わりとこうアムログ

宇多田ファンだけど結局安室ちゃんについて考えたり調べたりしたことを記録する羽目になった    「宇多田ファンによるアムログ」と同じ

180331_Finallyツアーin香港(pt.1/2)

 

英語できない、チャイ語できない、旅先でいつも何かやらかす(※ロンドンで財布をスられる、FinAir機内にスマホを忘れてくるなど)、そんな私が初めて一人で海外に行ってしまった。

というのも、一人で海外行く機会なんて引退後はおそらくないと思ったし、チケットに3万円!を出すガチ勢に囲まれてライブを観てみたかったからである。

 

ていうか香港コロシアムすごい形なんですけど…

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この張り出した斜面の部分、客席だよ?そして多分中国製だよ?不安がすごい

 

でも、会場が狭い!!近い!!!

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キャパ6100人、私スタンド4列目ドセンター。座って感動。アリーナがAブロしかない。え?3万円でいいの??

 

なお入場前には香港のファンのみなさんがこんなのを配布してくれてました。


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私が行ったのは香港公演2日目だったけど、1日目は安室ちゃんも号泣、ファンも素直に感情をぶつけまくる凄い盛り上がりだったそうで。。そうそう、そういうのを海外公演には求めてるんだよなとニヤニヤしてたら奈美恵コールが元気に!始まり、

 

<以下ネタバレ>

 

 

続きを読む

安室ライブのスタッフクレジットを眺めてみた①役職の妄想

スタッフクレジットをぼーっと読んでいたら、結局誰が何やってるのかよくわからなすぎて気になってきたので調べて想像してみた。

 

※内容は全て素人の妄想

※今回参考にするのは安室奈美恵LIVEGENIC2015-2016のブルーレイとします。


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 上から順番に見ていきます。まず

 

・TOUR PRODUCER

tour staffの冒頭に

tour producer SHIGEHIRO NISHI(ON THE LINE)

tour director MOTOYUKI ENDO (ON THE LINE)

の表記があるけど、まず私はプロデューサー・ディレクターの違いからわからない、、、

まず挙げられるのは、番組の予算管理・出演者キャスティングやギャランティの交渉、制作スタッフの割り振りなど、番組の大きな枠組みを決めるのがプロデューサーです。

一方で、プロデューサーが決定したその枠組みのなかで、ロケ・編集などを現場でおこなうのがディレクターの仕事になります。デスクワークが主な仕事内容なのがプロデューサーで、現場で演出するのがディレクターということです。

http://careergarden.jp/tv-producer/producer-director-chigai/

これもわかりやすかった↓

一般的な「ディレクター」と「プロデューサー」の違い | Coの世界

 

過去報道されてる西氏の役割から察するに、対外的な部分で仕事をし、金銭面・ビジネス面でツアーを開催可能にする役割か??チケボとかスポンサーとか。追加公演するしないとかも決めてそう。

 

・TOUR DIRECTOR

となるとディレクターは実行する人だから…各会場を選んだり交渉したりするんだろうか

 

・TOUR MANAGEMENT

 ツアーディレクターの下でもっと細かいことをやる人たち?

 

 

・STAGING

IZUMIさんがクレジットされてることからして、安室さん本人と対等レベルの決定権あり?

ただ、IZUMIさんの経歴および「ステージング」の一般的な語義も鑑みると、メイン業務は安室さん本人やダンサー陣の動き方について考えることなのかも。

 

※IZUMIさんの経歴

www.alltempo.co.jp

 

※ステージングとは

ステージ創りを側面から支援するものがステージングです。

ただしこの定義には多少の私見が含まれています。
ステージングとは、ステージ上での身体の動きをいかに美しく見せるかということだ、というご意見もありましょうし、照明や音響効果までがからんでの、総合的なステージ演出のことである、という人もいるでしょう。
ひとつのステージが、そういった様々なスタッフの叡智と努力とが複雑に連係して出来上がっていることは事実ですが、ここでは、次のようにステージングを定義します。

『ステージングとは、演奏者本人の責に帰するべき、(主として音楽的要素以外の)ステージ上での全ての行動と言動のことである』

ですから言いかえれば、それは演奏者自身の自覚如何によって矯正可能なものであり、私がこれから書こうとしている本意もそこにあります。
すなわち、ステージングというのは、PAをはじめとする周囲のせいにして安易に逃れることの出来ない、演奏者本人の問題として解決されるべきものであり、これが、ジャンルを問わず、日本のアマチュアバンドにおいて欠けている最も大きな要素であると私は思っているからです。

ライブにおけるステージング論〜はじめに

(↑人によって解釈が分かれるっぽい)

 

例えば「chase the chanceではダンサーは全員出る」「奈美恵はここから出てくる」などはSTAGINGの人が考えるけど「ここでこういう特効が欲しい」「映像をこう映したい」などは、下記STAGE DIRECTORのような役職が具体的に考えるのかな~と予想。

 

・CHOREOGRARHER / CHOREOGRARHER ASSISTANT / DANCER MANAGER

 このへんはおそらく名前のまんま。ダンス表現実行部隊って感じ?

