宇多田ファンによるアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった

2005年前後の安室奈美恵とQueen of HipPopを褒めちぎる会

 

 

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 Queen of Hip-Popがめちゃくちゃ好きです。

単純に好みというか、洋楽的要素とJ-POP要素、また英語と日本語、それらの混ざり具合がかっこいい。と少なくとも中学生の私は感じたし、今でもそう思う。

 

 

 

よく考えてみるとSUITE CHIC以上にターニングポイント的作品(安室奈美恵にとってもJ-POPにとっても)?と思って、当時のJ-POP、前作STYLEとの違いを考えてみた。

 

 

■当時のJ-POP振り返り

本当にこのアルバムは一般的に見て先進的だったのか?当時のJ-POP市場を思い出してみる。

 

2004年シングル売り上げランキング

順位 曲名 歌手名 売上枚数
1位 瞳をとじて 平井堅 83.4万
2位 Sign Mr.Children 74.9万
3位 Jupiter 平原綾香 67.5万
4位 ORANGE RANGE 66.1万
5位 掌/くるみ Mr.Children 65.1万
6位 かたちあるもの 柴咲コウ 59.1万
7位 ロコローション ORANGE RANGE 48.7万
8位 君こそスターだ/夢に消えたジュリア サザンオールスターズ 45.2万
9位 河口恭吾 43.0万
10位 Mickey Gorie with Jasmine&Joann 42.8万
11位 世界に一つだけの花 SMAP 40.6万
12位 さくらんぼ 大塚愛 40.5万
13位 希望~Yell~ NEWS 39.5万
14位 誰かの願いが叶うころ 宇多田ヒカル 36.5万
15位 君にBUMP ケツメイシ 33.0万
16位 INSPIRE 浜崎あゆみ 32.9万
17位 ね、がんばるよ。 KinKi Kids 32.6万
18位 READY STEADY GO L'Arc~en~Ciel 31.0万
19位 Moments 浜崎あゆみ 30.1万
20位 CAROLS 浜崎あゆみ 30.1万
21位 やさしいキスをして DREAMS COME TRUE 29.8万
22位 BANZAI B'z 28.1万
23位 彩~Aja~ サザンオールスターズ 27.9万
24位 ミチシルベ~a road home~ ORANGE RANGE 27.8万
25位 ケツメイシ 27.1万
26位 栄光の架橋 ゆず 26.2万
27位 ARIGATO B'z 25.9万
28位 思いがかさなるその前に… 平井堅 25.6万
29位 瞳の中のGalaxy/Hero 25.6万
30位 ハナミズキ 一青窈 25.3万
31位 紅く燃ゆる太陽 NEWS 24.9万
32位 さくら(独唱) 森山直太朗 24.1万
33位 スターゲイザー スピッツ 24.0万
34位 シスター ポルノグラフィティ 23.5万
35位 Carry On/運命のヒト EXILE 23.3万
36位 Wonderland 稲葉浩志 22.5万
37位 ココロオドル nobodyknows+ 22.1万
38位 自由への招待 L'Arc~en~Ciel 21.5万
39位 『WAVER』 ORIGINAL COLOR/恋のカマイタチ/… 堂本剛 21.3万
40位 ヨロコビノウタ モンゴル800 20.9万
41位 全てが僕の力になる! くず 20.5万
42位 群青日和 東京事変 20.1万
43位 Wonderful Life &G 19.4万
44位 番場の忠太郎 氷川きよし 19.0万
45位 YOUR NAME NEVER GONE
/Now or Never/You Got Me
CHEMISTRY 19.0万
46位 時の雫 GLAY 18.6万
47位 愛が呼ぶほうへ ポルノグラフィティ 18.2万
48位 アルエ BUMP OF CHICKEN 17.7万
49位 浪花いろは節 関ジャニ∞ 17.5万
50位 オンリー ロンリー グローリー BUMP OF CHICKEN 17.4万

 

 2005年シングル売り上げランキング

順位 曲名 歌手名 売上枚数
1位 青春アミーゴ 修二と彰 94.5万
2位 さくら ケツメイシ 94.2万
3位 四次元 Four Dimensions Mr.Children 92.4万
4位 * ~アスタリスク~ ORANGE RANGE 62.8万
5位 SCREAM GLAY×EXILE 53.8万
6位 Anniversary KinKi Kids 52.5万
7位 OCEAN B'z 50.5万
8位 ラヴ・パレード ORANGE RANGE 44.7万
9位 ファンタスティポ トラジ・ハイジ 42.7万
10位 GLAMOROUS SKY NANA starring MIKA NAKASHIMA 42.3万
11位 お願い!セニョリータ ORANGE RANGE 41.7万
12位 キズナ ORANGE RANGE 41.0万
13位 NO MORE CRY D-51 40.1万
14位 BANG!BANG!バカンス SMAP 39.6万
15位 ここにしか咲かない花 コブクロ 37.6万
16位 愛と欲望の日々/LONELY WOMAN サザンオールスターズ 37.1万
17位 友だちへ~Say What You Will~ SMAP 36.5万
18位 Dreamland BENNIE K 34.8万
19位 STEP you/is this LOVE? 浜崎あゆみ 34.5万
20位 ENDLESS STORY REIRA starring YUNA ITO 34.5万
21位 ORANGE RANGE 33.8万
22位 月光花 Janne Da Arc 32.1万
23位 HEAVEN 浜崎あゆみ 32.0万
24位 ビロードの闇 KinKi Kids 31.9万
25位 fairyland/altarna 浜崎あゆみ 31.6万
26位 SMILY/ビー玉 大塚愛 30.8万
27位 愛のバクダン B'z 29.3万
28位 ツバサ アンダーグラフ 29.0万
29位 『トンガリキッズ I 』 B-DASH(Ver.HANAGOE)
/MEGANE(Ver.HANAGOE)
トンガリキッズ 29.0万
30位 恋におちたら Crystal Kay 28.8万
31位 マツケンサンバ II 松平健 27.8万
32位 チェリッシュ NEWS 26.1万
33位 BOHBO No.5/神の島遙か国 サザンオールスターズ 25.9万
34位 TEPPEN NEWS 24.2万
35位 プラネタリウム BUMP OF CHICKEN 24.1万
36位 好きやねん、大阪。/桜援歌(Oh!ENKA)/無限大 関ジャニ∞ 23.6万
37位 Link L'Arc~en~Ciel 23.5万
38位 ネオメロドラマティック/ROLL ポルノグラフィティ 22.7万
39位 初恋列車 氷川きよし 22.4万
40位 PRIDE HIGH and MIGHTY COLOR 22.3万
41位 プラネタリウム 大塚愛 21.5万
42位 Jupiter 平原綾香 21.4万
43位 Story AI 21.1万
44位 キラキラ aiko 20.6万
45位 POP STAR 平井堅 19.8万
46位 泣いたりしないで/RED×BLUE 福山雅治 19.6万
47位 EXIT EXILE 19.5万
48位 Pecori Night Gorie with Jasmine&Joann 19.4万
49位 Killing Me L'Arc~en~Ciel 19.3万
50位 何度でも DREAMS COME TRUE 19.1万

