマン スパイダーバース (映画館でも見た。ネトフリに追加されてたので2度目)
  • 鬼滅の刃 無限列車編
  • トロン:オリジナル(1982年のやつ。映像が逆に斬新)
  • 未知との遭遇
  • ノートルダムの鐘(とても大人向けなディズニー)
  • シンドラーのリスト
  • 燃ゆる女の肖像(ものすごくよかった)
  • ソウルフルワールド
  • ハーレイ・クインの華麗なる覚醒

計97本でした。

100本には惜しくも届かなかったけれど、たくさん映画を見てなんとなく見方というか、演出意図を汲み取る力というか、を多少はわかってきたような気がしているので有意義な1年でした。

だいたい前評判を確かめてから観るので、基本全て楽しんでいますが特に心に残ったもの抜粋。

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とはいえ、上半期の方が新しい出会いがあって充実してたな…

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2020 上半期フィルムログ

2020年の目標が「映画をたくさん観る」なので、

ネトフリ[N]、ディズニープラス[D]、映画館(★)で観たもののメモ。

 めざせ年間100本鑑賞。

 

1月

[D映]スターウォーズ  EP1~3

[D映]スターウォーズ  EP7

[D映]スターウォーズ  EP8

スターウォーズ  スカイウォーカーの夜明け
[N映]LaLaLand
- スタンド・バイ・ミー(良かった)

 

2月

★パラサイト(良かった)

[N映]ティファニーで朝食を (面白さわからず途中で挫折)

[N映]ターミナル

[N映]告白

[Nア]ヴァイオレット・エヴァーガーデン(お母さん→未来の娘のやつ号泣)

 

3月

※だんだんコロナで映画館営業が怪しくなってきたので、駆け込みで映画館に行きがち。

[D映]キャプテン・アメリカ(友人にマーベルを推されたので徐々に履修スタート)

[D映]アイアンマン

[D映]マイティ・ソー

[D映]アベンジャーズ(ロキが嫌いになれない)

★1917  (良かった。臨場感!)

[D映]リメンバーミー(号泣)

★ナイブスアウト (普通に面白い、でもテレビでもいいかも)

★ミッドサマー (面白かったけど2度は見たくない)

[Nア]マギアレコード

 

4月

※緊急事態宣言で完全在宅ワークに移行。ネトフリがはかどる

※オンラインや自宅で毎週鑑賞会してた

[N映]あなたに触らせて  (衝撃)

[D映]ラプンツェル

[D映]アイアンマン3

[D映]マイティ・ソー  ダークワールド

[N映]AKIRA

[N映]ミッドナイト・イン・パリ (まあまあ良かった。過去に憧れ美化する気持ちとてもよくわかる)

[N映]西の魔女が死んだ  (大号泣)

[N映]アリー/スター誕生  (ガガがかわいい)

[D映]モンスター・ユニバーシティ

[友人宅]ピッチ・パーフェクト(ノリ過激) 

[N映]ダ・ヴィンチ・コード

[N映]レオン  完全版 (なるほど名作。ナタリー・ポートマンすごい)

[D映]キャプテン・アメリカ  ウィンターソルジャー

[D映]ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

[N映]フォレスト・ガンプ

[N映]MADMAX 怒りのデス・ロード(よかった)

 

5月

コードギアスを見始めたので映画鑑賞のペースが下がり気味 ※さらにYouTube中田敦彦の世界史を見始めたのでペース低下

[Nア]コードギアス 反逆のルルーシュ 1-最終(26?)話

[N映]インフェルノ

[D映]メリー・ポピンズ

[D映]メリー・ポピンズ リターンズ

[D映]ウォルトディズニーの約束(メリーポピンズシリーズ一気見の甲斐あり。原題Saving Mr.Banksでいいじゃん)

[D映]アナと雪の女王(N回目。ラジオのアナ雪分析特集に感化されて)

[N映]ゴッドファーザー(なんか難しかった)

 

6月 

※虹プロにハマってたので少なめ

[N映]ゴーン・ガール (初・デビットフィンチャー 人の業)

[D映]アナと雪の女王2 (BD買ってしまった)

[N映]エリザベス (中田敦彦の世界史で英国史が気になって観た。無垢なケイトブランシェットが新鮮。そして最後は壮観)

[N映]エリザベス ゴールデンエイジ

[N映]さかさまのパテマ(世界観の大勝利)

[D映]シザーハンズ (なるほど名作)

[D映]アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン

[D映]キャプテン・アメリカ シビルウォー (アベンジャーズだとキャプテンアメリカ主役回が好み。ウィンターソルジャーも面白かった

[D映]ベイマックス  (2回目)

[D映]アラジン 実写  (吹き替えもなかなかよかった)

[D映]美女と野獣(アニメ)   (初見。実写は結構アニメに忠実だったということがわかった。音楽最高)

バック・トゥ・ザ・フューチャー  (祝 映画館営業再開。面白かった。キングオブ王道)

 

7月

[N映]英国王のスピーチ  (とてもよかった)

風の谷のナウシカ

千と千尋の神隠し

[D映]シンデレラ   (ディズニーアニメの、あの古典的シンデレラ。何気に初見)

 


2020/01/01~07/04で57本、よいペース!