 

 

・STAGE DIRECTOR

直訳すると「舞台監督」だがどうもこのへんの区分は曖昧なよう。

近代日本では直接的に舞台表現に関与する〈ステージ・ディレクター(演出家)stage director〉と主として実務面に関与する〈ステージ・マネージャーstage manager〉の区別があいまいで,明治末期から大正期にかけて演出家を舞台監督と称したこともあった。そして大正末期の築地小劇場以降,演出家と舞台監督との職能が明確に区別され,築地小劇場からは水品春樹(みずしなはるき)のような専門家も生まれている。

ステージ・ディレクター(すてーじでぃれくたー)とは - コトバンク

 舞台の世界だと「演出家」「舞台監督」がいて、クリエイティブ面担当が演出家、それを実現させるのが舞台監督、ということらしい。ここでいう「STAGE DIRECTOR」がどれに当たるのかは不明だが、、、メイキングなどを見ているとなんとなくこんなイメージ。

 

 ※※素人の妄想※※

担当範囲 クリエイティブ面 実務面
アーティスト本人および
ダンサーズの身体表現
STAGINGの人

STAGINGの人

およびその下のスタッフ

映像や照明、特効などの
方向性
STAGINGの人
STAGE DIRECTORの人
STAGE DIRECTORの人
 
およびその下のスタッフ

 

 その下に記載されてる 

・STAGE MANAGER

はSTAGE DIRECTOR直下の実働部隊だろうか。映像を発注したりとかそんなん?

 

 

 

ライブ全般に関わる上位スタッフはおそらくこんなもんかと思われる。

ざざっと調べて妄想してみた感じ、全体的には

 

 ※全て妄想 ツアー全体 演出(ダンス部隊)
ヒエラルキー強そう
演出(ダンス以外部隊)
偉い人 tour producer
(にしし)
staging
(IZUMIさん)
stage director
(ツキダテさん
セガワさん)
実行部隊 tour director
tour managerなど
choreographerなど stage managerなど

こんな感じだろうか。そして偉い人たちは、奈美恵さん本人とわりとこうフラットに意見出し合いながら作り上げてるんですかね?

 

ライブやコンサートはある一時期しか開催されないし、音楽業界のイメージ的にもそこまでガチガチの役割分担はないのでは?という気もする。(物品購入や雇用を伴う場合はきっちり決まっているだろうけど…)

 

そして、普通に考えたら「STAGE DIRECTOR」が上位にクレジットされそうだけど、「Staging」「Choreographer」の方が上位に位置しているというのは、ダンス・身体表現メインな安室ちゃんライブならではかもしれない。

 

 

・ちなみに以下も気になる役職なので時間あったら調べたい。

STAGE SET COODINATOR

FORMATIVE DESIGNER

MECHANIC COODINATOR

LIGHTING DESIGNER

ILLUMINATION COODINATOR

LED COODINATOR

 

 

Finally収録版・オリジナル版聴き比べ大会(Disc2)

 

ursidae.hateblo.jp

 

Finallyって素晴らしいよね、の続き。

セザワ~ラブストです。

 

なおDisc2収録曲に関しては、思い出補正によりオリジナル版がかなり有利です。

 

 

Say the word (2001・23才)

本人作詞&セルフプロデュース1作目ということで、安室さんにしては珍しくメタなストーリー性を大きく含んでいる楽曲。安室史を語る上で絶対に外せない。Disc2の頭に持ってきたのはもちろん意図的だろうね。。

オリジナル版はセルフプロデュースの始まり、Finally版は引退後の人生の始まりの曲、という位置づけになる。どちらも尊いし重い。そういった意味でFinally(曲)も尊く重いのだけど、セザワは曲調の明るさに助けられてまだ爽やかな気分で聴ける笑

個人的に、セザワを「今の安室ちゃん」の声で聴きたいという気持ちが以前からあったので、Finally版推し。

 

I WILL (2002・24才)

こちらも本人作詞で、ファンへのラブレターとも言える楽曲。言葉より行動で語る女・安室奈美恵がこんなストレートに気持ちを吐露するなんて、この時期いろいろ思うところがあったんだろうか。

オリジナル版は…なんだか縋るようなボーカルで、安室ちゃんが弱い一面をさらけ出そうとしている…?当時のファン羨ましすぎるでしょ、、、(実際はヒヤヒヤしちゃいそうだけど)

Finally版はむしろこちらが守られてる感ある。オリジナル版「言葉にできないこの~~~もいを~~」から→Finally版「この~想いを~~」(単語が区切られてる)になってるのが未だに慣れない。

オリジナル版をリアタイで聴いていたファンが正直勝ち組だと思うが、Finally版だったらラブレターの宛先に私も含まれてるんだよね?じゃあFinally版推すしかないじゃない。てかこの曲を収録してくれてほんとにありがとう。

 

SO CRAZY(2004・26才)

個人的に、ファンになったきっかけの楽曲の一つなので思い出深い。

SUITE CHICを経て国産?ブラックミュージックを完全にモノにした安室ちゃんさん。ボーカルもこなれているし、トワエモアからのラップの上達具合がすごい。これ、当時の音楽ファンはざわついたんだろうな。胸熱。

2003~2004年、安室奈美恵さんキャリアの中でそれはもうドチャクソに熱い時期だったとは思うが、私としてはFinally版ソクレのエロさから目が離せない。オリジナル版の尖ったスタイリッシュなセクシーさとはまた違う、湿度の高いエロさ・生々しさ。yabai

 

GIRL TALK(2004・27才)

日本で「ガールズトーク」という単語が普通に使われる原因となった曲だと思ってるんだけど、ファンの欲目かな? まあ、路線変更後最大級に大衆に受け入れられた楽曲ではあるよね。落ち目とか言われることもこの時期にはきっとほとんどなかったはず。

コーラスの重ね方がオリジナル版Finally版で微妙に違うよね。歌詞の世界観的にはオリジナル版の方が合ってるかな~

あ、スピスタのことも好きだからね!

