わりとこうアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった    「宇多田ファンによるアムログ」と同じ

俺的ライブクロニクル

※いつにもまして個人的な内容

 

5/6東京ドーム公演が私のラストアムライブになるかもしれないので、過去の履歴を並べてみた。

 

 

①2008年11月15日(土) BEST FICTION

 エコパ公演 

これに行かなかったらどうなってたんだろうな

 

②2010年 PAST<FUTURE

 名古屋×3

5列目、10列目が当選した記憶。

 

③2011年夏~ LIVE STYLE 2011

 静岡×1、名古屋公演×2?

名古屋公演で花道真横が当選しUNUSUALで死んだ。

 

④2012年9月16日 20th沖縄(中止)

泣いた。

初めて自分で飛行機に乗り・初アムラー仲間にリアルで会ったこともあり、この後のオタ活に多大な影響を与えた事案。

 

⑤2012年12月2~15日 20thドームツアー

 大阪×1、名古屋×2

沖縄で一緒に泣いたアムラー仲間さんと大阪参戦。沖縄はおいといて、地元じゃないところに遠征したのはこれが初?

名古屋公演でアリーナ10列目花道寄りが当選し死

 

⑥2013年2月23日 20th アジアツアー

 台湾×1

ぼちぼちの席だった。これを機に遠征への精神的ハードルが一気に下がる。国内ならどこでも行けるな…という心の余裕を得てしまった。

 

⑦2013年11月~12月 FEELツアー

 大阪×1、名古屋×2~3

チケット全然当たらなかった記憶あり。

大阪立見で初城ホ&高校の友人と一緒に観光もできたのが良い思い出

 

⑧2014年8月~12月 LIVE STYLE2014

 静岡×1、名古屋×4?

静岡公演では初めて高校仲間のフルメンバーで参戦できた気がする。どこか1公演遅刻しBallerinaを見損ねた記憶(クソ)

 

⑨2015年9月~2016年1月 LIVEGENIC

 福井×1、静岡×1、仙台×1、名古屋×3

マイフェイバリットツアー。行けば行くほどハマった思い出。フォロワーさん・大学の職員さん・高校の友達などいろんな人と行けたのも楽しかった。エコパB4ブロから見れたDr.が本当に神がかっていた。

 

⑩2016年10月~2017年3月 LIVE STYLE2016-2017

 大分×1、東京×2、横浜×1

私としてはに社会人になって初ツアー。アムラー仲間と飲んでたらその日にツアー発表され、88公演wwwwってたまげた、それが100になるとも知らずに…。大分も社会人パワー!とか浮かれて一人旅で遠征した。チケット譲ってくれた方もいい方だった。

やっぱ奈美恵はアリーナの方がよくない??とか思ったけどそんなこたぁないですごめんなさい

 

⑪2017年9月16~17日 25th沖縄

 沖縄×2

安室ちゃんが一つ上の次元の存在になってしまい、宗教心に近い気持ちを抱いてしまうのであった。あなたはヒーロー

 

⑫2018年2月17日~5月6日 Finally

 名古屋×1、香港×1、大阪×1、東京×1

案外チケットが当選してびっくりした。妹を連れて行ったらまんまとハマっていて笑った。高校仲間と行けてよかった。最後まで安室ちゃんは湿っぽくせずに、でも温かいコンサートを作ってくれた。愛。

 

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20th沖縄入れて多分37公演/ 9.5年間。

おおよそ3ヶ月に1回行っている計算か。

 

ライブの予定があるからそれまでは頑張ろう、と思わせてくれる、私の寿命を引っ張ってくれる存在。

やたら移動手段に詳しくなったし、いろんな土地に行けたし、普通なら絶対に会えない人に会えたし、語りたい・共有したい欲を抱けたし、文字通り私の行動範囲と語彙を広げてくれたのが安室ちゃんのライブだった。

 