 

個人的上半期ベスト

特に好きだと思ったものをしいて挙げるなら

かな。 ※あまり絞れていない

世間的に名作とされているものを普通にそのまんま好きになってしまう…。ちょっとつまんないけど、そもそも評価の高い作品ばかり見てるからそうなるのかな。いったんガチャで見る作品決めるのもいいかもしれない。

とはいえ、こう見ると私は「あの夏」系作品を好む傾向はありそう。※「あの夏」系とは、ひと夏(季節)の不思議な経験を通して少年少女が大きな成長をする系作品のこと。俺命名
上4つにそんな傾向を感じる。

アベンジャーズシリーズはディズニー+で見てるけど、激しいアクションシーンになるとPCの動画処理が追っつかないのか画質がガッサガサになってしまい、本来の凄さを味わえてないと思う涙 映画館で観たら上位に食い込んできてるかも。

 

尖った良さが光る作品

 衝撃的だったのは

  • ミッドサマー
  • あなたに触らせて
  • さかさまのパテマ
  • 1917 命がけの伝令
あなたに触らせて

「あなたに触らせて」はもう一回見たいかと言われるとちょっと微妙だけど、どこを切り取っても衝撃的な絵面すぎて一生忘れられないかもしれない。ちょっと変わった体の形を持って生まれてきた人たちの苦悩を描いてるけど、なんかうまいこと需給が噛み合ってみんな幸せになれそうなところで希望は感じさせてくれる。
劇中、「『奇形の人』としてじゃなく名前を持った一人の人間として見てよ!」的なセリフがあったけど、私はこの映画を見た後、やっぱり「顔が○○の子」「人魚の男の子」とかで登場人物を識別してしまっていて、彼女の台詞の真意がちゃんと飲み込めてないダメ視聴者だな。。と自覚した。

さかさまのパテマ

重力方向が逆の、2つの世界が出会ってしまう話。空だと思っていたものが、別世界の人々にとっては重力の底だった…。

正直ボーイミーツガール要素はそんなに…という感じだったけど、もうこの世界設定とそれを活かしたアクションがよすぎて満足。

安室ちゃんのセトリを集計してみた②(2008~2018年)

安室ちゃんのライブを解析したがりマンなので、 前回↓

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に引き続き、集計してみました。  

前回は引退までの5年間のデータから、楽曲ごとのパフォーマンス回数やセトリ登場回数、作曲者採用回数等を集計してみました。その後もコロナ自粛下で細々とデータを集め続け、いったん2008年のデータまで遡れたので、誰に聞かれてもないですが中間発表です。
前回集計分のデータも含め、2008~2018年の10年間丸ごとを集計しております。

2008年でいったん区切ったのはキリが良いから…ではなく私が初めてライブに行ったのが2008年BEST FICTIONだからです。笑
でもきっと同時期にファンになった人も多いハズなので、わりと皆さんの肌感覚に沿った集計結果になるんじゃないでしょうか。  

へぇ~~ と思うのにお使いください。

10年間の公演数

441公演
だいたい週1? ちなみに441公演中100公演は88ツアー。

10年間の中止公演数

天変地異女との呼び声高い安室奈美恵さんですが、天災だけでなく完全な巻き込まれ事故や喉の調子での中止もわりとありました。嵐を呼ぶイメージが強いのは、本人の神っぽさ故かやはり沖縄20thの中止のせいか…(遠い目)

まあ10年間、ほぼ週1ペースでライブやってれば天災や体調不良の数回くらいはありますよね。※それにしても10月は危険
だいたい6万人のお客さんが中止の憂き目に遭い、安室サイドの損失額も×1万円すると6億円ってところですね。
エンターテイメント業界、体力が要る…

10年間ののべ楽曲数

11564曲
ここまでくると数が大きすぎてもはや何の実感も湧かない。 "歌を仕事にしてる人"だな~って感じですね(クソ感想)

楽曲パフォーマンス回数ランキング

前回の集計(2013~2018年)では、Love Storyが200回近くパフォーマンスされており1位を獲得していました。
集計範囲を10年間にしたらたぶんNao'ymtやミチクラ夫妻楽曲が多くなるのでは??と予想。
結果はいかに…

順位 曲名 回数
13 Do Me More 148回
12 Ballerina 159回
12 ROCK STEADY 159回
12 Neonlight Lipstick 159回
11 Get Myself Back 161回
9 FUNKY TOWN 162回
9 CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK 162回
8 WANT ME, WANT ME 163回
7 BLACK DIAMOND 173回
5 Alive 181回
5 Hands On Me 181回
5 Heaven 181回
4 WHAT A FEELING 217回
3 Love Story 218
2 Hide & Seek 219回
1 Baby Don't Cry 296回

Hands On MeなどTHEライブ映えな楽曲も入っており、さすがにオールスターズという並びですね。

DoMeMoreよりBallerinaやNeonlight Lipstickの方がたくさんやっている!?というのが個人的に驚きです。 ※441公演中100公演は88ツアー

逆に、88ツアーに採用されてないのに上位に入っているWHAT A FEELINGはかなりっょぃと言えるかもしれません。

そして1位、ベビドン300回もやってるのすごい。このセトリ集計作業は少なくとも2003年までは遡るつもりですが、03年まで遡ってもベビドンが1位(≒多分25年間で1位)なんじゃないかという気がします。PLAYツアーはこの集計に入っておりません。

人気曲だからっていうのもちろんですが、ミッドテンポだからセトリ構成上配置しやすい、アンコールで使いやすいっていう要因もあるかもしれません。 (ラブストほど「またか~」という感じもないし…(笑))

楽曲動員数ランキング

では次は会場のキャパも加味して、「この曲をライブで聴いた人は何人いるでしょうランキング」に移らせていただきたいと思います。

ちなみに10年間全体のライブ動員数は
3,983,500人 です。400万人です。日本人の4%…?!