 

WANT ME, WANT ME(2005・27才)

これもFinally版ソクレと同等の理由でFinally版推し推し。あのシャイな奈美恵がoh~ boy~とかどうやってこんな18禁ボイス出すの?アラフォーの奈美恵今までたくさん見てきたけどこんなにエロかったことないじゃん。何かあった??家族のドライブ中にうっかりこのヲンメがかかっちゃったらどうするの?車内静まり返る。教育に悪い。私は成人済みだからいいけど…

 

CAN'T SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK(2006・28才)

当時ソクレ、ガルト、ヲンメでじわじわ気になっていた安室ちゃん、キャンスリを聴いたときにこの人すごいぞ!って確信した。これをJ-POPの土俵でやるなんて。そしてシンプルな衣装がこんなにかっこいい。

コーラスを重ねるクラミチ楽曲全般について言えるけど、年齢によるボーカルの差がよく出てる。どちらが好きかと言われると…オリジナル版??

 

Baby Don't Cry(2007・29才)

キャリア中期の代表曲としてよく取り上げられるが、ガルトやヲンメの功績あってのベビドン大ヒットなのでちゃんとそのへん言及していただきたい。>マスコミ

励まし系ミッドなのにのっぺりした曲調にならず、このスタイリッシュさを出してるのが見事だと思う。この時期のJ-POPじゃあまりなかったんじゃなかろうか。そして安室ちゃんが歌うならストレートな言葉がいちばん響くよねっていうところをちゃんと突いてるNao'ymt先生…

Finally版を聴くと、一人になんてしないって言ったじゃん…嘘つき…というメンヘラ彼女な気持ちにさせられるので減点。

 

FUNKY TOWN (2007・29才)

このPVの安室ちゃん超好き。ドール。そして安室ちゃん本人が「この曲きっかけでPLAYのコンセプト思いついた」と言ってたので超偉大な楽曲。

パリピな楽曲なのでオリジナル版の方がしっくり来るよね(笑)各所に散りばめられてるギミックがなんかもう若い!w

 

NEW LOOK (2008・30才)

若いときの声の方が合ってるかな!笑

でも安室奈美恵さんじゅうきゅうさいがガーリーになりきって歌ってるのは激萌。

疲れてコメント適当になってきた。

 

ROCK STEADY (2008・30才)

バンジージャンプ感はオリジナル版の方があるかも。(若いので)

 

WHAT A FEEELING (2008・30才)

引き分け。

ちなみに当時周りの子の間ではニュル>ロクステ>ワラフィの順で人気だった気がする。ワラフィは今でこそいちばんクールだと思うしダンシングクイーン安室奈美恵に即してる面もめっちゃエモいけど、田舎のJKには洗練され過ぎていたかもしれない。

Finally版はハモリ方でアレ?ってなる部分がある(サビ前の「What a …」× 3あたりなど)。あとフゥ↑でちょっと笑っちゃってごめんね。

でもこの曲は少し毒気の増した40才ボイスが案外合っているような気がする。

 

Dr.  (2009・31才)

切なくメロディアスな部分、ボレロを取り入れた部分、エレクトロ的な部分とごった煮過ぎてもはや本質が分からなくなってくるけど実はめちゃくちゃライブでかっこいいドクター様。(LIVEGENIC演出は神)

Finally版はボレロ部分がより華やかになってるのと、トラックがオリジナルの魅力を損なわずに大胆に変えられてて◎。Naoさんの手が直接入ってるんだっけ?

過去を変えて、時を戻してという歌詞を引退発表後のタイミングで歌うっていうのが粋なのか皮肉なのかわからないけど、そういうメタ的な視点でも味わい深いのでFinally坂に軍配を上げたい。

 

Break It  (2010・32才)

Dr.、WILDという攻め攻めな楽曲を出した直後にしてはわりと月並みな曲だな?と思った記憶がありますすみません。でもライブでめっちゃかっこいいんですよね。

反抗期的楽曲なので若い方が合ってる気はする。んだけど、増えてるんじゃないの不満が募る頻度?となじるような歌詞は、40才の方が攻撃力高い。Dr.同様トラックはFinally版も良い感じ。

引き分け。

 

Get Myself Back  (2010・32才)

思えばブレキ/ゲマバを最後に歌番組に出なくなったね…

安室ちゃんにしてはのっぺりした曲なので歌いやすいかと思いきや、譜割りが斬新でカラオケで最初苦労した。

こちらもFinally版はブレキ以上にトラックが変わった印象。エレクトロ色が強くなったかな。もはや別の楽曲?ということで引き分け。

 

Fight Together (2011・33才)

NAKEDじゃなくてこっち?  って思っちゃってごめんね。おそらく東日本大震災を鑑みてのFT収録かな?(でもNAKED入れてほしかった)

シングル楽曲にミディアムやバラードが多くなってきて、安室奈美恵まさかの路線変更を危惧していた頃だ…(笑)

こちらも大胆アレンジされてるけど、なんとなくオリジナル版の方が好み。

 

Tempest (2011・33才)

NAKEDじゃなくてこっち?(5分ぶり2回目)

とはいえじっくり聴くと安室ちゃんのボーカルの素晴らしさを堪能できる良曲。

ファンタジー性と包容力マシマシなFinally版に1票。特に泥濘に足を取られ~~あたりが大変良い。

 

Sit!Stay!Wait!Down! (2011・34才)

歌詞の遊び心、トラック、安室奈美恵性の高さ全て完璧、ミチクラ様SSWD様。初めて聴いたときはガッツポーズをかましたものだ。

ほどよい気だるさが出ているオリジナル版の方が好みかも。ボーカルディレクションの差もあるのかな?