私の16~26才、まさに青春時代にこんなに入れ込めるものがあってよかった。

貧乏学生なりに頑張ってチケット取って、これだけ行けて、悔いはない。

きっと年寄りになっても、自分の青春を思い出すときには安室ちゃんのこともセットで思い出すでしょう。

 

願わくば参戦履歴に追記できますように

【初心者向け】安室奈美恵ライブDVDガイド

引退直前のFinallyツアー、初めて安室ちゃんのコンサートを見た人が感動していて嬉しいんですが、、、

Finallyは特殊な性格のライブであり、安室ちゃん的にはある意味抑えているライブだと思います。もっとすさまじい安室ライブがある!ということに触れていただきたい…

 

とはいえ安室奈美恵界隈は本人もファンもライブ狂。

シングル→アルバム発売→ライブツアー(公演数がやたら多い)→ライブ映像発売

のサイクルをほぼ1年のスパンで回しており、同程度のキャリアを持つアーティストと比べてもライブ映像の種類はおそらく多い。

 

しかもCAN YOU CELEBRATE?のような超有名曲を毎回歌うというわけでもなく、ライブ映像に興味を持ってもなかなか取っつきづらいのではないでしょうか。

ということで、ここでまあまあ無難な選び方を提案してみようかと思います。

 

 

①迷ったらとりあえずこの2枚 

安室ちゃんのライブがすごいのはとりあえずわかった、でもFinally以外のアルバムはよく知らない…という人はとりあえずこの2択になると思います。

 

小室プロデュース曲にも思い入れがある人:  20thドームツアー

 

・全体的な雰囲気はFinallyツアーと近い。

・ファン投票で選ばれた楽曲+2012年発売のアルバムUncontrolled中心のセットリスト。

・CAN YOU CELEBRATEやSWEET 19 BLUESはじめ、アムラー世代は懐かしさで死ぬセトリ。

・とはいえ90年代~2012年の楽曲を網羅的にパフォーマンスしているので若い世代でも楽しめる。

・ゆえに、FinallyのDVD/BDをすでに持っている人は結構重複してると感じるかも。

・アンコールの入り方がとってもかわいい。35歳。

・豪華版にはフルサイズのライブCDも付いているのでとってもお得。

・オタ目線的には、00年代前半に夢見ていた「もう一度ドームツアーをやりたい」という安室さん本人の言葉を叶えたツアー。そしてこのツアーのときには既に引退を意識していたと思うといろいろな涙が…

 

  

セルフプロデュース曲(2004年~2008年)が好きなら:ベスフィクツアー 

 

 

・「第2の黄金期」と言われるほど破竹の勢いで売れたベストアルバム「BEST FICTION」を引っ提げてのライブツアー。

・なのでTK曲はなく、00年代の有名な曲が多い(GIRL TALK、Baby Don't Cryなど)。FinallyのアルバムでいうとDisc2の前半あたり。アムラー世代より下の世代の人はこちらの方がピンと来る?

・2007年のアルバム「PLAY」を知ってるとより楽しめる。

・お祭り色の濃い20thドームツアーよりも通常運転。=踊りまくる。アスリート感強め。 (例)鉄棒で体操しながら歌う。何を言っているかわからねーと思うがTOP SECRETを見てくれ

鉄棒で体操しながら歌っている(???)

 

・アリーナツアーながら動員数が上記20thドームツアーより上。安室ちゃん30歳。

 ・タイトルのごとく「最高の作りもの」をコンセプトとしており、映像・演出が華やかで遊園地っぽい。見ていて楽しい。

・作画が良い。アムロちゃんカワイイ~って世間が言ってるのよりたぶん相当かわいい。 (NEW LOOK、Hello、White Lightなどでどうぞ)

・ただし、カメラワークに難あり?

