メインパーソナリティは奥村奈津美アナ、早川加奈子さん。
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奥:この引退の日に感謝の気持ちを込めて自分にできることはないかを考えた結果、今日この放送にたどり着きました。
奥:早川さんは2003年から安室さんのインタビュー担当。100回くらいは担当。2008年~2016年はオフィシャルライターを担当。
沖縄の様子も中継していきます。沖縄支局の大橋卓アナウンサーです。
■YUSUKEのコメントfrom沖縄
大:なんと、ダンサーのYUSUKEさんに来ていただいています。昨日の前夜祭の様子はいかがでしたか?
Y:奈美恵さんが出演者の皆さんを呼び込んだときに、僕らもその様子を前から見ることは出来ないんですが、なんかこう...沖縄のアーティストさんたちが安室さんのためだけに集まっていて、後ろから見ていてあったかい感じに見えて。凄いことなんですけど、不思議な感じにも映ったというか。深いものがありましたね。
最後にこの地を選んだということで、沖縄で始まって沖縄で終わるのがいいのかな。っていう。うちらもそれ見ててなんか......よかったなっていう。そんな感じですかね。
大:yusukeさん自身も安室さんのダンサーをやられて14年間で、それが終わったということで、どんなお気持ちですか?
Y:寂しいという気持ちはやっぱりありますね。ま、でもそんな気持ちになっていてばかりでもアレなので、本人に気持ちよく歌って、踊ってもらうっていうのが大事なので、ダンサーはみんなそうだと思うんですけど、本当に気持ちよく笑顔で送り出せたな、と思います。
奈美恵さんに対してはありがとうとしかいいようがない。本当に感謝しています。
奥:この番組では時代ごとに安室さんの活躍を追っていきます。
■デビュー当時の安室ちゃんの印象について・中野明海さん
♪ミスターusa
奥:安室さんの輝きはデビュー前から違っていたそうです。そんなお話を、デビュー前からヘアメイクを担当されている中野明海さんに伺いました。
中野:どこからどう見ても小顔で手足が長くて、目が離せないというか、どうしても見ちゃうんですよ。そんな天性というか才能というものがあるんだと思います。売れるとか以前に、なんか特別な人を沖縄で見てしまったという感じがしました。で、私がよく本人にも言ってるのが「私、たぶんファン第1号だと思うんだ」っていうことですね(笑)それは自負しています。
早:中野さんいつも、安室さんのことをかわいいね!かっこいいね!って言いながらメイクされているそうで、それを見ていて私たちもほんといい気分になるんですけど、あと私も取材するたび心の中でカワイイなって毎回思ってました。
奥:やっぱり実際に見るとテレビや雑誌で見るのとは違うってことなんですかね~
早:うん、大人の女性なんだけどやっぱりかわいいです。
■テレビ出演、ポップジャム
奥:テレビでその姿を見て忘れられなくなったという声もたくさん届いています。
(ポップジャムについてのお便り読み上げ)
安室さんがnhkに初登場したポップジャムは、デビュー翌年から始まった番組で、安室さんはバックダンサーや司会のアシスタントも務めました。そこで初めて歌った自分達の曲がダンシングジャンクです。安室さんご本人も番組でいちばんの思い出だとおっしゃっていました。
ということで、今回は特別に1993年5月17日放送のポップジャムより、ダンシングジャンクをお送りします。
♪ダンシング・ジャンク(ポップジャムver)
この曲は忍玉乱太郎の主題歌だったのですが、そこで知ったという方々からお便りが届いています。(お便り読み上げ)
■TKプロデュース時代
奥:このダンシングジャンクを発売した翌年、安室さんは紅白歌合戦に出場することとなります。そのときの楽曲が小室哲哉プロデュースのchase the chance。今回は、その紅白のときの音源をお送りします。
♪chase the chance(紅白ver)
安室:あのときは本当に目まぐるしくて、次はこれ出します、あれ出します、というレールが敷かれていました。そのレールの上を外れちゃいけない、まっすぐ走らなくちゃいけない、脱線しないように進むのに必死でした。いろんなことが目まぐるしく流れていって、濃厚な経験をさせてもらって、大変だったけどすごく充実していました。ほんと濃かったなあって...。あの時経験したことは絶対に今にも活かされていると思います。うん...凄い時代だったなあって。なんか、90年代の小室さん旋風は濃いーい時代だったなって思います。
奥:nhk最後のインタビューである朝のニュース番組にて、セルフプロデュースについても語ってくれました。その内容はnhkスペシャル「平成史スクープドキュメント」でも放送する予定です。当時の5年間、産休時代も入れれば6年間の小室さんPの時代はシングル16枚、アルバム4枚と驚異のスピードで曲を出していましたよね。
早:当時小室さんは他のプロジェクトも抱えていたし、重ねて安室さんもお忙しかったので、ほとんどお喋りをしたことがなかったらしいんですね。で、sweet 19 bluesだけ特別に二人で会話して生まれた曲ということです。
奥:私は当時中高生で、歌って踊ってっていう原点はそこだったのかもしれないです。
早:当時の海外R&Bの女性アーティストはダンスで表現するということもあったんですけれども、日本でこれだけの歌唱力とハイレベルなダンスを一人で表現できる女性アーティストは安室さんだけでしたし、今でももしかしたら...と思います。
♪try me(オリジナルカラオケ)
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このラジオ3時間分全てを文字に起こすのはやはりきつそうので、製作陣(ナオさんクラミチ夫妻小室さん)、野田さん、いずみさんなどのスタッフのみなさんのコメントのみ抜粋することになるかもしれません。
とりあえず今日はここまで。