その中から100万人以上に聞かれている楽曲を抜粋。

順位 曲名 動員数
33 ALARM 1,010,000 人
32 Just You and I 1,020,500 人
31 ROCK STEADY 1,132,500 人
30 CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK 1,162,500 人
28 FUNKY TOWN 1,162,500 人
28 WANT ME, WANT ME 1,165,500 人
27 Sit! Stay! Wait! Down! 1,202,500 人
26 Fighter 1,203,000 人
25 NAKED 1,235,000 人
23 Mint 1,248,000 人
23 Hero 1,248,000 人
22 BLACK DIAMOND 1,265,500 人
16 Body Feels EXIT 1,443,000 人
16 a walk in the park 1,443,000 人
16 Chase the Chance 1,443,000 人
16 Don't wanna cry 1,443,000 人
16 You're my sunshine 1,443,000 人
16 太陽のSEASON 1,443,000 人
15 TRY ME ~私を信じて~ 1,446,000 人
14 NEVER END 1,463,000 人
13 Fight Together 1,574,500 人
12 Do Me More 1,738,500 人
11 CAN YOU CELEBRATE? 1,761,000 人
10 Break It 1,781,000 人
9 SWEET 19 BLUES 1,813,000 人
7 NEW LOOK 2,031,000 人
7 GIRL TALK 2,031,000 人
6 Hide & Seek 2,156,000 人
5 Get Myself Back 2,301,000 人
4 Love Story 2,328,500 人
3 WHAT A FEELING 2,428,500 人
2 Say the word 2,501,000 人
1 Baby Don't Cry 2,803,500 人

初っ端のALARMに結構びっくりしましたが、それにしてもTHEオールタイムベストメンバー、Finallyの収録曲リストって感じですね。 さっきのパフォーマンス回数ランキングと比べると、Say the word やミッドテンポ系、TK楽曲の躍進が目立ちます。16位のあたりなんかは明らかに1つのグループを形成してますね。
Hands On Meなどは入る余地もない…(笑

楽曲をグループ分けしてみる

…とここで思いついたのですが、各楽曲のパフォーマンス回数と、動員数をプロットしてみたら面白いんでは???

イメージ ↓ f:id:ricky_au:20200613181709j:plain

少なくとも安室ちゃんサイドが これは一般向け!これはファン向け(or自分が好きな曲)!って考えているものとだいたい一致するんではなかろうか…?

で、10年間披露された全楽曲でやってみた ↓  Excelは便利

f:id:ricky_au:20200613181804j:plain

(見えない)

全体イメージはこんな感じですね。
f:id:ricky_au:20200613181902j:plain

全く読めなくてアレなので拡大します。

定番曲ゾーンはこんな感じ。 f:id:ricky_au:20200613181933j:plain 図で見るとやはりベビドンさんがぶっちぎりで強い。

②ドームで重用 一見さんゾーン f:id:ricky_au:20200613181938j:plain Say the Wordは、ファンであればあるほどエモい曲だと個人的には思ってるのですが、なみちゃんてきには一見さん向け楽曲だと考えているもよう…?解釈違いだ

まあでも大きな舞台でやるべき曲というのはとってもよくわかります。20thドームのセザワがすっごい良かった…

ファン向け(と思われる)楽曲群はこちら! f:id:ricky_au:20200613181926j:plain

(ただの性癖披露)

と、実際に楽曲名見てみるとこのゾーン分け、わりと妥当な感じがしますね? やっぱり安室ちゃんと私たちの解釈はほぼ一致しているようです(?)

あとセットで扱われがちな楽曲も見えてきて結構おもしろいかも。。


前回もやった作曲者ランキングとかもやりたかったですが、安室奈美恵を散布図で示すという日経エンタのような記事を書けたので本日は満足です。

そしてSurface withタッチペン with Office、買ってよかったと心から思っています

安室ちゃんのセトリ(2013-18年)を集計してみた①

2020年に入りしばらく経ちましたが、まだまだ安室奈美恵にしがみついて生きていきたい…むしろ引退したからこそできるオタ活があるはず… と謎にポジティブに考えた結果、
安室ちゃんのライブデータを集計してみよう!
と思い立ったのが2019年の春ごろ。

仕事の休憩時間などにちまちまセットリスト、楽曲クレジット等々をネットの海から拾い集め、やっとある程度の量( たった5年間分)のデータベースができたぞ~
ということでいろいろ集計してみました。

おかげさまでExcelスキルがゾウリムシからヤツメウナギくらいになりました。(↓作業風景)

f:id:ricky_au:20200308145100p:plain

へ~そうなんだ~ と思うのにお使いください。

労力の関係で2013年FEELツアー以降のデータしかないので注意!

