宇多田ファンによるアムログ(仮)

宇多田さんと安室さん以外のこともわりと書きます。ただの20代会社員のエンタメログ

Fantome感想メモ

桜流しと真夏の通り雨については感想を言語化する術を持たないので割愛。

 

・道

「悲しい歌もいつか懐かしい歌になる」というくだりはFirstLoveの「新しい歌歌えるまで」を彷彿としてしまう。「you are my everysong」とも言っているように「歌」っていうものは宇多田さんにとって表現手段以上の何かのように思えるなあ。思い出・人生の一区切りのような意味合いなのかも。

一人でいても「こんなとき あなたならどうする?」って考えてしまうの、究極の依存orリスペクトだと思う。

 

イントロのアレンジ、ダンスミュージックっぽい。安室ちゃんか大知くんとコラボしてくれないかな~

 

 

・俺の彼女

「俺の彼女はそこそこ美人 愛想もいい」という日常口調をそのまま詞にぶち込む宇多田節全開。一人二役のボーカルをこなしコミカルな曲かと思ったら後半のドラマチックさ・・・!ストリングスがめちゃくちゃいい・・・

男女って永遠にわかり合えないんですよね。You Make Me Want To Be A Manに通じるものがあるかしら?でもこの曲の方が女が男側をなじっている(?)感があるかも。

エヴァの加持さんが「『彼女』という言葉は彼方の女と書く。男にはとうていわからない生き物なのさ」(うろ覚え)とシンジくんに諭すシーンを思い出してしまうw

それでもカラダよりもっと深くわかりあいたい、と願っているのが切ないけど希望のある2人というか。・・・ますますエヴァっぽいなぁ(笑)

 

・花束を君に

世間では(というかたぶん実際に)お母様との別れの曲、ですが個人的には花嫁を送り出す親・友人の曲(笑)。

今年は本当に結婚式が多かった・・・結婚ってもちろんおめでたいんだけど、送り出す側からしたらある意味別れでもあるので、超個人的にはMaking Loveの延長線にある曲。

 

「言いたいこと 山ほどあるけど 神様しか知らないまま」

「今は伝わらなくても 真実には変わりないさ」

言いたいことは伝えきれないまま別れを迎えてしまったけど、伝わらなくてもいいや、涙色の花束にただ託そうという。聴くたびに泣いております

 

 

・二時間だけのバカンス

PVチラ見した私「いやいやこれを百合と決めつけるのは早計・・・」

フルで見た私「どう見れば百合じゃなくなるのか知りたい」

 

ヒカルさんと林檎さん、人妻不倫百合が似合いすぎてどうしたらいいのかわからないし、J-POP界を背負ってる女性ソロ2人が満を持してタッグ組んでるのも熱いし。

インタビューなど読むに宇多田ヒカルのカムバックを最も待ち望んでいたのは椎名林檎なんだろうな、と思わせられるのでまた格別のコラボですね。

 

「足りないくらいでいいんです 楽しみは少しずつ」

というフレーズが逆にエロさを醸し出していていいね。宇多田らしさもあって好き。

 

 

 ・人魚

聴くたびに え・・・・死ぬの・・・・・?と思ってしまう。此岸と彼岸の境目というか「水面」も三途の川にしか思えなくなってきた・・・

 

「黄昏が胸の奥滲んで染みる」けど

「東の空から聴こえる」何かに呼ばれているから、

まだ(海へは)「帰れぬ」(還れぬ?)

   ↓

西=海側=死んだ人のいる場所

人魚=海へ誘う幽霊的な存在

東=陸?=この世

 みたいな図を思い浮かべながら聴いてる。亡くなった人を求めてしまう気持ちを一番強く感じる。Fantomeというタイトルをいちばん地で行く曲だと思ってます。

 

 

・ともだち

本人公認、同性愛者の人がストレート相手に片想いしてしまったという曲。

軽妙な曲調とか「いやそれは無理」の自嘲気味な感じとかで諦めはすごくわかるんだけど、

「キスしたい ハグとかいらないから」「今すぐに触りたくて仕方ない」あたりの生々しさ、「持っていけばいい 墓場に」でぐっと重くなるアンバランスさよ。

 

ちなみにご本人は両刀なんだろうなと勝手に思ってます(笑)

 

 

・荒野の狼

ちょっと世の中を斜に構えてみてる感じ。なんとなーくInMyRoomを思い出す。

世間を傍目に二匹の狼は月夜舞台・・・

ヘルマンヘッセ読んだ方がいいかな。

 

 

・忘却

「いつか死ぬ時 手ぶらがbest」に尽きますね。

カヲル君じゃないけど生と死が等価値というか・・・

 

なんだか和の雰囲気を感じるのは、宇多田パート

「熱い唇  冷たい手」「言葉なんか 忘れさせて」

と7文字・5文字のパターンでずっと歌ってるからかしら。

 

 

・人生最高の日

忘却と桜流しの間にこんな軽快な曲が・・・・(笑)

「もうとまんないもうとまんない」などの繰り返し、韻の踏み方が心地いい。

しかしこのアルバムの中にあると素直にこの曲の明るさに身を任せられないというかwこの楽しさも一時の夢・・・?みたいな気持ちに・・・(笑)