 

なお、個人的には20thよりベスフィク推しです。

 

 

②好きなアルバムがある

という人は、アルバムとライブツアーのだいたいの対応表を作ってみたので参考にしてください

 

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私が2001年以降の映像しか持っていないので、昔のアルバムの対応表がなくてすみません。

なお「LIVE STYLE 〇〇」は特に引っ提げるアルバムがないときに付けるツアータイトルのようです。なので直近数年間の楽曲がアラカルト的に入ってることが多い。

 

 

③とにかくダンスしまくってるライブが見たい

40歳の引退直前でも日本トップクラスにハードなライブだと思いますが、「ダンスの量・キレ」という視点でより凄まじい作品を挙げるとすると以下の2つ。

ファン以外は知らない曲も多いと思いますが、パフォーマンス力の高さで見てしまえるかも。

そして正直これらを見てしまうと、ダンスという点ではFinallyは物足りなく感じてしまうかも、、、

 

SO CRAZY tour 2004

 

 

常に引き締まってる安室ちゃんですが、最もアスリートの体なのが2004。

・格闘技で踊るPut 'em Up

・ヌンチャクで踊る(Toi et moi

ジャングルジムで踊る(Uh Uh )

ポールダンスする(PLEASE SMILE AGAIN)、

など手を変え品を変え踊りまくり、なのに歌が全くブレない。

2004年というと世間があゆだ宇多田だと騒いでいる時代。オワコン扱いされていた90年代の女王がこんな壮絶パフォを淡々とこなしていたというだけで涙が…。

この時代が、安室奈美恵=媚びない・ブレない・生き様がかっこいいというイメージを裏付けているのです

安室奈美恵史上最もソリッドで体育会系なライブ。

toi et moi を見てください。

 

 

Space of Hip-Pop 2005

 

かわいさだけでトップ級なのに鬼のように踊り倒すからすごい。何があなたをそこまでさせるのか。 

・名盤 Queen of Hip-Popを引っ提げ、上記ソクレツアーの「歌って踊る」凄まじさはそのままに、キュートさ、遊び心も加わったパフォーマンス

・チェーンを使ったり車を使ったりと小道具を組み合わせるダンスは健在。

・おすすめはthe SPEED STARと青ミニスカ衣装のパート(ALL FOR YOUの後)。

・個人的には衣装が微妙。(笑) 

 

 

④え?安室ちゃんってダンスするの??という人

最近知人(92年生まれくらい)と話していて衝撃的だったのが上の台詞。

個人的には「羽生結弦ってスケートできるの?」と言われるくらい意味不明だったのですが、世の中的にヒットしている曲を考えてみるとLove Story やCAN YOU CELEBRATE、Heroなどバラード・ミッドが多いんですよね。ダンスポップに興味のない・かつ比較的若い世代からすると安室奈美恵=オリンピックの人 くらいの認識なのかも…?も~だからラスト紅白はHeroじゃなくてダンスナンバーにしろって言ったじゃない奈美恵!

 

さて、そんな無知蒙昧エントリーレベルな方にもおすすめなライブは…ライブは…

 

…そんなものはない…

 

と言いたいところですがやはり全方位カバーしているFinallyになるでしょうか。結局ね。

 

安室奈美恵のヒット曲はミッドやバラード含めまんべんなく入っているし、ダンスで魅せてくれる場面もある。

ただ、各公演地ごとの映像がバージョン分けされていたり、あまりにもたくさんパッケージがあって絶対混乱するので、いちばんシンプルな東京ファイナル公演+25th沖縄の2枚組パッケージ(下記)がよいのではないでしょうか!

 

 

それか、バラードベストBallada

 

を意識したLIVE STYLE 2014

 

 

公演ごとに違うバラード曲1曲を歌うコーナーがありました。BDにはほぼ全曲(10曲くらい?)収録されているのでそういうのが好きな方はいいんじゃないでしょうか。(興味なさそうに言うな)ほらNEVER ENDとかはわかるでしょさすがに…

 

でもLIVE STYLE 2014 はファンにもすごく評価の高いツアーだし、バラードを入口にして他の面も観てもらうというのは真面目にアリかもしれません。

オタク好みな方の奈美恵

と言いつつこれ書きがてら10000年ぶりにバラードパート見直してみたらなみちゃんすごいかわいい(脳直)って思いました。

バラード中ははにかみがち(絶対わざと)