集計範囲

今回データをまとめた範囲は
2013年FEELツアー ~ 2018年9月15日 HANABI SHOW前夜祭
の5年間分です。具体的には、

  • WE love NAMIE HANABI SHOW 前夜祭
  • Final Tour 2018 ~Finally~
  • 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA
  • LIVE STYLE 2016-2017
  • LIVEGENIC 2015-2016
  • LIVE STYLE 2014
  • FEEL tour 2013

ですね。

2013年で切ったのは、(労力の問題以外には)安室ちゃんが「ファンへの感謝をする5年間にしよう」と言っていた期間だからです!あとまあキリがよかったから…

そしてこれらのツアーの合計ライブ回数は

254回  (中止を除く)

でした。5年間で254回、ほぼ1週間に1回はコンサートしてますね。 私が週次定例会議に出るみたいなノリでしょうか(違う) かなり多い方だと思います。たぶん。

なお中止になったのは

とりぎん文化会館梨花(りか)ホール(2016-10-21 、2500人)(地震
神戸ワールド記念ホール(2014-10-13、10000人)(台風)

の2回。12500名の皆様、ご愁傷様です。

ツアーセットリストへの採用回数が多い楽曲

ではまず、よくツアーに登場する楽曲について数えてみます。 そもそもこの5年間でセットリストはなんと53種類もあります。
LIVE STYLE2014のバラード違いなど、細かいバージョン違いを入れるとこのくらいの数になっちゃうみたいです。
本人はもちろん、ダンサーやスタッフの方々は大変だったでしょうね。
とはいえ、それを全部数えていたら変なカウント結果になりそうなので
ツアーごとに1回でも披露された曲は全部並べ、1つのセットリストとして扱います。
(全7ツアーに1回以上ずつ披露されていたら採用回数:7回となる)

結果

1位と2位のみ出します!

曲名 採用回数(2013-18)
Love Story 4ツアー
Fight Together 3ツアー
Baby Don't Cry 3ツアー
グロテスク 3ツアー
Neonlight Lipstick 3ツアー
Hero 3ツアー
Mint 3ツアー
Fighter 3ツアー
Just You and I 3ツアー
Ballerina 3ツアー
Alive 3ツアー
Rainbow 3ツアー
Can You Feel This Love 3ツアー
Hands On Me 3ツアー
Heaven 3ツアー
Contrail 3ツアー
SWEET 19 BLUES 3ツアー
TRY ME ~私を信じて~ 3ツアー
NEVER END 3ツアー

予想通り(?)ラブストですね!まあめちゃくちゃ聴きましたもんね。私でも多分生で10回くらい聴いた。
TRY ME(モンパチ)やグロテスク(堅さんコラボ)は沖縄前夜祭で歌ったのも含めてるので意外と上位にきました。

セトリに使われた楽曲数

ちなみに、この5年間でツアーで1回でも披露された楽曲を数えると

114曲

です。意外とバリエーション少ない…?

5年間で何回歌ったか

今までいったい何曲をライブで披露したのか?というのも数えてみました。 (カウント方法:1公演で1曲歌うごとに+1回、なので1公演したら約30曲)

2013-18年で 7045曲 

ですね。他と比べたことはないですが、 安室ちゃんは公演数が多い×1公演での楽曲数も多い ので、国内トップクラスの数字なんじゃないでしょうか。

パフォーマンス回数の多い楽曲

ここでは各ツアーの公演数も加味して、各楽曲が何回パフォーマンスされたかを見てみます。 (例: StrangerならLIVESTYLE2016とLIVEGENICで披露されたので100公演+47公演 = 147回)

結果

上位30曲だけピックアップします。

順位 曲名 公演数(2013-18)
1 Love Story 196公演
2 Hands On Me 173公演
2 Heaven 173公演
2 Alive 173公演
5 Baby Don't Cry 152公演
6 Ballerina 151公演
6 Neonlight Lipstick 151公演
8 It 147公演
8 Every Woman 147公演
8 Fashionista 147公演
8 Fly 147公演
8 Birthday 147公演
8 Scream 147公演
8 Stranger 147公演
8 Time Has Come 147公演
16 Anything 125公演
16 Hero 125公演
16 Mint 125公演
19 Black Make Up 124公演
20 Hide & Seek 123公演
21 Rainbow 121公演
22 Contrail 115公演
23 Fighter 107公演
24 Space Invader 105公演
25 Chit Chat 102公演
26 Show Me What You've Got 100公演
27 Golden Touch 99公演
28 Fight Together 93公演
29 Sit! Stay! Wait! Down! 91公演
30 Red Carpet 86公演

はい1位は ラ ブ ス ト でした。(知ってた)

直近5年間の集計なので、上位に当然のごとく_genicかFEEL収録曲が集まっててちょっと面白味に欠けますね。(だがそれをぶっちぎってのラブスト) 集計期間の区切り方によってはSay the wordやGet myself Backが入ってくるんじゃないかと予想します。

ラブスト、254回中200回弱ってむしろどのツアーだとやってなかったか気になります。
LIVEGENIC、沖縄25th、前夜祭かな?

ラブストの私の人生はラブストーリーじゃないの、というコンセプトはめっちゃ好きですが、ちなみに私のいちばん好きなバラードはthe meaning of usです。笑

それにしても安室ちゃんが200回近くもコンサート会場でLove Story歌いまくってた事実に素直に感動してしまう… DA PUMPだってU.S.A.200回は披露してないだろうよ。(?)