 

 Love Story (2011・34才)

これはオリジナル版とFinally版の差が少ない…製作陣がんばったんだね。頑張りに免じてFinally版を推す。

 

 

まとめ

後半明らかに文章が適当になった。疲れた。

 

 

こうやって聞き比べてみると、ミチクラ先生は常にその時その時の安室ちゃんの年齢に最適化した曲を作っていた気がする。「〇才前後の女性としてのかっこよさ」の表現というか。

 

一方Nao'ymt先生作品はどちらかという普遍的。女性である以前に人間・安室奈美恵のかっこよさを意識した感じ。歌い手が男性だとしても成り立つ歌詞ではあると思うんだよね。口調や一人称は置いといて。(ミチクラ・Nao'ymt両先生をセットで考える癖をそろそろ治したい)

 

例えばラブストの作詞はTIGERさん(女性)だったりするけど、作詞の男女差という側面で歴代楽曲を捉えてみると面白いのかも。

 

「理想の女性像を表現したい」と言ってきた安室奈美恵を男女のクリエイターたちがどう表現してきたのか、なかなか興味深いテーマだと思うんですけどどうですか?

 

 

fan space会員数を憶測で計算してみる

現在、安室さんファンクラブ会員って何人いるんだろう。

 

2017年末あたりで会員番号は30万弱までいっているという噂を聞いたけど、「会員番号=有効な会員の人数」とはならないはず。期限切れで更新していない、もともと空番を設定している、複数名義、等々。

 

30万番のうち実際何人?というのはライブ申し込みのたびに気になっていたんだけど、最近思い出したことがある。

 

いつぞやのLIVEGENIC名古屋公演にて、2階の1列目という良席を譲っていただいた時、私(ファンクラブ席)のすぐ後ろの席から一般枠だった。(たしかピクチャーチケットを持っていなかった気がする)

ふむ。

ということは、FC会員数を割り出せる?

 

■ファンクラブの座席数

ガイシホールの座席表、FEELツアーのものなら見つかったので参考にさせていただきます。↓

 

 (ググったらたまたまフォロワーさんのツイート見つけたのでお借りします)

 

 

まず、アリーナ席の人数を考えてみる。A~Cブロックだけ分けて考えると

A1~A7

B1~B7

C1~C7

21ブロックだが、花道で2ブロック分程度潰れるので19ブロック。

 

Dブロックがやや変則的な形をしているので考えづらいが、画像見た感じだいたい6ブロック分か?6ブロックだとすると、アリーナ席の実質的なブロック数は25。

 

そして座席表見た感じでは1ブロック15列のよう。LIVE STYLE2014のとき、ブロックの横一列が12人だった記憶があるので、

 

<1ブロックの人数>12人×15列 = 180人

 

 

1階席で合計4,500席 (180人×25ブロック)

 

そして私のいた2階1列目が全部FC席だとするなら、、、100席くらい?

 

ファンクラブ席合計:4600席

 

ガイシホールの収容人数が10000人と言われているので、

座席全体の46%がファンクラブ席

ということになる。

 

LIVEGENICツアーの総動員数が43万人なので、ツアー全体だと

43万人×46% = 19万7800席

がファンクラブ席。

 

ふむ、なんか妥当っぽい。確かに、ここまでは結構確実そうな数字を使ってるので大きく間違ってはいないと思われる。

問題はここから!

 

実際の会員数

ファンクラブ席全体は19万7800席だが、

・大半のFC会員が複数人で来ていて、

・複数回参戦している

となると「実際の会員の人数」を計算するのはほぼ不可能に…

 

 

しゃーないので

①FC会員1人につき、非会員0~1人(平均0.5人)が同伴

②会場にいるFC会員は、平均2回参戦している

と仮定(妄想)する。

 

①より、FC会員本人は19万7800席のうち3分の2

13万1900席

 

②より、LIVEGENICツアーに参加したFC会員の人数は

13万1900席÷2 = 66000人…?

 

2015年当時、会員番号は15万~20万弱だったような気がするけど、それに比べると意外と少ない。

 

ただ、この66000人、座席数から割り出してるので、

・複数名義持ってる人も1人としてカウントされている

・名義はあるけど2015年たまたま参戦しなかった人は考慮に入ってない

から、生きてる名義の数としてはもう少し増えて、70000名義以上あるのかも。

 

 

そしたら、当時のマックス会員番号が18万番だったとして、そのうち11万番号が空番or期限切れということ?か?

5万も10万も期限切れになるのかな。

空番けっこう多いんじゃないかな…という感想。

 

2018年はもっとわからない

引退発表以降めちゃくちゃFC会員数が伸びたらしいけど、会員番号20万ちょい→29万くらいに増えたんだっけ?