 

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その他、

・ダンスフォーメーションがかっこいい

・小道具や照明などの面で良い演出が多い

・アルバムの世界観に忠実

・全体構成がよく練られている

などの点で個人的なお気に入りはまた別にあるのですが、あまりディープなファンでない人におすすめするならとりあえずこんな感じでしょうか。

 ぜひうっかりポチってください。

 

 

 

 

 

 

こんなゲンコラも作ってみたりした。

 

 

 

推したちマップ

仕事でパワポ作ってたらなんか作りたくなったので推しの配置図(?)を描いてしまった。仕事しろ

 

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完全に私の性癖のパフォーマンススキルで分類した。

 

アイドル性の寡多、海外志向の強さ、ファン層あたりでマッピングしてもおもろい気がする。企業のマーケティングの人は普段からこういうのやってんだろうか

 

 

・アイドル性高い順

ハロプロ フェアリーズ

E-girls  w-inds. Perfume

安室奈美恵

三浦大知  BoA

 

・海外志向強い順

w-inds.BoA(韓国の楽曲含む)

安室奈美恵

三浦大知(案外ドメスティック重視なイメージ)

Perfume

E-girls

フェアリーズ

ハロプロ

 

・ファン層が本人の属性に近い順

安室奈美恵

E-girls

BoA

Perfume

三浦大知

フェアリーズ

w-inds.

ハロプロ

 

「アイドル性高い順」「ファン層が本人の属性に近い順」はほぼ同じになりそうだけど案外ちょっと違うよね。

 

なおこれらの順番全て5秒でイメージしただけのやつなので悪しからず。

180331_Finallyツアーin香港 (pt.2/2)

 

ursidae.hateblo.jp

 

こちらの続きです。安室ちゃんの動態より自分の感情メインなので、ライブレポとは到底言えない。ご了承ください。

 

<以下ネタバレ> 

 

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180331_Finallyツアーin香港(pt.1/2)

 

英語できない、チャイ語できない、旅先でいつも何かやらかす(※ロンドンで財布をスられる、FinAir機内にスマホを忘れてくるなど)、そんな私が初めて一人で海外に行ってしまった。

というのも、一人で海外行く機会なんて引退後はおそらくないと思ったし、チケットに3万円!を出すガチ勢に囲まれてライブを観てみたかったからである。

 

ていうか香港コロシアムすごい形なんですけど…

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この張り出した斜面の部分、客席だよ?そして多分中国製だよ?不安がすごい

 

でも、会場が狭い!!近い!!!

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キャパ6100人、私スタンド4列目ドセンター。座って感動。アリーナがAブロしかない。え?3万円でいいの??

 

なお入場前には香港のファンのみなさんがこんなのを配布してくれてました。


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私が行ったのは香港公演2日目だったけど、1日目は安室ちゃんも号泣、ファンも素直に感情をぶつけまくる凄い盛り上がりだったそうで。。そうそう、そういうのを海外公演には求めてるんだよなとニヤニヤしてたら奈美恵コールが元気に!始まり、

 

<以下ネタバレ>

 

 

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安室ライブのスタッフクレジットを眺めてみた①役職の妄想

スタッフクレジットをぼーっと読んでいたら、結局誰が何やってるのかよくわからなすぎて気になってきたので調べて想像してみた。

 

※内容は全て素人の妄想

※今回参考にするのは安室奈美恵LIVEGENIC2015-2016のブルーレイとします。


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 上から順番に見ていきます。まず

 

・TOUR PRODUCER

tour staffの冒頭に

tour producer SHIGEHIRO NISHI(ON THE LINE)

tour director MOTOYUKI ENDO (ON THE LINE)