そして200回中イエスサムデイは何回歌われたのでしょうか

たくさんの観客に見られた楽曲

パフォーマンス回数上位が出たとこで、次は会場のキャパを加味して、もっとも大勢の観客に対して披露された楽曲を集計してみます。
この集計は
ドーム公演で1回披露されたら50000人、
アリーナなら10000人、
ホールなら2500人
という風に簡略化して計算してますが、まあ大きくは間違っていないでしょう。
ちなみに2013~2018年の観客動員数の合計は235万人です。(私集計なので間違ってたらすみません)

結果

上位30曲をピックアップします。 いまさらだけど30位→1位の順に書きます(笑)

順位 曲名 延べ観客数(2013-18)
21 Break It 946000人
21 Do Me More 946000人
21 Finally 946000人
21 GIRL TALK 946000人
21 NEW LOOK 946000人
21 In Two 946000人
21 How do you feel now? 949000人
21 Hope 949000人
21 Do It For Love 949000人
21 Showtime 949000人
15 You're my sunshine 998000人
15 太陽のSEASON 998000人
15 Chase the Chance 998000人
15 Don't wanna cry 998000人
15 Body Feels EXIT 998000人
15 a walk in the park 998000人
14 TRY ME ~私を信じて~ 1001000人
13 NEVER END 1018000人
12 Just You and I 1020500人
11 Hide & Seek 1198500人
10 Fighter 1205500人
8 Hero 1250500人
8 Mint 1250500人
6 CAN YOU CELEBRATE? 1316000人
6 WHAT A FEELING 1316000人
5 SWEET 19 BLUES 1368000人
3 Say the word 1416000人
3 Get Myself Back 1416000人
2 Baby Don't Cry 1568500人
1 Love Story 1856000人

ラブスト、185万人の人に聴かれている!
つまり「2013年以降に安室奈美恵のライブに行ったことがある」という人がいたら、7割くらいの確率でラブストを聴いています。笑

ベビドンは納得の2位ですね。 GMB3位はちょっと意外だけど、確かにドームでは披露されるイメージある。

Say the wordが4位に入ってますが、パフォーマンス回数ランキングだとなんと上位30曲にも入っていないんですよね。
キャパの大きいライブでよく披露される楽曲ってことですね。

たしかによく比べてみると、このランキングは世間的に有名な曲が多く、 パフォーマンス回数ランキングはファン向けの楽曲が多い (ゴリゴリ踊る曲も多い!) ですね。

たくさんパフォーマンスされた作曲者

ライブで印税稼いでる作曲者ランキングと言い換えることもできるでしょうか。笑
当ブログは安室奈美恵とともにNao'ymtのことも推しとして扱っていますので、これが結構気になっていました。 というかこれをやりたいがためにこのデータベース化を始めたと言っても過言ではない… 結果はいかに

上位20名のみ挙げます。

順位 作曲者 作曲者ごとのパフォーマンス回数
18 T.Kura 230回 (常連)
17 Steven Lee 240回 (スパナチュ、ネオライ)
16 Gennessee Lewis 264回 (Ballerinaなど)
15 Matthew Tishler 266回 (Finally、グロなど)
14 SUNNY BOY 272回 (Hero、Fly)
13 Adam Kapit 285回 (In Twoなど)
12 michico 330回 (常連)
8 Mim NERVO 338回(ラブストなど)
8 Liv NERVO 338回(ラブストなど)
8 TESUNG Kim 338回(ラブストなど)
8 T-SK 338回 (ラブストなど)
7 TIGER 360回 (ネオライなど)
6 Erik Lidbom 361回 (Time Has Come,Screamなど)
5 Tetsuya Komuro 388回 (言わずもがな)
4 Andreas Oberg 398回(Mariaとの共作多し)
3 Maria Marcus 614回 (下記参照)
2 Emyli 726回 (下記参照)
1 Nao'ymt 828回

個人的に安室ちゃんのキャリアにめちゃくちゃ重要だと思っているMaria Marcus氏は3位でした。
この方の作った曲、

  • Photogenic
  • Time Has Come
  • Stranger
  • Showtime
  • Christmas Wish
  • Mint

とかなり強力なラインナップなんですよね。Photogenicを初めて聴いたときの衝撃よ…。気になっているクリエイターの1人です。

michicoさん登場回数>T.Kuraさん登場回数になったのは意外ですね。
セットで仕事している印象なのになんでだろう?と再び検索してみたら、michicoさんはT.Kura氏とは別にWhat a feelingの作曲に携わってることが効いてたみたいです。※ワラフィのメイン作曲は大沢伸一

Emyli氏はFighterやMintの制作に関わっているので上位に入ってきたと思われます。 作曲クレジットの順番的には後ろの方にいることが多く、どちらかというと作詞をメインにされているという印象です。

ちなみに私の作ってるデータベースはクレジット順もデータとして管理しているので、やろうと思えばメイン作曲者のみを抽出してランキング作ったりすることも可能です…やらないけど

そしてわりとダントツな1位。ナオさんを応援しつつ実はMaria Marcus氏が1位なんじゃないかと思っていました。笑 ナオさんでした!!
Nao'ymtの内訳はこんな感じです。

曲名 パフォーマンス回数(2013-18)
Tempest 1回(含 前夜祭のBEGIN)
White Light 5回
Break It 23回
Break It〈AL ver.〉 23回
Do Me More 23回
UNUSUAL 45回
Higher 46回
Damage 46回
Dr. 47回
Get Myself Back 70回
Fight Together 93回
Hide & Seek 123回
Contrail 123回
Baby Don't Cry 160回

2012年以前のセトリも集計対象に含めたら、Nao'ymt、T.Kuramichicoの起用回数はすごいでしょうね。

たくさんパフォーマンスされた作詞者(2020/6/13追記)

同様に、作詞者もカウントしてみました。 上位をとりあえずドン!