会員番号が7万程度増えたのであれば、7万のうち

・空番

・複数名義の人

・完全新規の人

があるわけだけど…

 

ま、しらんけどだいたい10万名義くらいはfan spaceに籍あるんじゃないですかね?(笑)

 

 

Finally収録版・オリジナル版聴き比べ大会(Disc1)

Finallyって素晴らしくないですか。

過去の音源は使えないのに、プロが耳コピまでしてわざわざ録り直してくれた楽曲。全身全霊でありがたく拝聴しなければバチが当たる。

 

ということでオリジナル/Finally版聴き比べプレイリストを作ったので感想を述べてみる。

 

どちらが良いとか悪いとかもちろんないのだけど、比較してみるためにあえてどちらが好みか、無理やり判定してみた。

 

 

1.ミスターU.S.A. / SUPER MONKEY'S

歌詞、よくフェンスという言葉が出てくるけど、これを沖縄の少女(14)に歌わせてるの踏まえるとこれアメリカ軍基地?の少年×その外の少女の話?

オリジナル版、ややもすると少年にも聞こえる歌声愛おしいかよ。ノリにノッてる16ビートがハツラツさを出しててめっちゃかわいい。
でも40歳の熟女声、14歳の直後に聴くとももはやえっち。だってこれ息子さんよりも幼いときの曲歌ってるんでしょ。どんな気持ちで歌ってるの…///
Finallyもオリジナルも良い。引き分け。


そしてアンナ先生のツイート笑った。

 

まじかあ…

 

2.愛してマスカット / SUPER MONKEY'S 4 

残酷な天使のテーゼで有名な及川眠子氏作品。初めて聴いたときのえ??何言ってるの??度はドロンパ!と並ぶけどこれはCM曲だったんだもんね。仕方ないね。

 とか言ってたら40歳のマスカットより40歳のドロンパ聴きたくなってきちゃったな…

 

 

3.PARADISE TRAIN / 安室奈美恵with SUPER MONKEY'S

USAといいマスカットといいさっきからTUBEばりに南国感出してくるよね。やっぱり沖縄出身っていうのがセールスポイントだったのかな
「君だけの言葉さ」「~のさ」という中性的な語尾が今となってはたまらなくよいですね。最近、女性アーティストのショタみに萌えるっていう新たな性癖を獲得しているのですごく良い///
オリジナル版もいいんだけど、昔を懐かしんでいるノスタルジックさ切なさが素晴らしく表現されてるFinally版を推したい。パラトレって切なかったのかという新たな発見。40歳ボーカルはこういう曲でこそ輝くのかもしれない。もうあの夏は来ない という歌詞も深く突き刺さる

 

4.TRY ME / 安室奈美恵with SUPER MONKEY'S

パラトレまでは「40歳が14歳の曲歌ってる」というギャップがすごかったけど、ユーロビートだとそこまででもないかも。オリジナル版でもけっこう大人びたボーカルだからか。

あなたを見てる私を信じて~がFinally版だと包容力すごい。親。恋をしてる若い男女を見守ってる第三者感ある。

うーーんオリジナル版かなあ

 

5.太陽のシーズン /安室奈美恵名義 1995年

 

若いときの方が危なっかしい感じが出てるかな。オリジナル版で。

 

6.Body Feels Exit /1995年

Finally版だと少し編曲が違うように聴こえるところがある??

ここまでどんな道を歩いて…を40歳の奈美恵さんがいうとすごく重みがあるね。

Finally版で。

 

 7.Chace the Chance  /1995年

チェイスのウキウキなイントロがとても好き。TK楽曲はぶっちゃけそこまで好みではないんだけど、この曲は初めて聴いたときから好き!!っ思った個人的に稀な楽曲。

オラオラ感はやっぱりオリジナル版かなあ。ライブでやってくれたら何歳の奈美恵さんでもぶち上がるけど。

 

8.Don't wanna cry /1996年

この曲の何が好きって、「行動」の大切さを説いてるところ。内側に秘めた想いはあるものの、それを外に出していくことを躊躇っている人たち。その背中を押してくれる名曲だと思う。私自身、脳内で考えてることに対してアウトプットが足りないタイプの人間なのですごく胸に響く

あと、黒人コーラス隊を率いても違和感のない奈美恵さんのリズム感も好き。

これ沖縄で聴いたときえらい感動したんだよな。Finally版。

 

9.You're my sunshine /1996年

控えめな思春期と引き換えに夏をあげたい。名フレーズ過ぎる。

TK曲はやはり「若さ」を強調されてるし、40歳が歌うとあ、40歳だね~^^って感じるものが多い。だけどユアマイに関してはFinally版が多幸感があって好きですかね。

 

10.SWEET 19 BLUES /1996年

こうやってきくと、オリジナル版S19Bはハイティーンの心細さを素晴らしく表現しているなと思う。楽曲そのものもボーカルも。Finally版は語り部目線になるよね。

 

 11. a walk in the park     /1996年

この曲しれっとヒットしてるけど、なかなかチャレンジングな構成の楽曲じゃない?!改めてTKや安室さんの影響力の大きさを思い知る。

うーん引き分け

 

12. CAN YOU CELEBRATE?  /1997年

この曲は音楽的にそこまで好みではないんだけど(笑)、当時の彼女自身の状況を思うとものすごく意義深い楽曲だなあと思います。という意味でオリジナル版が軍配なんだけど、もし自分の結婚式で流すならFinally版。

 

13.how to be a girl    /1997年

この曲も相当攻めてるよね?これも当時J-POP市場ではキャッチーな楽曲だと認識されていたのか?すげーな

Finally版の方が音に乗りこなしている気がするんだけど、大人の階段昇りたい肉食系な奈美恵ちゃんということでやっぱ若い方がしっくりくるかな。オリジナル版。

 