の表記があるけど、まず私はプロデューサー・ディレクターの違いからわからない、、、

まず挙げられるのは、番組の予算管理・出演者キャスティングやギャランティの交渉、制作スタッフの割り振りなど、番組の大きな枠組みを決めるのがプロデューサーです。

一方で、プロデューサーが決定したその枠組みのなかで、ロケ・編集などを現場でおこなうのがディレクターの仕事になります。デスクワークが主な仕事内容なのがプロデューサーで、現場で演出するのがディレクターということです。

http://careergarden.jp/tv-producer/producer-director-chigai/

これもわかりやすかった↓

一般的な「ディレクター」と「プロデューサー」の違い | Coの世界

 

過去報道されてる西氏の役割から察するに、対外的な部分で仕事をし、金銭面・ビジネス面でツアーを開催可能にする役割か??チケボとかスポンサーとか。追加公演するしないとかも決めてそう。

 

・TOUR DIRECTOR

となるとディレクターは実行する人だから…各会場を選んだり交渉したりするんだろうか

 

・TOUR MANAGEMENT

 ツアーディレクターの下でもっと細かいことをやる人たち?

 

 

・STAGING

IZUMIさんがクレジットされてることからして、安室さん本人と対等レベルの決定権あり?

ただ、IZUMIさんの経歴および「ステージング」の一般的な語義も鑑みると、メイン業務は安室さん本人やダンサー陣の動き方について考えることなのかも。

 

※IZUMIさんの経歴

www.alltempo.co.jp

 

※ステージングとは

ステージ創りを側面から支援するものがステージングです。

ただしこの定義には多少の私見が含まれています。
ステージングとは、ステージ上での身体の動きをいかに美しく見せるかということだ、というご意見もありましょうし、照明や音響効果までがからんでの、総合的なステージ演出のことである、という人もいるでしょう。
ひとつのステージが、そういった様々なスタッフの叡智と努力とが複雑に連係して出来上がっていることは事実ですが、ここでは、次のようにステージングを定義します。

『ステージングとは、演奏者本人の責に帰するべき、(主として音楽的要素以外の)ステージ上での全ての行動と言動のことである』

ですから言いかえれば、それは演奏者自身の自覚如何によって矯正可能なものであり、私がこれから書こうとしている本意もそこにあります。
すなわち、ステージングというのは、PAをはじめとする周囲のせいにして安易に逃れることの出来ない、演奏者本人の問題として解決されるべきものであり、これが、ジャンルを問わず、日本のアマチュアバンドにおいて欠けている最も大きな要素であると私は思っているからです。

ライブにおけるステージング論〜はじめに

(↑人によって解釈が分かれるっぽい)

 

例えば「chase the chanceではダンサーは全員出る」「奈美恵はここから出てくる」などはSTAGINGの人が考えるけど「ここでこういう特効が欲しい」「映像をこう映したい」などは、下記STAGE DIRECTORのような役職が具体的に考えるのかな~と予想。

 

・CHOREOGRARHER / CHOREOGRARHER ASSISTANT / DANCER MANAGER

 このへんはおそらく名前のまんま。ダンス表現実行部隊って感じ?

 

 

・STAGE DIRECTOR

直訳すると「舞台監督」だがどうもこのへんの区分は曖昧なよう。

近代日本では直接的に舞台表現に関与する〈ステージ・ディレクター(演出家)stage director〉と主として実務面に関与する〈ステージ・マネージャーstage manager〉の区別があいまいで,明治末期から大正期にかけて演出家を舞台監督と称したこともあった。そして大正末期の築地小劇場以降,演出家と舞台監督との職能が明確に区別され,築地小劇場からは水品春樹(みずしなはるき)のような専門家も生まれている。

ステージ・ディレクター(すてーじでぃれくたー)とは - コトバンク

 舞台の世界だと「演出家」「舞台監督」がいて、クリエイティブ面担当が演出家、それを実現させるのが舞台監督、ということらしい。ここでいう「STAGE DIRECTOR」がどれに当たるのかは不明だが、、、メイキングなどを見ているとなんとなくこんなイメージ。

 

 ※※素人の妄想※※

担当範囲 クリエイティブ面 実務面
アーティスト本人および
ダンサーズの身体表現
STAGINGの人

STAGINGの人

およびその下のスタッフ

映像や照明、特効などの
方向性
STAGINGの人
STAGE DIRECTORの人
STAGE DIRECTORの人
 
およびその下のスタッフ

 

 その下に記載されてる 

・STAGE MANAGER

はSTAGE DIRECTOR直下の実働部隊だろうか。映像を発注したりとかそんなん?