順位 作詞者 パフォーマンス回数(2013-18) 主な内訳(2013-18)
14 Adam Kapit 204回 Hands On Me
13 Kanata Okajima 229回 Big Boys Cry
12 Steven Lee 240回 スパナチュ/ネオライ
10 Gennessee Lewis 264回 Space Invader/Ballerina
10 Cait La Dee 264回 Space Invader/Ballerina
9 Erik Lidbom 294回 Time Has Come/Scream
8 SUNNY BOY 296回 Hero/Do It For Love
7 Tetsuya Komuro 304回 いろいろ
6 Andreas Oberg 398回 Photogenic/Black Make Up/Mint など
5 michico 435回 いろいろ
4 Maria Marcus 443回 Photogenic/Black Make Up/Mint など
3 Nao'ymt 828回 いろいろ
2 Emyli 952回 後述
1 TIGER 1466回 後述

ナオさんを抑えてEmyli氏とTIGER氏でした。

Emyli女史の内訳はこちら。

楽曲名 パフォーマンス回数(2013-18)
Still Lovin' You 17回
Christmas Wish 22回
Finally 23回
Just You and I 34回
Photogenic 47回
Chit Chat 102回
Fighter 107回
Mint 125回
Birthday 147回
Fashionista 147回
Heaven 181回

わりと日本語担当的ポジションのTIGER氏に対して、
Emyli先生は英語詞をゴリゴリ書く方という印象。
Heaven、Fashonista、Birthdayなど全英語詞ですが、Emyliさんが単独で書いてるみたいですね。
Finallyも書いてるし、重宝されっぷりがよくわかります。

ご本人もシンガーなのでコーラスプロデュースのとこにもよくお名前を見かけます。

ja.wikipedia.org

ていうか今更ながらLoop in my heartのひとだったの?!という驚き。

一方TIGER先生、1466回…
7045回の歌唱中1500回近くに関わってるってすごいですね。
彼女の内訳はこんな感じ。

楽曲名 パフォーマンス回数(2013-18)
Wonder Woman 44回
Strike A Pose 44回
Let's Go 46回
BRIGHTER DAY 67回
Dear Diary 72回
Poison 81回
TSUKI 84回
Red Carpet 86回
Golden Touch 99回
Chit Chat 102回
Black Make Up 124回
Mint 125回
Rainbow 129回
Neonlight Lipstick 159回
Love Story 204回

ラブストの詞を書いてるのか!そりゃ回数多くなるわけだ笑
英語圏で作られた楽曲に日本語詞をつけるとき、 TIGER先生が活躍してる印象。
個人的に安室ちゃん楽曲の 英語詞×日本語詞のごちゃまぜ感・小気味よさが好きなのですが、
そのあたりに多大な貢献をされてる方々ですね。 個人的にレカペやブラデイのようなエンパワメント系がたいへん好きです。

あと、2013年以降のデータで集計してるのでここには載ってきませんが、
たしかQueen of Hip-PopもTIGERさんだったかな。
信じない ならば 消えて please
…うーーんイイ

てかよく見るとEmyli氏とTIGER氏、共作もしてるんですね。(MintやChitChat)

「安室ちゃん=強くてカッコいい大人の女性」というイメージを作り上げるのに、なくてはならなかったお二人だと思います。

今後の研究方針

  • たくさんセットリストに採用された作詞者 済
  • たくさんセットリストに採用されたアレンジャー
  • 全然パフォーマンスされてないレア楽曲

とか、今の状態でも集計はできてるんですが、疲れたのでここに載せるのはまた今度にします。

もう少しデータを整理したら

  • ライブの最終ブロックに採用されがちランキング
  • アンコールの定番曲ランキング

もできますね。

まあとにかく2012年以前のデータを集めることにします。 セトリや楽曲クレジットデータをまとめた表の構造・集計クエリはいい感じに固まったので(テーブル正規化までした)、あとはデータ量だけ。。

作業内容自体はまるで仕事だけど、推しのためだと楽しい…
よくわからないけど同人誌を作る人ってこういう気持ちなのでしょうか。

2019年 下半期フィルムログ

 

■アラジン  (6/29鑑賞)

まあなるだろうな~とは思っていたが、まんまとジャスミン(ナオミ・スコット)の女になってしまった。

女は政治に関われない、そんな世間の風潮への憤りを表現した新曲「Speechless」が最高。知性も意欲も人徳もあるのに政治に関わらせてもらえないジャスミンの視点も結構比重高めに描いており、現代的になっていた。ベリーグッド。