14.I HAVE NEVER SEEN  /1998年

あ~~好き。この曲の素晴らしさに最近気づいた。中学英語の例文みたいなタイトルだなって思ってて本当にすみませんでした。

これはもう問答無用でFinally版です。この声の深みよ。最高。

 

15.RESPECT the POWER OF LOVE    /2000年

当時のことを思うと平常心で聴いていられない…

わからないけど、今の奈美恵さんの方が歌詞に気持ちが乗りそうということでFinally版かな。

 

16.NEVER END  /2000年

沖縄以来、ネバエン聴くと涙腺に刺激が走る病にかかっている

宇多田・浜崎全盛期の中、ある意味日本を背負い、お子さんを背負い、お母様のこともあり、どんな未来を想像しながらこれを歌っていたんだろう。生きてかなきゃいけない涙の日でも… 小室さん残酷とすら思ってしまう。

華やかに25周年を迎えて、日本中に惜しまれながら勇退する40歳の自分の姿なんてイメージしてたんだろうか。2000年からは想像できなかった、「遠い未来」にたどり着いたFinally版、あまりにも尊すぎる。

この曲でDisc1が終わるってのは絶対狙ってるよね。

 

なお、「あなたとはずっと前からきっと 巡り会うために 愛を誓った」が輪廻転生っぽくて大変好き。

 

 

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25年間、歌手として女性として人間として変化してきた安室奈美恵を感じられて素晴らしすぎる。

 Disc2も後日やりたい。

2005年前後の安室奈美恵とQueen of HipPopを褒めちぎる会

 

 

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 Queen of Hip-Popがめちゃくちゃ好きです。

単純に好みというか、洋楽的要素とJ-POP要素、また英語と日本語、それらの混ざり具合がかっこいい。と少なくとも中学生の私は感じたし、今でもそう思う。

 

 

 

よく考えてみるとSUITE CHIC以上にターニングポイント的作品(安室奈美恵にとってもJ-POPにとっても)?と思って、当時のJ-POP、前作STYLEとの違いを考えてみた。

 

 

■当時のJ-POP振り返り

本当にこのアルバムは一般的に見て先進的だったのか?当時のJ-POP市場を思い出してみる。

 

2004年シングル売り上げランキング

順位 曲名 歌手名 売上枚数
1位 瞳をとじて 平井堅 83.4万
2位 Sign Mr.Children 74.9万
3位 Jupiter 平原綾香 67.5万
4位 ORANGE RANGE 66.1万
5位 掌/くるみ Mr.Children 65.1万
6位 かたちあるもの 柴咲コウ 59.1万
7位 ロコローション ORANGE RANGE 48.7万
8位 君こそスターだ/夢に消えたジュリア サザンオールスターズ 45.2万
9位 河口恭吾 43.0万
10位 Mickey Gorie with Jasmine&Joann 42.8万
11位 世界に一つだけの花 SMAP 40.6万
12位 さくらんぼ 大塚愛 40.5万
13位 希望~Yell~ NEWS 39.5万
14位 誰かの願いが叶うころ 宇多田ヒカル 36.5万
15位 君にBUMP ケツメイシ 33.0万
16位 INSPIRE 浜崎あゆみ 32.9万
17位 ね、がんばるよ。 KinKi Kids 32.6万
18位 READY STEADY GO L'Arc~en~Ciel 31.0万
19位 Moments 浜崎あゆみ 30.1万
20位 CAROLS 浜崎あゆみ 30.1万
21位 やさしいキスをして DREAMS COME TRUE 29.8万
22位 BANZAI B'z 28.1万
23位 彩~Aja~ サザンオールスターズ 27.9万
24位 ミチシルベ~a road home~ ORANGE RANGE 27.8万
25位 ケツメイシ 27.1万
26位 栄光の架橋 ゆず 26.2万
27位 ARIGATO B'z 25.9万
28位 思いがかさなるその前に… 平井堅 25.6万
29位 瞳の中のGalaxy/Hero 25.6万
30位 ハナミズキ 一青窈 25.3万
31位 紅く燃ゆる太陽 NEWS 24.9万
32位 さくら(独唱) 森山直太朗 24.1万
33位 スターゲイザー スピッツ 24.0万
34位 シスター ポルノグラフィティ 23.5万
35位 Carry On/運命のヒト EXILE 23.3万
36位 Wonderland 稲葉浩志 22.5万
37位 ココロオドル nobodyknows+ 22.1万
38位 自由への招待 L'Arc~en~Ciel 21.5万
39位 『WAVER』 ORIGINAL COLOR/恋のカマイタチ/… 堂本剛 21.3万
40位 ヨロコビノウタ モンゴル800 20.9万
41位 全てが僕の力になる! くず 20.5万
42位 群青日和 東京事変 20.1万
43位 Wonderful Life &G 19.4万
44位 番場の忠太郎 氷川きよし 19.0万
45位 YOUR NAME NEVER GONE
/Now or Never/You Got Me
CHEMISTRY 19.0万
46位 時の雫 GLAY 18.6万
47位 愛が呼ぶほうへ ポルノグラフィティ 18.2万
48位 アルエ BUMP OF CHICKEN 17.7万
49位 浪花いろは節 関ジャニ∞ 17.5万
50位 オンリー ロンリー グローリー BUMP OF CHICKEN 17.4万

 