 

 

 

ライブ全般に関わる上位スタッフはおそらくこんなもんかと思われる。

ざざっと調べて妄想してみた感じ、全体的には

 

 ※全て妄想 ツアー全体 演出(ダンス部隊)
ヒエラルキー強そう
演出(ダンス以外部隊)
偉い人 tour producer
(にしし)
staging
(IZUMIさん)
stage director
(ツキダテさん
セガワさん)
実行部隊 tour director
tour managerなど
choreographerなど stage managerなど

こんな感じだろうか。そして偉い人たちは、奈美恵さん本人とわりとこうフラットに意見出し合いながら作り上げてるんですかね?

 

ライブやコンサートはある一時期しか開催されないし、音楽業界のイメージ的にもそこまでガチガチの役割分担はないのでは?という気もする。(物品購入や雇用を伴う場合はきっちり決まっているだろうけど…)

 

そして、普通に考えたら「STAGE DIRECTOR」が上位にクレジットされそうだけど、「Staging」「Choreographer」の方が上位に位置しているというのは、ダンス・身体表現メインな安室ちゃんライブならではかもしれない。

 

 

・ちなみに以下も気になる役職なので時間あったら調べたい。

STAGE SET COODINATOR

FORMATIVE DESIGNER

MECHANIC COODINATOR

LIGHTING DESIGNER

ILLUMINATION COODINATOR

LED COODINATOR

 

 

Finally収録版・オリジナル版聴き比べ大会(Disc2)

 

ursidae.hateblo.jp

 

Finallyって素晴らしいよね、の続き。

セザワ~ラブストです。

 

なおDisc2収録曲に関しては、思い出補正によりオリジナル版がかなり有利です。

 

 

Say the word (2001・23才)

本人作詞&セルフプロデュース1作目ということで、安室さんにしては珍しくメタなストーリー性を大きく含んでいる楽曲。安室史を語る上で絶対に外せない。Disc2の頭に持ってきたのはもちろん意図的だろうね。。

オリジナル版はセルフプロデュースの始まり、Finally版は引退後の人生の始まりの曲、という位置づけになる。どちらも尊いし重い。そういった意味でFinally(曲)も尊く重いのだけど、セザワは曲調の明るさに助けられてまだ爽やかな気分で聴ける笑

個人的に、セザワを「今の安室ちゃん」の声で聴きたいという気持ちが以前からあったので、Finally版推し。

 

I WILL (2002・24才)

こちらも本人作詞で、ファンへのラブレターとも言える楽曲。言葉より行動で語る女・安室奈美恵がこんなストレートに気持ちを吐露するなんて、この時期いろいろ思うところがあったんだろうか。

オリジナル版は…なんだか縋るようなボーカルで、安室ちゃんが弱い一面をさらけ出そうとしている…?当時のファン羨ましすぎるでしょ、、、(実際はヒヤヒヤしちゃいそうだけど)

Finally版はむしろこちらが守られてる感ある。オリジナル版「言葉にできないこの~~~もいを~~」から→Finally版「この~想いを~~」(単語が区切られてる)になってるのが未だに慣れない。

オリジナル版をリアタイで聴いていたファンが正直勝ち組だと思うが、Finally版だったらラブレターの宛先に私も含まれてるんだよね?じゃあFinally版推すしかないじゃない。てかこの曲を収録してくれてほんとにありがとう。

 

SO CRAZY(2004・26才)