 

 

ぱっとみブラックミュージック、ダンスミュージックが垣間見えるのはケツメイシBennie K、クリケイ、AI、浜崎さん、EXILEくらいか?

とはいえWANT MEやGIRL TALKほど先進的なサウンドを持つ楽曲は見当たらない(※アムオタ目線での乱暴なまとめ)

 

そういえば……当時2ちゃんねる、ありとあらゆるアーティストのアンチが湧いていたけど、あそこでの安室ディスといえば「洋楽のパクリ」「猿」が定番じゃなかっただろうか。やはり他の歌手よりも(?)明らかに洋楽っぽい、というのが一般的な認識ってことで間違いなさそう。

皮肉にも安室サウンドの先進性を言い当ててしまっていたアンチのみなさん乙でござるwww 

 

 

 

ついでにK-POPではこのときどのような曲が流行っていたのか。調べてみた。

 

matome.naver.jp

 

情報源が適当なのでアレですが、冬ソナのイメージにわりと近い。

 グローバル基準なダンスミュージックを取り入れることではJ-POPの一歩先を行くK-POP界  というイメージだが、当時はそこまでバキバキダンスミュージックばかりでもなかったよう?

観測範囲がめちゃ狭いですが、とりあえずそういう結論にしておきます。 (詳しい方教えてください)

 

 

 

ちなみに…韓国と安室ちゃんといえば以下のツイートが興味深かったので貼らせていただきます。(勝手にすみません)

 

 

そしてこれも初めて知りました。↓

 

 

というのを踏まえてちょっと思ったこと↓

 

 

 

■前作「STYLE」との違い

STYLEでも先進的な音楽をしようということが試みられていたけど、Queen of HipPopが完成形とするならばSTYLEはあくまで過渡期だと思っている。

 

STYLEの特徴としては、 

・Namie's StyleやIndy Ladyがゴリゴリ

・SO CRAZY、Indy Lady、Fish、(他人の)ラップを含む作品が多い(QoHPにはなし)

・かと思えばWishing on the same starのようなベタなバラードも入っている(ビジネス的事情だろうが…)

・As Good Asのようなロックナンバーも入ってる

ヒップホップに振り切ってる印象が強いが、案外いろんなジャンルが収録されていて、振り幅の大きいアルバムだ。

 

そしてSTYLEには近年の安室ちゃんがよく言っているあの概念がない。

「楽曲制作(アルバム制作)をするときは、ライブでパフォーマンスしたいかを基準に選んでいる」

というアレ。

 

Namie’s Style、  Indy LadyAs good asLOVEBITE、少なくとも映像化されているツアーではやったことがないはず。Namie's Style なんて明らかにSTYLEの中心楽曲なのにも関わらずだ。

上記で「STYLEは他人のラップパートが多い」というのを挙げたが、それもライブパフォーマンスを具体的イメージが薄いままアルバム制作をしていたからでは?(邪推かも)

 

さらにSTYLEを引っ提げたツアーを行っていない点も、ライブ第一主義がまだ固まっていなかった表れかも。(※LIVE STYLE 2006は「STYLE」のツアーではないという認識です)QoHPの収録曲は、Free以外全てSpace of HipPopツアーで披露している。それ以降何度も繰り返しパフォーマンスしてる楽曲も多い。

QoHP以降もPLAYツアーやBEST FICTIONツアーが世界観を大事にし、「アルバムとツアーは二つで一つ」という感覚を強めていったことを思うと、STYLEとQoHP以降の差はよりはっきりしてくる。

 

 

 

 SUITE CHICがターニングポイントだったのは大大大前提として、QoHPというアルバム、遡ればGIRL TALKやWANT ME、Put'em upでのmichico氏との出会いが安室さんの歴史においてとても大きいものだったのではないか。ひょっとしたらNaoさん以上に。

 

 

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  理想の女性を表現…

「 女性としてのかっこよさを追求」っていうのも20thインタビューで言っていたし、女性作家のパートナーを得たってのが大きなポイントなのかもしれないなあと個人的に思いました。