 2005年シングル売り上げランキング

順位 曲名 歌手名 売上枚数
1位 青春アミーゴ 修二と彰 94.5万
2位 さくら ケツメイシ 94.2万
3位 四次元 Four Dimensions Mr.Children 92.4万
4位 * ~アスタリスク~ ORANGE RANGE 62.8万
5位 SCREAM GLAY×EXILE 53.8万
6位 Anniversary KinKi Kids 52.5万
7位 OCEAN B'z 50.5万
8位 ラヴ・パレード ORANGE RANGE 44.7万
9位 ファンタスティポ トラジ・ハイジ 42.7万
10位 GLAMOROUS SKY NANA starring MIKA NAKASHIMA 42.3万
11位 お願い!セニョリータ ORANGE RANGE 41.7万
12位 キズナ ORANGE RANGE 41.0万
13位 NO MORE CRY D-51 40.1万
14位 BANG!BANG!バカンス SMAP 39.6万
15位 ここにしか咲かない花 コブクロ 37.6万
16位 愛と欲望の日々/LONELY WOMAN サザンオールスターズ 37.1万
17位 友だちへ~Say What You Will~ SMAP 36.5万
18位 Dreamland BENNIE K 34.8万
19位 STEP you/is this LOVE? 浜崎あゆみ 34.5万
20位 ENDLESS STORY REIRA starring YUNA ITO 34.5万
21位 ORANGE RANGE 33.8万
22位 月光花 Janne Da Arc 32.1万
23位 HEAVEN 浜崎あゆみ 32.0万
24位 ビロードの闇 KinKi Kids 31.9万
25位 fairyland/altarna 浜崎あゆみ 31.6万
26位 SMILY/ビー玉 大塚愛 30.8万
27位 愛のバクダン B'z 29.3万
28位 ツバサ アンダーグラフ 29.0万
29位 『トンガリキッズ I 』 B-DASH(Ver.HANAGOE)
/MEGANE(Ver.HANAGOE)
トンガリキッズ 29.0万
30位 恋におちたら Crystal Kay 28.8万
31位 マツケンサンバ II 松平健 27.8万
32位 チェリッシュ NEWS 26.1万
33位 BOHBO No.5/神の島遙か国 サザンオールスターズ 25.9万
34位 TEPPEN NEWS 24.2万
35位 プラネタリウム BUMP OF CHICKEN 24.1万
36位 好きやねん、大阪。/桜援歌(Oh!ENKA)/無限大 関ジャニ∞ 23.6万
37位 Link L'Arc~en~Ciel 23.5万
38位 ネオメロドラマティック/ROLL ポルノグラフィティ 22.7万
39位 初恋列車 氷川きよし 22.4万
40位 PRIDE HIGH and MIGHTY COLOR 22.3万
41位 プラネタリウム 大塚愛 21.5万
42位 Jupiter 平原綾香 21.4万
43位 Story AI 21.1万
44位 キラキラ aiko 20.6万
45位 POP STAR 平井堅 19.8万
46位 泣いたりしないで/RED×BLUE 福山雅治 19.6万
47位 EXIT EXILE 19.5万
48位 Pecori Night Gorie with Jasmine&Joann 19.4万
49位 Killing Me L'Arc~en~Ciel 19.3万
50位 何度でも DREAMS COME TRUE 19.1万

 

 

ぱっとみブラックミュージック、ダンスミュージックが垣間見えるのはケツメイシBennie K、クリケイ、AI、浜崎さん、EXILEくらいか?

とはいえWANT MEやGIRL TALKほど先進的なサウンドを持つ楽曲は見当たらない(※アムオタ目線での乱暴なまとめ)

 

そういえば……当時2ちゃんねる、ありとあらゆるアーティストのアンチが湧いていたけど、あそこでの安室ディスといえば「洋楽のパクリ」「猿」が定番じゃなかっただろうか。やはり他の歌手よりも(?)明らかに洋楽っぽい、というのが一般的な認識ってことで間違いなさそう。

皮肉にも安室サウンドの先進性を言い当ててしまっていたアンチのみなさん乙でござるwww 

 

 

 

ついでにK-POPではこのときどのような曲が流行っていたのか。調べてみた。

 

matome.naver.jp

 

情報源が適当なのでアレですが、冬ソナのイメージにわりと近い。

 グローバル基準なダンスミュージックを取り入れることではJ-POPの一歩先を行くK-POP界  というイメージだが、当時はそこまでバキバキダンスミュージックばかりでもなかったよう?

観測範囲がめちゃ狭いですが、とりあえずそういう結論にしておきます。 (詳しい方教えてください)

 

 

 

ちなみに…韓国と安室ちゃんといえば以下のツイートが興味深かったので貼らせていただきます。(勝手にすみません)

 

 

そしてこれも初めて知りました。↓

 

 

というのを踏まえてちょっと思ったこと↓

 

 

 

■前作「STYLE」との違い

STYLEでも先進的な音楽をしようということが試みられていたけど、Queen of HipPopが完成形とするならばSTYLEはあくまで過渡期だと思っている。

 

STYLEの特徴としては、 

・Namie's StyleやIndy Ladyがゴリゴリ

・SO CRAZY、Indy Lady、Fish、(他人の)ラップを含む作品が多い(QoHPにはなし)

・かと思えばWishing on the same starのようなベタなバラードも入っている(ビジネス的事情だろうが…)