個人的に、ファンになったきっかけの楽曲の一つなので思い出深い。

SUITE CHICを経て国産?ブラックミュージックを完全にモノにした安室ちゃんさん。ボーカルもこなれているし、トワエモアからのラップの上達具合がすごい。これ、当時の音楽ファンはざわついたんだろうな。胸熱。

2003~2004年、安室奈美恵さんキャリアの中でそれはもうドチャクソに熱い時期だったとは思うが、私としてはFinally版ソクレのエロさから目が離せない。オリジナル版の尖ったスタイリッシュなセクシーさとはまた違う、湿度の高いエロさ・生々しさ。yabai

 

GIRL TALK(2004・27才)

日本で「ガールズトーク」という単語が普通に使われる原因となった曲だと思ってるんだけど、ファンの欲目かな? まあ、路線変更後最大級に大衆に受け入れられた楽曲ではあるよね。落ち目とか言われることもこの時期にはきっとほとんどなかったはず。

コーラスの重ね方がオリジナル版Finally版で微妙に違うよね。歌詞の世界観的にはオリジナル版の方が合ってるかな~

あ、スピスタのことも好きだからね!

 

WANT ME, WANT ME(2005・27才)

これもFinally版ソクレと同等の理由でFinally版推し推し。あのシャイな奈美恵がoh~ boy~とかどうやってこんな18禁ボイス出すの?アラフォーの奈美恵今までたくさん見てきたけどこんなにエロかったことないじゃん。何かあった??家族のドライブ中にうっかりこのヲンメがかかっちゃったらどうするの?車内静まり返る。教育に悪い。私は成人済みだからいいけど…

 

CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK(2006・28才)

当時ソクレ、ガルト、ヲンメでじわじわ気になっていた安室ちゃん、キャンスリを聴いたときにこの人すごいぞ!って確信した。これをJ-POPの土俵でやるなんて。そしてシンプルな衣装がこんなにかっこいい。

コーラスを重ねるクラミチ楽曲全般について言えるけど、年齢によるボーカルの差がよく出てる。どちらが好きかと言われると…オリジナル版??

 

Baby Don't Cry(2007・29才)

キャリア中期の代表曲としてよく取り上げられるが、ガルトやヲンメの功績あってのベビドン大ヒットなのでちゃんとそのへん言及していただきたい。>マスコミ

励まし系ミッドなのにのっぺりした曲調にならず、このスタイリッシュさを出してるのが見事だと思う。この時期のJ-POPじゃあまりなかったんじゃなかろうか。そして安室ちゃんが歌うならストレートな言葉がいちばん響くよねっていうところをちゃんと突いてるNao'ymt先生…

Finally版を聴くと、一人になんてしないって言ったじゃん…嘘つき…というメンヘラ彼女な気持ちにさせられるので減点。

 

FUNKY TOWN (2007・29才)

このPVの安室ちゃん超好き。ドール。そして安室ちゃん本人が「この曲きっかけでPLAYのコンセプト思いついた」と言ってたので超偉大な楽曲。

パリピな楽曲なのでオリジナル版の方がしっくり来るよね(笑)各所に散りばめられてるギミックがなんかもう若い!w

 

NEW LOOK (2008・30才)

若いときの声の方が合ってるかな!笑

でも安室奈美恵さんじゅうきゅうさいがガーリーになりきって歌ってるのは激萌。

疲れてコメント適当になってきた。

 

ROCK STEADY (2008・30才)

バンジージャンプ感はオリジナル版の方があるかも。(若いので)

 

WHAT A FEEELING (2008・30才)

引き分け。

ちなみに当時周りの子の間ではニュル>ロクステ>ワラフィの順で人気だった気がする。ワラフィは今でこそいちばんクールだと思うしダンシングクイーン安室奈美恵に即してる面もめっちゃエモいけど、田舎のJKには洗練され過ぎていたかもしれない。

Finally版はハモリ方でアレ?ってなる部分がある(サビ前の「What a …」× 3あたりなど)。あとフゥ↑でちょっと笑っちゃってごめんね。

でもこの曲は少し毒気の増した40才ボイスが案外合っているような気がする。

 

Dr.  (2009・31才)

切なくメロディアスな部分、ボレロを取り入れた部分、エレクトロ的な部分とごった煮過ぎてもはや本質が分からなくなってくるけど実はめちゃくちゃライブでかっこいいドクター様。(LIVEGENIC演出は神)

Finally版はボレロ部分がより華やかになってるのと、トラックがオリジナルの魅力を損なわずに大胆に変えられてて◎。Naoさんの手が直接入ってるんだっけ?