美女と野獣」にも通じるところがあったし、最近のディズニーは現代(未来?)的な強い女性像を描こうとしているもよう。エマ様自身もそうだしね。

まあベルとジャスミンは90年代アニメ版のときから知的で活発な女性として描かれていたので、やりやすかったのもあるんだろう。それを10年代実写版ではより強くした感じ。公開前日に金曜ロードショーでアニメ版を放送していたが、アニメ版ジャスミンもいざとなれば色仕掛けもやるし勇敢な女性だなあと改めてびっくり。

アナ雪、マレフィセントも王子がプリンセスを救う話のアンチテーゼだが、シンデレラや白雪姫を作ってきたディズニー社がやるところが面白いのかも。

 

泣くだろうな~と思っていたが、案の定A whole new worldで泣いてしまった。音楽を手掛けるアラン・メンケン美女と野獣やリトルマーメイドの音楽も手掛けているんですね。90年代ディズニーの立役者といっても過言でない方だと、今さら知った。

 

■新聞記者  (7/15鑑賞)

 

 

ursidae.hateblo.jp

 

■天気の子(8/12鑑賞)

これ書いてるのが11月なので、細かい内容は忘れてしまったw

ただ、

セカイ系!!

と思ったことをめちゃくちゃ覚えている。なるほどこれは確かに賛否両論あるかも。

 

帆高がやったことについて、もし自分が陽菜の立場だったら 逆に困るわ!と感じるだろう。だが、2人がお互い孤独な境遇だったということ、10代だということ、2人が短いながらも濃密な時間を過ごしてきたことを考えると、帆高君がエモーショナルになってしまうのもわかる。実際、神社に向かっていくシーンはなかなかグッと来た。

 

あと、もし本当にラストのような状態になっても、案外私たちは受け入れて東京で粛々と暮らしてくのかもなあ…と思ったりもした。そういう意味でも帆高クソだなwという気持ちはあまりない。

 

本田翼が意外と違和感なかったことと、東京の知っている街並みが出てくるとやはりテンション上がるのと、瀧三葉が出てきたのと、、、

 

「君の名は」より好き。

 

ライオン・キング字幕版(8/14鑑賞)

ディズニーでいちばん好きな映画=ライオンキング、初恋の相手=シンバ

といえるほどのライオンキング、というかライオン好きなので、実写化の意義には少し疑問を抱きもしたが結局見てしまった。

 

まず、初っ端のCircle of Life、完コピすぎ!笑

モブ象、モブ鹿たちの顔の角度から何から何までアニメ版に忠実過ぎて笑ってしまった。なるほど、これは「【ライオンキング】【実写化してみた】」みたいなノリの映画として観ればいいんだな?というスタンスが決まった。

 

 続くスカーとザズーのシーンが、動物たちの初会話シーン。

超リアルなライオンと鳥が人間語を喋るわけだが、あまり違和感はなかった。

だが、ついついアニメ版を懐かしんでしまう。実写版セリフも特に悪くないのだが、アニメ版が好きすぎた。アニメ版はこなれた日本語・大人な言い回しが多くて、特にスカーのいやらしさ・狡猾さなどは見事に表現されていたのだ。以後も、アニメ版を脳内再生しながら鑑賞することとなった。(=実写版セリフがアニメ版セリフにほぼ対応できるほど、内容は同じ)

 

「王よ、永遠(とわ)に幸あれ」

って言ってほしかったなあ~~~~

 

ナラの気の強さはビヨンセ様の声によって存分に表現されていた。歌が異常に上手くてもはや浮いているが、シンバとの対比としてはよかったと思う。 Spiritの他の楽曲も原作通りでよかったが、"Be Prepared"も原作通りがっつり歌ってほしかったなあ。

あとシンバの毛がラフィキじいさんの元まで運ばれていくシーン。キリンの糞に混じったり(笑)して、Circle of Life(食物連鎖)をより見事に体現していたのはよかった。笑

 

ところでこの作品のテーマ、公称「家族の絆」「生命の循環」となっているが個人的には違う気がする。

ティモン・プンバァと散々モラトリアム大学生生活を満喫したあと、自らの使命に目覚めて、過去と向き合い大人になっていくところがこの作品のミソなんじゃないかなあと思っている。

一度は「ハクナマタタ」で過去を忘れて精神的に救われたが、今度はハクナマタタを脇に置いてプライドロックに帰る、というのがシンバが主人公たる所以なのではないか。。

その過程にムファサとの対話もあり、「家族の絆」がシンバの行動のトリガーになってはいるのだが。

 

トイストーリー4(9/23鑑賞)

「実存は本質に先立つ」という言葉がある。
人間はまず無目的に存在(実存)し、その後に自分が何を達成するべきか(本質)を見つけていくものだというサルトルの言葉である(私の高校倫理の記憶が正しければ)。

 

その点、ウッディたちの立ち位置は微妙である。おもちゃは、「持ち主の子供にずっと遊んでもらう」という本質ありきで生まれてきたはずだからだ。

トイストーリー1~3で、ウッディは常にその本質に従った行動を選んできていた。

 

今回、それがまさかの…!