・As Good Asのようなロックナンバーも入ってる

ヒップホップに振り切ってる印象が強いが、案外いろんなジャンルが収録されていて、振り幅の大きいアルバムだ。

 

そしてSTYLEには近年の安室ちゃんがよく言っているあの概念がない。

「楽曲制作(アルバム制作)をするときは、ライブでパフォーマンスしたいかを基準に選んでいる」

というアレ。

 

Namie’s Style、  Indy LadyAs good asLOVEBITE、少なくとも映像化されているツアーではやったことがないはず。Namie's Style なんて明らかにSTYLEの中心楽曲なのにも関わらずだ。

上記で「STYLEは他人のラップパートが多い」というのを挙げたが、それもライブパフォーマンスを具体的イメージが薄いままアルバム制作をしていたからでは?(邪推かも)

 

さらにSTYLEを引っ提げたツアーを行っていない点も、ライブ第一主義がまだ固まっていなかった表れかも。(※LIVE STYLE 2006は「STYLE」のツアーではないという認識です)QoHPの収録曲は、Free以外全てSpace of HipPopツアーで披露している。それ以降何度も繰り返しパフォーマンスしてる楽曲も多い。

QoHP以降もPLAYツアーやBEST FICTIONツアーが世界観を大事にし、「アルバムとツアーは二つで一つ」という感覚を強めていったことを思うと、STYLEとQoHP以降の差はよりはっきりしてくる。

 

 

 

 SUITE CHICがターニングポイントだったのは大大大前提として、QoHPというアルバム、遡ればGIRL TALKやWANT ME、Put'em upでのmichico氏との出会いが安室さんの歴史においてとても大きいものだったのではないか。ひょっとしたらNaoさん以上に。

 

 

f:id:ricky_au:20170929221224j:plain

  理想の女性を表現…

「 女性としてのかっこよさを追求」っていうのも20thインタビューで言っていたし、女性作家のパートナーを得たってのが大きなポイントなのかもしれないなあと個人的に思いました。

 

 

2017年9月20日から今日までのメンヘラ遍歴

2017年9月20日の発表を聞いてから、ずっと引っかかっていたことがある。

安室ちゃんにとって音楽活動は楽しいものじゃなかったのかな ということだ。

 

引退理由として推測されるのは、

 

美しく歌って踊れるうちに終わりたい、

25周年、40歳のキリがよいタイミングで、

息子さんの成人のタイミングで、、、、

あたりだと思う。

全部理解できる。私たちの目には触れない他の理由(怪我とか病気とか)も可能性あるんだろうが、ある程度は真実だと思う。

 

25年間も続けてくれて、こんなに美しく気高いまま日本中に惜しまれながら引退していく、そんな推しは誇らしい。実際、あの時の報道ラッシュで少し優越感みたいなものも感じていた自分がいる(もちろん辛かったけど)。

 

でも、今挙げたことって「もし辞めるとしたらこのタイミングがきれいだよね」というレベルであって、必ずしも今辞めなきゃいけないって話じゃないじゃん。

「でも、ライブが楽しいからまだ続けたい」という一言で覆ってもいいわけじゃん。

 

安室ちゃん自身がライブ楽しんでいるから、安室ちゃん自身が自分のために25年間続けてくれているのだと思っていた。ライブでのあの笑顔を見ていて、私たちも安室ちゃんに勇気や愛を与えてあげられているのかなって、少し思ってしまっていた。

 

でも勘違いだったのか。私たちファンに求められてるから、私たちのために、優しさだけでやっててくれたのか、ファンは重荷になっていたのか、、、

 

そんなことを突きつけられた気がして、それがいちばんしんどかった。安室ちゃん意外と残酷だな…とかメンヘラ彼女みたいなことを思ってしまう自分もなんて浅ましいんだろうと。(さらに言うとラストシングルがJust you and I なことに気づいた時もしんどさを感じてしまった)

 

9~10月はそんな感じでモヤモヤしていたけど、11月23日、メンヘラ彼女はNHK「告白」インタビューにだいぶ救われた。

 

そもそも5年間お礼参りをしてくれていたというのも凄まじい。100公演ツアーなんてやらず、そこそこの公演でやり過ごすことだってできただろうに。安室ちゃん残酷だとか言ってる場合じゃない、、、 

 

何より救われたのは

『私たちはここで見てるから、あんたはあんたのライブを楽しみなさい』って言われている気がした

というあのくだり。愛と勇気は届いていたのか!

安室ちゃんとファンの間で、双方向で気持ちが通じていたことに心底ほっとした。

 

もちろん「安室奈美恵」という看板を重く感じる気持ちはあるのだろうけど、その一瞬は確かに存在した。それを知れただけで、モヤモヤが薄くなった気がする。

 

 

あと数時間で紅白が始まりラストイヤー2018年が始まってしまうけど、メンヘラ彼女ヅラをなるべくせず、歌とダンスを純粋に楽しもうというのが新年の目標です。

…無理っぽいけど(笑)

まあできるだけ!

 

 

ちなみに

 

前にライブ公演数について調べたことがあるんですが↓ 

 

ursidae.hateblo.jp

 

安室ちゃんのお礼参り(FEELツアー~LS1617)の公演数を数えてみると

 

FEEL 2013 44公演 / 24万人

Live Style 2014 37公演 / 31万人

LIVEGENIC 2015 44公演 / 43万人

Live Style 2016-17  100公演 / 26万人

25th 沖縄  2公演 / 5.2万人

 

→ 227公演、129万人

 

ということです。愛がでかい