過去を変えて、時を戻してという歌詞を引退発表後のタイミングで歌うっていうのが粋なのか皮肉なのかわからないけど、そういうメタ的な視点でも味わい深いのでFinally坂に軍配を上げたい。

 

Break It  (2010・32才)

Dr.、WILDという攻め攻めな楽曲を出した直後にしてはわりと月並みな曲だな?と思った記憶がありますすみません。でもライブでめっちゃかっこいいんですよね。

反抗期的楽曲なので若い方が合ってる気はする。んだけど、増えてるんじゃないの不満が募る頻度?となじるような歌詞は、40才の方が攻撃力高い。Dr.同様トラックはFinally版も良い感じ。

引き分け。

 

Get Myself Back  (2010・32才)

思えばブレキ/ゲマバを最後に歌番組に出なくなったね…

安室ちゃんにしてはのっぺりした曲なので歌いやすいかと思いきや、譜割りが斬新でカラオケで最初苦労した。

こちらもFinally版はブレキ以上にトラックが変わった印象。エレクトロ色が強くなったかな。もはや別の楽曲?ということで引き分け。

 

Fight Together (2011・33才)

NAKEDじゃなくてこっち?  って思っちゃってごめんね。おそらく東日本大震災を鑑みてのFT収録かな?(でもNAKED入れてほしかった)

シングル楽曲にミディアムやバラードが多くなってきて、安室奈美恵まさかの路線変更を危惧していた頃だ…(笑)

こちらも大胆アレンジされてるけど、なんとなくオリジナル版の方が好み。

 

Tempest (2011・33才)

NAKEDじゃなくてこっち?(5分ぶり2回目)

とはいえじっくり聴くと安室ちゃんのボーカルの素晴らしさを堪能できる良曲。

ファンタジー性と包容力マシマシなFinally版に1票。特に泥濘に足を取られ~~あたりが大変良い。

 

Sit!Stay!Wait!Down! (2011・34才)

歌詞の遊び心、トラック、安室奈美恵性の高さ全て完璧、ミチクラ様SSWD様。初めて聴いたときはガッツポーズをかましたものだ。

ほどよい気だるさが出ているオリジナル版の方が好みかも。ボーカルディレクションの差もあるのかな?

 

 Love Story (2011・34才)

これはオリジナル版とFinally版の差が少ない…製作陣がんばったんだね。頑張りに免じてFinally版を推す。

 

 

まとめ

後半明らかに文章が適当になった。疲れた。

 

 

こうやって聞き比べてみると、ミチクラ先生は常にその時その時の安室ちゃんの年齢に最適化した曲を作っていた気がする。「〇才前後の女性としてのかっこよさ」の表現というか。

 

一方Nao'ymt先生作品はどちらかという普遍的。女性である以前に人間・安室奈美恵のかっこよさを意識した感じ。歌い手が男性だとしても成り立つ歌詞ではあると思うんだよね。口調や一人称は置いといて。(ミチクラ・Nao'ymt両先生をセットで考える癖をそろそろ治したい)

 

例えばラブストの作詞はTIGERさん(女性)だったりするけど、作詞の男女差という側面で歴代楽曲を捉えてみると面白いのかも。

 

「理想の女性像を表現したい」と言ってきた安室奈美恵を男女のクリエイターたちがどう表現してきたのか、なかなか興味深いテーマだと思うんですけどどうですか?