前作まで(特に号泣必死の3)まででウッディを支えてきた信念をひっくり返してしまったのだ。

賛否両論あるという評判は聞いていたが、そういうことか。

個人的には相棒バズとの別れを選んでしまうことが寂しいと率直に思った。


最近のディズニー(含ピクサー)、今までの自作品へのアンチテーゼを突き付ける潮流があり、いったい何を考えているんだろうと思う。批判的な意味ではなく。

 

マレフィセント2(10/23鑑賞)

前作のマレフィセント、「真実の愛=男女の恋愛感情」というディズニーのメインテーマとあえて違うことをやっていてとても好き。アナ雪に引き続いてそれをやった、ということがまた良かった。

 

長い時間を積み重ねてきた友人や家族ではなく、その場で出会ったばかりの男女間の感情の方が大きなものとして描かれるストーリーって、全然釈然としない。

 

しかもあの時期は、思い出のマーニーも上映されていた。百合(広義)好きとしてはたいへんいい潮流が来ていると沸いたものだ。

ディズニー・ジブリというビッグネームがこぞって、恋愛感情だけが至高じゃないよ、ということを打ち出していたのは自分の味方が増えたような気分だった。

 

まあそれは置いといて、今回私は、マレ様~~という感情に終始支配されていた。

 

娘を嫁に出したくないマレ様→かわいい

オーロラに頼まれたら嫌いな会食でも行ってあげるマレ様→かわいい

ベールをかぶってと頼まれてちょっと傷つくマレ様→不憫かわいい

姑に嫌味(母娘の愛がどうのこうの)を言われてキレるマレ様→尊い

謎の生き物に囲まれて戸惑うマレ様(ロングストレートヘア)→かわいい

謎の生き物(自種族だった)に心が揺れるマレ様→かわいい

オーロラのピンチに絶対駆けつけるマレ様→尊いかっこいい

チート級に強いマレ様→最高

突然の不死鳥→えそんなあっさり復活???まあいいやかっこいい

オーロラ「well, well」→尊い~~~!!!

結婚式の直前→尊い尊い

オーロラが幸せそうならあっさり自分の城に帰るマレ様→かっこいい

 

フィリップ王子が善人で、マレ様が最終的にはそれを認めてくれてよかった。

あと自種族の子供たちを育てることに関心を持ってみたり、基本的に母性の強い人なんだろうか、マレ様。 

 

正直脚本がものすごく優れてる作品という感じではなかったけれど、悪役マレフィセントが実は…という設定を存分に生かして見事なキャラ萌え映画だった。

 

それにしても最近のディズニーは多様性への配慮がすごくてすごい。

 

ターミネーター:ニューフェイト(11/20頃鑑賞)

ターミネーターの新作が実質まどマギ

という評判を聞きつけ、つい観てしまった。

 

なお私は幼少時にターミネーター3を見たくらいしか記憶がない。親指立てて溶鉱炉に沈んでいくシュワちゃんですら見たことのないモグリである。

 

とりあえずバズーカ背負った激強BBAサラ、騎士系イケメン女子グレース、それに守られる普通の女子ダニーでビジュアル的に大々満足。しかもRev-9の顔がわりと好き。

 

「救世主ジョン・コナーの母である」という理由でかつて命を狙われていたサラに対し、

「自分自身が救世主である」という理由で狙われるダニー。

ゴリゴリの漢気で活躍していたシュワちゃんも今回脇役だし、強い女が世界を引っ張る!というムードが最近の流行?(私は好き)

 

ターミネーターシリーズに脚本の繊細さとかはあまり求めてないので、とにかくド派手なアクションをかましまくってくれた今回の映画も面白かった。T2見ますね

 

 

アナと雪の女王2(11/22以降5回観賞)

 

ursidae.hateblo.jp

 

なおこれを鑑賞後、

・アナ雪アートブック

・「影のひそむ森」(今回の劇場版の前日譚)

・アナ雪1の小説版

を購入するなどドハマリしてしまった。

 

劇場版の展開にあまりにも無駄がなさすぎて、こちら側の咀嚼が追いつけない部分があったんだけれど、小説によってアナやエルサの心情が理解できてとてもよかった。

やっぱり映画=現象を語るもの、小説=心情を語るもの という役割の違いはあると思う。

メディアミックス作品ってピンキリあるけど、アナ雪シリーズに関してはうまくいってるんではなかろうか。

アレンデール姉妹はまじで沼だった。

 

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今年はたくさん映画見たな。

 

ディズニー映画をよく見たが、トイストーリー4、マレフィセント2、アナ雪2を通じて感じたことがある。

ディズニー的には「自己実現/自由」「仲間/家族」のうち、前者への比重が高まってきているのではないか。

上記3作品はすべて続編。前作までで固い絆を築き上げたキャラクター達を物理的に別離させたという共通点がある。

 

わんわん物語」(90年代)が、この潮流の対極にあるではないかとひそかに思っている。
あれは自由を愛する野良犬トランプがレディとの恋や家族の暖かさを選び、飼い犬になるというストーリーだった。明らかに「仲間/家族」を上に位置付けた展開だと思う。個人的にはややモヤる。

 

もちろん「自」「他」は必ずしも対立項ではなく、今年の作品の中にも

「自分のやりたいことを選んだ結果別離してしまっても、絆は消えない」

(むしろ絆があるからこそ自分を大切にできる)

というメッセージがある。

 

ディズニーや映画界は何を考えてこういった展開の映画を作っているのだろう?やっぱりここ数年が社会の潮流の変わり目なんだろうか?とかいろいろ考えてしまう。

そんなメタ的な視点を持ってみても新しい発見がありそうだし、最近「映画って面白いな」としみじみ感じる次第。2020年もたくさん観たい。